2400年のアメリカに日本人登場。E.R.バロウズ『The Red Hawk』の感想&解説
こんにちは。 夏川夕です。 <月シリーズ>最終巻、『The Red Hawk』を読み終えました。1巻がバロウズパターンの裏返しの物語、2巻はバロウズの思想の物語としたら、3巻はバロウズの趣味全開の物語と言えます。バロウズの書く主人公は、火星や地底世界やジャングルなど、数々の世界で王者になってきましたが、<月シリーズ>では、とうとうアメリカ大陸の王者が誕生します。 今回も、どんどんネタバレしていくので、未読の方はご注意ください。 <月シリーズ>第3巻の物語 バロウズがサーガに与えた結論 バロウズの描く日本人 ひょっとしたら:あまりネームバリューがない理由 第1巻・2巻の感想&解説はこちらです。↓…
2021/06/29 17:25