「書評」とは誰かの読書を追体験する快楽 『本と体』(高山なおみ)
どうも、tamaminaoです。 昔から書評を読むのが大好きです。 同様に、書評ってとても不思議なジャンルだと思うのです。 読書は、本と自分だけの時間に埋没する、とても個人的な体験。 ページをめくるとき、心の中には喜びや怒りや悲しみやさまざまな感情が湧き上がりますが、その感情は、読んでいる本人だけのもの。切り開いて見せることはできません。 でも、だからこそ、強烈な感動や違和感や言い難い感情があふれだしたとき、この読書体験を誰かに伝えたい・共有したい、そう思ってしまいます。 本を読んだことのある人なら、誰しも覚えがある感情ではないでしょうか。 ここに「書評」というジャンルが登場してくるわけです。…
2022/05/21 21:24