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移行先はこちら↓みやぎな毎日(みやぎ) - カクヨム夜逃げシングルマザーの平凡な毎日kakuyomu.jp
こちら↓山田さんちと鍔田さんちのまみむめブラザーズ(みやぎ) - カクヨム本命高校入試前日。彼女は言った。『できちゃった』と。超虚弱体質、心も虚弱な主人公•山…
移行先はこちら↓Sakura(みやぎ) - カクヨム1本だけ満開のさくら。それが何度目かの始まりだった。kakuyomu.jp
移行先はこちら↓六の花(みやぎ) - カクヨム今シーズン最後のスキー。ツレとの集合時間ギリギリにリフトに乗ったら、まさかの吹雪。まさかの滑落。まさかのホワイト…
移行先はこちらです✨夢焔〜血桜奇譚〜(みやぎ) - カクヨム時は昔。 血色の万年桜が咲く泉のほとりにある村で、僕はいつ訪れるかも知れぬ命の終わりだけを見つめる…
こちら↓ゲリラな恋人(みやぎ) - カクヨム全寮制の男子校。 2年の部屋替えで同室になったのは、鬱陶しいぐらいの長い前髪、黒縁メガネの一見オタク風な編入生。 …
移行先はこちら↓天に還るとき(みやぎ) - カクヨム天野 翼…父親の海外赴任から5年ぶりに帰国。英語ペラペラ。小さくて何をやるにも時間がかかる史季の面倒を何か…
こちら↓に移行しました。BORDER(みやぎ) - カクヨム汝、問え。己は陰か。己は陽かkakuyomu.jp『全話』読めます✨
こちら↓キミガスキ(みやぎ) - カクヨム恋のライバルは保育園児の弟⁉︎kakuyomu.jp
こちら↓許恋〜許されない恋/許される恋〜(みやぎ) - カクヨム好きだよ。でも俺とお前は許されない。何年経っても、どんなに好きでも。kakuyomu.jp
僕はなかなか、この年にしたらなかなかな人生を送ってると思う。悪い意味で。悪い方で。まだね、実はうなされることがある。『アノトキ』の夢を見て。まだね、学校の男子…
ほんの少し前のこと。って言っても、そのほんの少しってオレにとっての、もののけにとってのほんの少しだから、人間からしたら結構前かも。ん〜25年、26年?それぐら…
「ねぇねぇねぇっ、そのカラスって鴉山くんのペットなの?」「へ⁉︎」春。僕は新しい高校にもう一度入り直して、もう一度1年生を始めた。前の高校に通ったのはほんの2…
光の父親は、その後見つかることはなかった。生きてると思うよって、天狗は言った。生きてはいるよって。どこで、どんな風に。それは、聞かなかった。俺が聞いたところで…
その後何回も天ちゃんは呼ばれた。何十分って戻って来ないときもあった。戻って来るたびに天ちゃんは、病院の売店でなのか、買って来たものを、食べ物や飲み物を、はいお…
「天狗」ラインの、光の父親と連絡がつかない、からの続きのメッセージを読んで、天狗を呼んだ。すぐ呼んだ。呼んでた。気づいたら。思わず口をついて出てた。天狗って。…
天ちゃんが、誰かに呼ばれて病室を出て行った。看護師さんなのか、おまわりさんなのか。ノックされて天ちゃんがはあいって返事をしたら、ドアが開いて鴉山さんって。女の…
コーヒーをいれてサンドイッチを食べた。食べながら思った。光は何か食べたのか。食べる時間はあったのか。食べる気にはなれたのか。天狗が一緒だから、そこまで心配する…
「そういえば天ちゃん、今日はいつもつけてるネックレスとかがないね」「ええ⁉︎今⁉︎それ今気づいたの⁉︎」「え?あ、うん。今気づいた」「もしかして誰も何も言わな…
光は今どうしてるんだろうか。居間のソファーに座って、俺はバカみたいにぼけっと鳴らないスマホを見てた。きっとバタバタでしばらく連絡できないと思うって、天狗が言っ…
ひゅうって天ちゃんの風に目を閉じて、次に開けたらそこは。山の入り口付近、だった。どきんって、なった。見えた、アスファルトの道路に。思わず、隣に立つ天ちゃんの腕…
光が居ない。天狗の風がやむまで外に居た。俺と、肩にカラス。足元のひとつ目と気狐っていうい、いつもの光スタイルで。天狗の風がやんでも外に居た。しばらく動くことが…
鴉が僕を呼ぶたび思い出す。僕はひかり。『あの』ひかり。鴉の存在が僕に言う。僕が一番。恥ずかしいよ。思ってて、考えてて恥ずかしい。それに、心のどこかでまだ思うん…
「じゃあ、行ってきます」「………」光の部屋。キレイに片付いて、そこに光が居たって形跡がなくなった部屋で、光は言った。俺に。天狗は用意できたら言ってね〜って自分…
ご飯の後。気合いを入れた僕はせっせと山をおりる、帰る準備を始めた。そんな僕に、鴉はずっとくっついてる。服をつかめるときは服をつかんでて、無理なときはすぐ横か後…
光一って名前。光に一で光一って名前を聞いて、ああ、光が一番だって、ものすごい普通にそう思った。だから言った。そしたら光が僕が1番はやめてって。「え?何で?超い…
ほとんど眠れないまま、外が明るくなっていくのを感じてた。秋の虫が大合唱だなとか、鳥の鳴き声がし始めたとか。目を閉じてたらもしかしたら寝れるかもしれないって期待…
「ふたりして眠そうだねぇ」おはようの後の、天狗の第一声がそれだった。いつもは光より先に起きて、天狗の朝ご飯準備を手伝ってる。でも今日は、光と一緒に台所に。天狗…
退屈なときとか、イヤなときって、すっごい時間の流れが遅く感じるのに、楽しいときとか、もっとこのままで居たいってときは、めちゃくちゃ早いよね。ここに来てすぐの頃…
それから家に入って天狗の弁当作りを手伝った。その弁当を持って神社と棘岩に行った。棘岩の脇で弁当を食べた。いつも通り。いつもと同じ。でも明日は多分、そのいつも通…
鴉が僕の頭の上でじっとしてる。じーっと。天ちゃんが居るからちょっと恥ずかしい。それでも僕も黙ってじっとしてるのは。「疲れた?」まだ2回目だから。2回目だよ?山…
「疲れた?」「………いや。くさかった」光の頭に鼻を埋めてにおいを嗅いでたのに、光は怒ることなくじっとしてた。正直ありがたかった。『杏奈さん』や『杏奈さん』の店…
「鴉〜、ちょっとやめてあげたら?」僕の斜め前の席で肘をついて、天ちゃんが珍しく鴉に呆れ声。それは何でかって。何でかって‼︎スマホにカメラがあっていつでも撮れて…
毎日を無駄にしてきたつもりはない。惰性で過ごしてきたつもりもない。でも。毎日が、時間が、こんなにも惜しいと思ったことは、こんな気持ちは、初めて味わう気持ちだっ…
電話のかけ方やラインのやり方を鴉に教えてた。って言っても、鴉はタブレットができるから、教えるってほどでもなくて、ここをこうだよ〜とか、その程度。向かい側から時…
「今日明日明後日は天ちゃんがふたりの好きなものいっぱい作ってあげるから、ご飯のことは気にしないでふたりとものんびりしな〜」光とありがたくスマホを受け取って、光…
いつも通りにしようって思ってるのに、帰る日がいざ決まっちゃったらそのいつも通りが難しい。一生のお別れじゃない。ほんの少しのお別れ、な、だけ。なのにいつも通りに…
光が山をおりるからと言って、終わりではない。どれだけ離れてても、光が呼べば天狗が秒で行ける。光の場所さえ分かっていれば、呼ばれなくても天狗と行ける。秒で行ける…
「で、だね」テーブルにおでこをくっつけて冷やしてた耳に届いた天ちゃんの声は。「鴉。明後日杏奈さんのところに行くよ」「………えっ⁉︎」僕にもう逃げられない現実を…
「ぴかるん?」泣きそうな顔で天狗を見て、涙を堪えるように、それとももっと別の何かか。光が唇を噛んだのが、横から見えた。そして俯いた。明後日って、言って。テーブ…
やっぱり鴉ってタラシだよねって、鴉を前にして言ったら、鴉は不思議そうに首を傾げた。天然ってすごい。そして。裏表なく本心なとこがすごい。………だから鴉のことを信…
「ぴかるん」「………はい」光を呼ぶ天狗の声は、まだ『天狗』の声で、光は少し緊張した感じで返事をした。しかも、ちょっとちゃんと天ちゃんの方見て。なんて、結構な真…
違う。鴉はそんな人じゃない。山をおりました。色んな人と出会いました。だから他の人、色んな人と付き合います。なんて、鴉はしない。って、思ってる。山をおりただけで…
大きな声で言った後、光はまた俯いた。そして今度は小さく、消えそうな声で言った。違うよって。「………でも色んな人が居るじゃん。こんな僕なんかよりいい人が、それこ…
たまたまじゃん。その思いはどうしてもあって、消しても消しても消えなくて、やっぱりぽこって出てきてどうしようってなる。鴉や天ちゃんが色々考えて、してくれようとし…
「どったのふたり?ケンカでもした?」神社に行って、棘岩に行って、弁当を食べて帰って来ての、天狗の第一声がそれだった。「………いや」「してないよ?」台所。天狗は…
少しの間フリーズしてた鴉が再起動していつも通りの鴉になって、僕はミサンガがはまる方の手を引かれて外に連れて行かれた。大きな木の、葉っぱと葉っぱの間からちょうど…
建物の中だと日陰で少し寒い。光が風邪をひいたら困るって、本殿の外で話した。全部天狗がしてくれたことで、全部天狗がアドバイスくれたことだ、とも。俺ひとりじゃ考え…
いただきますってさ、秒で終わってたんだよ。手を合わせて言ってって、秒でしょ?で、すぐ食べる、だった。でも、ここに、天狗山に来て鴉に拾われて、天ちゃんと鴉と暮ら…
目を閉じてしばらく手を合わせてて、目を開けて一礼した。そこで気づく。隣からの視線に。光がじっと、俺を見てた。何で見てるのか。いつから見てたのか。「………?」「…
鴉と台所に戻ったら、天ちゃんがコンロのとこでこっちを見てぐふふって笑った。お願い。その顔やめてって言ったら負けのような気がする。………言ってて意味分かんないけ…
朝ご飯の後、天狗はいつものように部屋に行き、俺と光が、他小さいのと3人で残された。「光。今日はどうするんだ?」「あ、僕神社行きたい。その後棘岩行きたい」俺に答…
刺さってない自分に、刺さってないって思って。それから。刺さってない⁉︎刺さってない‼︎刺さってないよ⁉︎って。「いっちゃん‼︎かーくん‼︎きーちゃん‼︎」まだ…
「抜けたあああああっ‼︎抜けたよ‼︎もう刺さってないよおおおおおっ‼︎」ずどどどどどってすごい勢いの足音と、光の大きい声。ちょうど光の話をしてたからっていうの…
いつもだけどね。鴉と居て、黙った時間がずっと続くのは。多いよ。よくある。あるある。普通。でもこれは、この沈黙はいつもと違う沈黙。痛い沈黙。僕が言った言葉に、黙…
「………まあそうだよね。うん。ぴかるん言ってたしね」そう言いながら天狗は起き上がって、今度はコーヒーを飲んだ。自分を落ち着かせるために。の、ように見えた。それ…
僕がお疲れさまって言ったら、鴉はうんって言ってからふうって息を吐いた。そして、僕が乗ってる身体から力が抜けた。そうか、僕が乗ってるから力が入ってたんじゃなくて…
光は知らない。本当はもう矢は抜けてるってこと。俺は知ってる。本当はもう矢は抜けてるってこと。そう。もう矢は抜けてる。ってことは。次、来週。俺が『杏奈さん』の店…
手洗いして戻ったら、天ちゃんは着替えるために部屋に戻って行ってた。僕は鴉に味噌汁作るから切ってくれって、大根を渡された。うんって僕は、まだちょっとぎこちなく大…
とりあえず光と一緒に味噌汁だけ先に作って、着替えて仕事に行く天狗を俺と光と小さいの3人で玄関まで見送った。行って来ま〜すって天狗が手を振って外。出たとこで、消…
向こう行くぞって鴉に言われたけど、僕はごねてて、やだよー恥ずかしいよーって畳の上で丸くなってた。だって、どんな顔してけばいいの?最終的にもうすぐ天狗が仕事に行…
「あれ?天ちゃん、何か目赤くない?」「え⁉︎うっそ、そんな分かる⁉︎」恥ずかしいって突っ伏してた光を何とか部屋から連れ出して台所に戻ったところで、仕事に行くた…
落ち着いたのはいっちゃんの癒しのおかげもあるのかな。な、押し入れの中。逃げて来たのはいいけど、どうやって戻ろう。天ちゃんが多分もうちょっとしたら仕事に行くから…
天狗山のお話を書き始めてあと10日で1年(笑)まだ終わらないなぁ。遅々としていてごめんなさい💧鴉と光の順番で書いちゃったりしたもんだから💧💧3月には終わ…
じゃあ仕事行く準備するね〜って、3回派手にティッシュで鼻水を拭いてから天狗はいつものように支度を始めた。洗面所から、目やばっ‼︎って聞こえてくる。まさか天狗が…
ありがとうって優しい声に鴉を見たら、僕が見てきたここ何ヶ月かの鴉の中で1番、いっちばん優しい顔の鴉がそこに居た。で、僕をじっと見てて、ね。わわってなった。慌て…
「ぱんぱかぱーん‼︎鴉‼︎ぴかるん‼︎おめでとう‼︎これでますます両思い‼︎いえ〜い‼︎」夕飯何にするかって話しながら台所に入ったらそれだった。天狗の。入り口…
全っ然ね、僕は寝る気なんてなかったんだよ。これっぽっちも寝るつもりかなかった。でも布団に転がっててさ、鴉がお腹らへんに顔埋めてるから動けなくてさ、鴉のすーすー…
べしっっていう頭への衝撃で目が覚めた。一瞬の空白。頭の上が重い。そして暑い。………何だっけ。寝起きであんまりはっきりしない頭。何だっけ。ぼーっとしてたら、俺が…
寝る部屋までダッシュで逃げて、大したダッシュでもないのに、僕はぜーぜーはーはーしてた。心臓ばっくんばっくん、顔や身体が熱くて汗もじわり。で、この状態で今から僕…
光はすぐ敷布団を抱えて戻ってきた。そしてソファー前のローテーブルを退かして敷いてくれた。先に持って来てた掛け布団を半分に畳んで敷布団の上に置いて、いいよって。…
僕リクエストのラーメンは、久しぶりのラーメンで普通に美味しかったけど、今日ふたりが行ったっていうお弁当屋さんのおかずが美味しくて、僕はひとつ食べるたびに美味し…
「後片付けは僕がやるっ‼︎」光がそう言って、だから手伝おうと思ったのに、鴉も天ちゃんもあっち行ってて‼︎って台所を追い出された。「じゃあオレ部屋行って寝る〜。…
本日大晦日。今年も1年、のんびり1日1話のお話ブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。ほぼ天狗山だけの1年で実に申し訳ない(笑)そして、まだしばらく続…
手首についてるミサンガを触りながら、鴉の後ろからうちに入った。廊下のところで天ちゃんがにやにやしてこっちを見てて、僕は慌ててミサンガから手を離した。「着替えて…
いつもならアップしてる時間だけど、イマイチ書けなくてまだ白紙です💧今日のどこかでアップします。もしかしたら別のお話かも??分かんないけど、必ず何か1話はアッ…
にやにやぐふぐふ気持ち悪く笑う天狗に出迎えられて家に入って、俺はすぐ着替えた。服がくさい気がして。においが染みついてる気がして。着替えて手洗いうがいをして台所…
少しの間、じっとしてた。こんなとこ、天ちゃんに見られたら………って考えるとこわいけどさ、だってさ。これ、ブレスレット。鴉がつけてくれたやつ。天ちゃんもおそろい…
「ありがとうは僕だよ」今度はじたばた暴れず、おとなしく俺に抱き締められてる光が、俺の肩辺りに顔を埋めたまま言った。やっぱり光のにおいは、いい。これは単なる好み…
ぽんって、いつもみたいに鴉のデカい手が僕の頭に乗った。僕は頭を撫でられるほど小さくないよ‼︎とは、もう思わないからそれがちょっと恥ずかしいよね。何で思わなくな…
「光」まだ外。家の前。なのに光。鴉って俺を呼んで、こっちに来る。その顔が嬉しそうに見えるのは気のせいか。光の後ろには気狐。随分タイミングよく光が外に居たな。天…
やめよ‼︎こういうの。ひとりで勝手にぐじぐじするの‼︎って、僕は顔を上げた。もう何回もやってる。そして何回も言ってる。思ってる、分かってる。勝手なんだよ。勝手…
「だからぴかるんへのプレゼントは天ちゃんと別のにしなきゃダメだっつてんだろ⁉︎」「そうだよ、鴉〜。その通りだよ〜?」「………」俺が選んだものにダメ出し。しかも…
ごめんね、ぴかるん。あと1時間ぐらいかかる鴉のピースにどきどきしてたら、その次に来たのがそれだった。「え」あと、1時間ぐらい。外だから。2枚目の写真が。外だっ…
「え?オレとぴかるんに?」「………そう。天狗と光に」「うっっっっっそーーーーーん、すんごい嬉しいんだけどーーーーーっ」「………」まったねー‼︎絶対来てよ‼︎絶…
鴉が仕事してる。鴉が今、お弁当屋さんで仕事してる。僕はすごくどきどきして、次の写真を待った。待ってる僕が分かってるのか、最初写真は15分置きぐらいに来てた。全…
『ひなくん』は、不思議な感じの人だった。気づいたら居た。俺が初めての『仕事』に必死だったせいもあるのかもしれないけど、いつから居たのか分からないぐらい静かに調…
「ごめんね、いっちゃん。今日は家に居てもいい?」鴉が天ちゃんに連れられて行っちゃって少しして、いっちゃんとまーちゃんが来た。今日は棘岩だろうなって思ってて、行…
それからの2時間はあっという間だった。特に最後の15分ぐらいは目がまわりそうだった。『お疲れさま‼︎ありがとうっ‼︎すんっっごい助かった‼︎』って言われて、俺…
天ちゃんが作ってくれたパウンドケーキは美味しかった。………って言いたいけど、ごめんね、天ちゃん。僕には味がほとんど分かんなかった。僕のラーメン発言が、鴉の最初…
「へい、らっしゃーい‼︎」天狗について行ったら、ものすごい勢いで言われて正直ビビった。うおってなってびくってなった。何だ、今の。何て言った?どういう意味だ?俺…
鴉を連れて行きたいところがある。そろそろ鴉には愛の鞭が必要。だからって。だからって‼︎「え、きょ、今日行くの?鴉が?山の下に?街に?」「うん。今日行くといい気…
「え、きょ、今日行くの?鴉が?山の下に?街に?」「うん。今日行くといい気がするから今日行く〜」急すぎる展開についていけない俺のかわりに、光が天狗に聞いた。今日…
昨日、何を思って色々。天ちゃんに聞かれて思い出してた。昨日僕が思ったこと、思って言ったこと。母さんはもう居ない。母さんは死んじゃった。だから、昨日のアレが本当…
天狗が作ってたのは、パウンドケーキだった。すぐできちゃうから〜ってオーブンに入れて、焼きあがるまでお待ち下さいって後片付けを始めた。ついでに全部洗っちゃうね〜…
台所に入る前に、天ちゃんに見られる前にって、いいにおいがしてきてる台所の入り口のとこで、僕は手をもぞもぞ動かして鴉の手とのコイビト繋ぎを離してもらった。立ち止…
今日は和食メニューだった。ご飯、味噌汁、焼き鮭、たまご焼き、ほうれん草のおひたし。光を連れて台所に戻ったら、天狗がもうテーブルに皿を並べて準備をしててくれた。…
「えええええ⁉︎何でえええええ⁉︎何で抜けてないのおおおおお⁉︎」毎朝恒例になった鏡チェック。今朝は何が何でもしたかった鏡チェック。僕は昨日夢のような、でも天…
「えええええ⁉︎何でえええええ⁉︎何で抜けてないのおおおおお⁉︎」色々あった昨日で今日。朝。今日も俺が拾った小さいのは騒がしい。いつも通り天狗が朝ご飯を作って…
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