水使いの森/庵野ゆき

水使いの森/庵野ゆき

<あらすじ> 砂漠を治めるイシヌ王家に生まれた双子の姉妹。双子は国を亡ぼすといわれ、本来であれば姉のミイアの命はなかったはずだが、女王はミイアを殺すことはできなかった。双子が国を亡ぼすなど…と思っていた女王だが、姉のミイアが水の力を示したことで事態は変わっていく。 そんな状況を見たミイアは、幼いながらに母・妹・国のことを考え城をその小さな体ひとつで城を抜け出し、その先で水蜘蛛族のタータと出会う―――。