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鹿子木結㐬さんのプロフィール

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エルの窓から
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ことばの数だけこころがあり、 ことばの数だけ人生がある。 ここからも、そこからも、ことばの窓から世界が観える。                  ― エルの窓から…
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12回 / 30日(平均2.8回/週)

ブログ村参加:2020/08/22

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鹿子木結㐬さんの新着記事

1件〜30件

  • 碧玉の青い空 二部 五、クリムゾンスター

     白く美しい子ウサギが野原をかけていました。ぴょんぴょんぴょん。と。母ウサギに追いつこうと懸命にかけていたのです。すると先を行く母ウサギがとつぜん立ち止まりま…

  • 碧玉の青い空 二部 四、太鼓の拍子と笛の音と

     「公彦のやつどうしちまったんだ。今日顔出したかと思うと部活をやめるっていってたぞ」バスケ部の成沢亮太と楠木大志が友里絵の前に来てそう詰め寄った。まさに寝耳に…

  • 碧玉の青い空 二部 三、『ル・グラン・モーヌ』

    『かれが、ぼくたちの所へ来たのは、一八九・年のある日曜日だった。…』一行目を読み始めただけなのに公彦の胸はドキドキと高鳴った。それは心の奥深くから来る音信のよ…

  • 碧玉の青い空 二部 二、海が見える図書館

     自分の部屋に入った時不思議な感じがあった。記憶の痕跡を追いながら部屋を見回した。机も、机の上の小物も、壁のバスケット選手のポスター、誰だろう?、にも目を止め…

  • 碧玉の青い空 第二部 一、雲が生まれるばしょ

     ぼくの中には雲の赤ちゃんがいる。こう書くと不思議といい得ている気持ちになる。雲にこれといった形もないし、その成長と消滅の早さには理由を問う暇すら与えない。だ…

  • 碧玉の青い空   八、神無月 第一部の終わり

     季節の空が変わろうとしていた。青い切れ端を残して雲に覆われる日が多くなる。同時にルシアンは滅入る日々に心を悩ませていた。ビザの期限が切れているのである。一度…

  • 碧玉の青い空   七、満月・フルムーン

       コクリコの咲く道を ぼくは歩いた   コクリコの咲く道で きみと出会った   ああ、町には腰を下ろす家もなく   渡り鳥のように季節に渡る    コクリ…

  • 碧玉の青い空   六、下弦の月・ハーフムーン

     高校二年の初夏、藤井百合は母を事故で亡くした。かろうじて父は命を取り留めたが、半年もしないその年の十一月に母の後を追うようにして逝った。百合は母方の祖父母の…

  • 碧玉の青い空   五、弓張り月

     鉛色の空と、沈んだコバルト色の海を雪交じりの風が走り、馬蹄状に湾曲した港町は灰色に閉ざされ人の姿はほとんどなかった。ある日のこと。一面の雲の下、時刻を告げる…

  • 碧玉の青い空   四、新月

     新年の眼下に開けた街明かりを決して忘れないだろう。道々に灯る明かりがちょうど舟の輪郭をなぞっていて今にも暗い海へと漕ぎ出すように見える。優しい明かりだ。逃げ…

  • 碧玉の青い空 三、曇天の底(2)

     その日一人の女が運河に浮かんだ。鼻骨を折られ、目を潰されるほど殴られ、身体には多くの痣と内出血、運河の水に洗われた剥き出しの裂傷に指の骨折。最初は名もわから…

  • 碧玉の青い空   二、曇天の底(1)

     町は表の顔と裏の顔を持っている。ここ花の都巴里にも表と裏の顔がある。東から差し込む太陽が照らす表の顔と、夕暮れの伸びた影が夜を招く裏の顔の二つ。夕暮れの影は…

  • 碧玉の青い空   一、すじ雲(2)

     焚火を囲んだ野宿の生活は、そこはかとない悲しみを湛えていたが、それがまた幸せな時間でもあった。この時間を僕は失いたくなかった。母に「今は幸せ」と聞くと「もち…

  • 碧玉の青い空   一、すじ雲(1)

    花の都に通じる道は揺れる小麦の穂の中をモクセイ香る橋のもと口を開けた此岸と彼岸に泥深い道が待っていた    さよなら 小さな赤い靴   黒く汚れた赤い靴   …

  • ご報告…久々の

    ご無沙汰しております。わたくしごとですが、ここ数カ月の間に、イロイロなことが自分の身体におきました。副作用も相まって長いこと時間がかかってしまいました。国際的…

  • 常世海月  五、狩りと仮

     そのとき。年配の男性が境内から出ていくのと交互して二人の男女が入って来るのがわかった。その姿を見もした。プネーが取り憑いた男子大学生と女性である。女性の歳の…

  • 常世海月―四、狩りの設計

     ニニギの金色の眼で見つめられると身がすくむ。ましてこれまで体験したことのないことを要求されている。現実を疑うゆとりもない。ニニギが私に要求しているものは、私…

  • 常世海月―三、狩りの準備

    「ヤツを良く見ていろ!」火の男の近くにも常世海月が近づいている。男はぶるっと肩を震わしたように見えた。黒い靄、あれは…何?背中から手が出てきた。手はするすると…

  • 常世海月  二、叉鬼の眼

     まるで雪…海中のプランクトンのようだわ。眼鏡をかけ直した奈都季が美しい幻想に浸っていると、どこからか声がした。「血を浴びたな」確かにそう聞こえた。奈都季はき…

  • 常世海月 一、ユフの舞

    ああ、本当に、彼のようだわ。久良舞奈都季が空を見上げてため息をついたのは、まだ早春も若い頃で、空が南北に分かれた日のことだった。冬の太陽「論考」もいよいよ遠ざ…

  • クラッシエンド・フォーメイ Ⅴ

     地球を取り巻く重々しいノイズの雲に、放射された太陽光が雲を突き抜けいよいよ地上に降り立ち、その光の数分が地上の私と立っていた。まるで幽鬼のごとく。光の柱のご…

  • クラッシエンド・フォーメイ Ⅳ

     モスクとシナゴーグの境界線に私は立っていた。そこは戦いの始まりといわれた広場で、嘲笑と差別、侮蔑と憎しみ、蔑みと優越の飛礫が飛び交っていた。飛礫の飛来を浴び…

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