恥ずかしくなんかないよ
「大丈夫?怪我してない?」コンクリートの上で蹲る(うずくまる)僕に、少年は心配そうな表情を浮かべながら声を掛けてきた。僕は片膝を付いて起き上がりながら、その問い掛けに対して「落ち込んでる」と答えた。「そのスケボー乗ってみたい!」キラキラとした眩しい瞳を向けてきたのは初めて見る少年だった。年のころは10歳くらいだろうか。彼はBMXと呼ばれる競技用自転車に跨っていた。スケートボードパークで時々スケボー以外の...
2020/11/30 17:31
2020年11月 (1件〜100件)
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