Franz Lachner : String Quartet No.1 in b-minor, Op.75 誰しも自分の存在が抹消されることを極端に恐れ…
室内楽の歴史の中で忘れられた曲、埋もれた曲を見つけるのが趣味で、聴いて、楽譜を探して、できれば奏く機会を持ちたいと思いつつメモしています。
【ラハナー兄弟1】フランツ・ラハナー:弦楽四重奏曲 第1番 ロ短調 作品75
Franz Lachner : String Quartet No.1 in b-minor, Op.75 誰しも自分の存在が抹消されることを極端に恐れ…
【ロマン派の叢林】ベルンハルト・モーリク:弦楽四重奏曲 第7番 変ロ長調 作品42
Bernhard Molique : String Quartet No.7 in B♭major, Op.42 自分がダルマさんになったような日常…。連日の…
Lalo : Piano Trio No.1 in c minor, Op.7 老人の隠棲という状態。大病や大手術の後はなおさら、周囲との関係を極力絶って、シ…
【孤高のヴィオラ】クラウス:弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品1の2
J. M. Kraus : String Quartet in B♭- major, Op.1 No.2 VB181 人は日々新鮮な刺激に直面するとその印象…
Hoffmeister : Flute Quartet in c-minor, Op.16 No.2 日々の散歩コースの一つに緑道を抜けてコミュニティ・セン…
【若年の佳作】ヤーダスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ヘ長調 作品16
Salomon Jadassohn : Piano Trio No.1 in F-major, Op.16 今まで無料でクラウド・ストレージを利用してい…
Borodin : String Quartet No.2 in D-major 今となっては、楽器を抱えて合奏の場にノコノコ出かけて行ける体力は喪失している…
【運命の胎動】プレイエル:フルート四重奏曲 ヘ長調 作品41-2 Ben.388
Ignaz Pleyel : Flute Quartet in F-major, Op.41 No.2, Ben.388 最近のことだが、昭和期の時代小説を読…
Berwald : String Quartet No.2 in a-minor 高齢者にとって医師から告げられる余命宣告ほど脅威となるものはない。すべての人…
【類似性の魅力】アロイス・フェルスター:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品21の2
Emanuel Aloys Förster : String Quartet in d-minor, Op.21 No.2 「春眠暁を覚えず」を実感する時節だ…
アントン・ルビンシテイン:弦楽四重奏曲 第2番 ハ短調 作品17の2
Anton Rubinstein : String Quartet No.2 in c-minor, op.17 no.2 いよいよ断捨離する物が少なくなって…
Glinka : Gran Sestetto in E♭major 室内楽の会に精力的に参加していた頃を思い出すと、場合によっては一発勝負のような鮮烈な演奏を…
Puccini : String Quartet in D-major and “Crisantemi” 人は自らの愚行を思い出しては悔やむということを…
Kuhlau : Piano Quartet No.1 in c-minor, Op.32 机の一番下の引き出しの奥に、十数年も前の生活記録ファイルが何冊も押…
【老境の簡潔】レントゲン:ピアノ五重奏曲 イ短調 作品100
Julius Röntgen : Piano Quintet No.2 in a-minor, Op.100 新年であろうとなかろうと、新しい一日は限られた人…
【畏敬と法悦】ラインベルガー:オルガンとヴァイオリン、チェロのための組曲 ハ短調 作品149
Rheinberger : Suite for Organ, Violin and Violoncello in c-minor, Op.149 人はな…
Antonio Rosetti : String Quartet in c-minor, Op.6 No.4 この頃はA4紙を使うことがだいぶ減った。年賀状も…
【ハイドンの威名=セレナード】ホフシュテッター:弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品3の5
Hoffstetter : String Quartet in F-major, Op.3 No.5 "Serenade" ネーム・バリューという単語は和…
【多様性の愉楽】ラインベルガー:九重奏曲 変ホ長調 作品139
Rheinberger : Nonet in E-flat major, Op.139 ゴミ屋敷というほどまでではなかったが、田舎の両親が残した家にはガラクタ…
Koželuch:String Quartet in F major, Op.33 No.3, P.VIII:6 人は人生の中でなぜ買い集めることを欲す…
【弟子の相似性】F. リース:クラリネット三重奏曲 変ロ長調 作品28
Ferdinand Ries : Clarinet Trio in B flat major, Op.28「死は眠ることに他ならぬ」とはハムレットの名セリフの…
Arriaga : String Quartet No.1 in d-minor以前作った俳句のような句を思い出した。靴先にひるみし蟻の身を思ひ文字通り、蟻の…
【人生の結論とは】スメタナ:弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」
Smetana : String Quartet No.1 in e-minor "Aus Meinem Leben" 人生の大部分の長きにわたって親交が続…
【チェロの先生】ドッツァウアー:弦楽五重奏曲 ニ短調 作品134
Dotzauer : String Quintet in d-minor, Op.134 恩師という存在にはいくら歳を重ねても、ないがしろにできない敬意…
【弦四版または 声+弦四伴奏版】シューベルト:冬の旅 作品89、D.911
Shchubert : Winterreise Op.89, D.911 最晩年のシューベルト(Franz Schubert, 1797-1828)には、と言…
Dvorak : Piano Quintet No.2 in A-major Op.81 B.155 常用していたパソコンが急に使えなくなった。息子が見に来…
Weber : Clarinet Quintet in B-flat major, Op.34 人は一生のうちにどれだけの人と出会い、話をするのだろうか? 退…
【内心の発露】メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品13
Mendelssohn : String Quartet No.2 in a-minor, Op.13 あの大変だった心臓手術&入院生活からようやく一年になる…
Smetana : Piano Trio in g-minor, Op.15 時々雑用で訪れる八王子駅南口に、かつて「八王子ロマン地下」という戦後の昭和レトロ…
Glinka : Trio Pathétique en ré mineur pour clarinette, basson et piano 今のロシア国民は…
【街の歌】ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 作品11
Beethoven: Piano Trio No.4 in B-Flat Major, Op.11 "Gassenhauer" 自分があと10年、20年…
【キュフナー編曲弦四版】モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ K.527
Mozart: Don Giovanni, K.527 Arr. for String Quartet by Joseph Küffner 今となっては古書…
ライヒャ(レイハ):フルート四重奏曲 ホ短調 作品98の4(または1)
Anton Reicha : Flute Quartet in e-minor, Op.98 No.4 (or No1) 過去の堆積物というものは、まるで永久…
【最後の仇花】プレイエル:弦楽四重奏曲 ハ長調 Ben.365(パリ・セット第1番)
Ignaz Pleyel : String Quartet in C-major, Pariser #1, Ben.365 数年前のことだったが、年賀状…
Emilie Mayer : String Quartet in G Minor, Op.14 女性のほうが男性よりも頭脳明晰なのかもしれない。ある大学入試で…
Friedrich Witt : Septet in F major 自分が貧乏生活を送っていることを公言しない人は多い。私は気にせずにそれを言いたいのだが、…
【平常の祈願】ジェレンスキ:弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品28
Władysław Żeleński : String Quartet No.1 in F-major, Op.28「無病息災」、「家内安全」、「健康長寿」・…
【不愛想の魅力】モーツァルト:弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428
Mozart : String Quartet No.16 in E flat-major, K.428 若くして世を去った人に対しては何年経っても追悼を惜し…
【明日があるさ】ディッタースドルフ:弦楽四重奏曲 第4番 ハ長調
Dittersdorf : String Quartet No.4 in C-major この曲を室内楽の会に持ち出して合奏してもらえたのはちょうど10年前…
【均衡破り】ドブジンスキー:弦楽五重奏曲 第2番 イ短調 作品40
Dobrzynski : String Quintet No.2 in a-minor, Op.40 日記にしろブログ記事にしろ、胸につかえていたものを吐露す…
戦後と言われた昭和中後期(S20年~60年)はLPレコードの全盛期だった。大作曲家たちの生涯を知り、楽曲に親しみ、演奏家の表現の違いを聞き分けることからレコ…
Cimarosa - Flute Quartet No.6 in A minor 今朝見ていた夢も非常に鮮明で、変な夢だった。一緒に昼食に行こうと待ち合わせた…
ビゼー:室内楽風小品「アダージェット」と「小さな旦那様、小さな奥様」
Bizet : Adagiette from “L’Arlésienne” Suite No.1 Bizet : Petit mari, petite fem…
【まっすぐな音】ヴァンハル:オーボエ四重奏曲 ハ長調 作品7の6
Vanhal : Oboe Quartet in C Major, Op.7, No.6 まだ室内楽の会には復帰できないでいる。全体的に体調がまだしっくりと…
【あの雲が過ぎ行くまで】ハイドン:弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品77の2
Haydn : String Quartet in F-major, Op.77 No.2 Hob.III: 82 身辺を断捨離する習慣が定着してきたように…
ルイーズ・ファランク:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 作品44
Louise Farrenc : Clarinet Trio in E-flat Major, Op. 44 人生における頂点の瞬間というものは、ほんとうに瞬…
Saverio Mercadante: Flute Quartet in e-minor リハビリの区切りとして手術後3カ月目で体力負荷試験を受けた。自転車…
【同時代の風】ペーター・ヘンゼル:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.20-3 (1808)
Peter Hänsel : String Quartet in C-major, Op.20 No.3 珍しく室内楽の合宿の夢を見た。まだ30代の頃には弦楽…
【王者の風格】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品59の3「ラズモフスキー第3番」
Beethoven: String Quartet No.9 in C-major, Op.59 No.3 'Razumovsky' 日々の療養生活にはイベン…
Paul Wranitzky (Vranicky) : Sextet No.6 for Flute, Oboe, Violin, Two Violas and…
【北欧のハイドン風佳品】ウィクマンソン:弦楽四重奏曲 第1番 二短調
Johan Wikmanson :String Quartet in d minor, Op.1 No.1 私事ながら、おそらく前世において短命に終った口惜…
【老年の情熱】バッジーニ:弦楽四重奏曲 第2番 二短調 作品75
Antonio Bazzini : String Quartet No.2 in d-minor, Op.75 今回の病気・入院によって日常の毎日というものが…
【英国歌付き】A.ロンベルク:フルート五重奏曲 ホ短調 作品41の1
Andreas Romberg : Flute Quintet in e-minor, Op.41 No.1 型にはまらない珍しい編成ゆえに割を食って見過さ…
Bruckner : String Quintet in F major, WAB112 退院後やっと一カ月経った。思えば家の中での普段着はパジャマのま…
【コンバス入り】アドルフ・ブラン:弦楽五重奏曲 第4番 変ホ長調 作品22
Adolphe Blanc : String Quintet No.4 in E♭major, Op.22 ベッドに横たわったまま、呼吸が苦しい中で何もできな…
【DNAの類似性】ミヒャエル・ハイドン:弦楽五重奏曲 ハ長調 MH187, P.108
Michael Haydn : String Quintet in C-major, MH187, P.108 入院と手術を期に、人生の黄昏を身をもって感じる…
【リヒテンタール弦四編曲版】モーツァルト:レクィエム K.626
(皆様、生死の境から何とか帰ってきました。受けたのは心臓バイパス手術です。まだ本調子まではほど遠いのですが、療養中音楽は救いであり慰めであったことなどを書き留…
【見落とされた人】アスプルマイヤー:弦楽四重奏曲 ニ長調 作品2の2
Franz Asplmayr : String Quartet in D Major, Op.2 No.2 死にそこなった大病の後、20年間は健康に気をつけ、…
Schumann : String Quartet No.1 in a-minor, Op.41 No.1 人間にとって時間の感じ方には特別なものがある。例え…
【オマージュの名品】ジャダン:弦楽四重奏曲(第4番)変ホ長調 作品2の1
Hyacinthe Jadin : String Quartet (No.4) in E♭major, Op.2 No.1 一番大事なのは今現在の過ごし方であ…
【スラヴの風】ドヴォルザーク : 弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 作品51
Dvorak : String Quartet No.10 in E♭-major, Op.51 自分のことながら1カ月先に延びた手術の結果次第ではこの世を去…
【消え去る老士】プレイエル:弦楽四重奏曲 ト短調 B.370(パリ・セット第6番)
Ignaz Pleyel : String Quartet in g minor, Ben.370 (Pariser Quartet No.6) ふと昔知った…
【ハイドンの僚友】トマジーニ:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品8の2
Luigi Tomasini : String Quartet in d-minor, Op.8 No.2 よく「全曲制覇」とか「全巻読破」という言葉を聞いた…
【弦四ドッペルの思い出】J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 二短調 BWV1043
J.S.Bach : Concerto for 2 violins in d-minor, BWV.1043 (Doppel Konzert) よく還暦などを…
【ウェルテル】ブラームス:ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 作品60
人には「脳内プレーヤー」というような再生装置がある。生身の人間が音楽を再生する機械になれるはずはないのだが、気に入った音楽が自分の頭の中だけで聞こえるという…
【旧作の新譜】ホフマイスター:フルート四重奏曲 イ短調 作品18の3
Hoffmeister : Flute Quartet in a minor, Op.18 No.3 耳は2つあるが、人間は一度に1曲しか聴くことができない。…
若い頃には地方都市への転勤もあったのだが、大抵はその土地にアマチュア・オーケストラがあった。メンバーの中には音大卒の方もいてかなりレベルが高いオケもあった。…
【キエフ出身】グリエール:弦楽六重奏曲 第3番 ハ長調 作品11
Reinhold Glière : String Sextet No.3 in C major, Op.11 私たちの存在はほとんどすべて過去から成り立って…
【グラン・クインテット】ボッテジーニ:弦楽五重奏曲 第1番 ハ短調 作品99
「医は仁術」とよく言われるが、医者から言われるとなぜがホッと安心して帰ってくる、と前にも書いた。医者の書いた新書版などの言葉もごく平易で、当たり前のことなの…
Beethoven : String Quartet No.5 in A major, Op.18 No.5 人は新しい毎日を迎えるために過去の自分を抹殺し続…
Hummel : String Quartet in C major, Op.30 No.1 ふとそのCDに手をのばすこと、あるいはふとその音楽ファイルをクリ…
【軽快なアレグロ】ナルディーニ: 弦楽四重奏曲 第6番 変ホ長調
Nardini : String Quartet No.6 in E♭major 何かを書きとめたいとか、書き残そうという気持は、ちょうど新しく積もった雪の上…
【驚異の習作】サン=サーンス:ピアノ四重奏曲 ホ長調(1853)
Saint-Saëns : Piano Quartet in E major (1853) 人間の食べる欲望を満たすための最も醜悪な、と言わずとも最も節操のな…
【生涯の曲】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132
Beethoven : String Quartet No.15 in a minor, Op.132 月末に何年ぶりかでこの曲を奏く機会が来たと思っていたら…
チャイコフスキー: 弦楽六重奏曲 ニ短調 作品70「フィレンツェの思い出」
Tchaikovsky : String Sextet in d-minor, Op.70 “Souvenir de Florence” 自分が最期を迎える…
Haydn : String Quartet in G-major, Op.77 No.1 Hob.III:81 年初の室内楽の会で久しぶりに私のチェロの昔…
【ヘ短調の嘆き】プレイエル:弦楽五重奏曲 ヘ短調 B.277
Pleyel : String Quintet in f-minor, Ben.277 ふと大昔にカノ女に振られたことを思い出した。小顔でリスのような鼻で澄ん…
【追想の・・】ノヴァコフスキ:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品17
Nowakowski : Piano Quintet in E♭major, Op.17 人の生死とは「はかない」ものだというか「あっけない」というか。一見毎…
Vanhal : Flute Quartet in B♭major, Op.7 No.2 前にも書いたことがあるが、ある時「どうしてこの曲を今聞きたいと思った…
【驚異の若書き】ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調 (1880)
Debussy : Piano Trio in G-major (1880) 師走に入って、年一回の楽しみの「モンドール」(Mont d’Or=金山)のチーズ…
Clara Schumann : Piano Trio in g-minor, Op.17 ある想念というものは不思議なもので、ふとそれを思いつく時は人によっ…
【名曲の威光】メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 二短調 作品49
Mendelssohn : Piano Trio No.1 in D Minor, Op. 49 基本的に人間は欲張りにできている。何かをしたい欲求があるから…
【類型的名曲】 エルスネル:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品15
Józef Elsner : Piano Quartet in E-flat major, Op.15 断捨離というものは、結構大変な力仕事であると痛感してい…
Dvorak : String Quartet in F-major, Op.96 “America” 時々、過去の経験を夢で見ることがある。今朝、目覚め直前…
【弦三重奏の至宝】モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
Mozart : Divertimento in E-flat major, K.563 少し前から「明治書庫」に入り浸ることが頭の半分以上を占めるようになっ…
Kozeluch : String Quartet in A-major, Op.33 No.2 先日、久々に生の合奏をする機会があった。一年二カ月ぶりだった…
【亜流の妙】ダンツィ:フルート四重奏曲 二短調 作品56の2
Danzi : Flute Quartet in d minor, Op.56 No.2 最近、夢のことばかりしか話題が出ないのは「日常生活の貧困」といっても…
【既聴感】パイジェッロ:フルート四重奏曲 第3&5番 ト長調
Paisiello : Flute Quartet (Divertimento) No.3 & 5 in G-major 8月末に予定していた合奏会は中止にな…
Sterkel : Quartet in F-major, for Piano, Flute, Violin and Violoncello arranged…
【チェロの足取り】モーツァルト:弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464
Mozart : String Quartet No.18 in A major, K.464 「鼓笛隊」という呼称は現在では古臭くなった。今は一般的に「マー…
Caspar Kummer : Quintet in C-major, Op.75 メールやSNSが全盛の世の中で、昨日珍しくも暑中見舞のハガキが届いた。室内…
【俳句のリズム】ハイドン:弦楽四重奏曲「ひばり」ニ長調 作品64の5
Haydn : String Quartet in D major, Op.64 No.5 "Lark" 前回書いたクレメンティの「まねっこ」でその対象とされ…
Clementi : Musical characteristics, Op.19 今となってはだいぶ昔になるけれども、モーツァルトを暗殺したという噂が立て…
【対決の逸話】クレメンティ:ピアノ三重奏曲 ヘ長調 作品32の1
Clementi : Piano Trio in F Major, Op.32, No.1 コロナ禍で室内楽の会のメンバーと顔を合わせない月日がとうとう1年以…
【絶対名曲】シューベルト:弦楽四重奏曲 イ短調「ロザムンデ」D.804
Schubert : String Quartet in A minor, D.804 “Rosamunde”「文句なしに」という言い方があるが、世の中にはそ…
【プロシア王セット第9番】プレイエル:弦楽四重奏曲ト短調 B.339
Pleyel : String Quartet in g-minor, Ben.339 室内楽に関して「プロシア王」と言えば、モーツァルトの最後の弦四「プロシ…
Mendelssohn : String Quintet No.2 in B-flat major, Op.87 ワクチンの接種が急速に若い年代にも広がってき…
František Adam Míča : String Quartet No.2 in C Major 室内楽好きの素人奏者たちに聖典とされている本がある。…
Matthias Georg Monn : Sonata a 4 in g-minor 自分でチェロ協奏曲を奏けるようになりたいと思いながらも、それほど真面目…
【弦四のはしり】カルッピ:四声のコンチェルト 第1番 ト短調
Baldassare Galuppi : Concerto a quattro No.1 in g-minor ガルッピの名前をどうしても思い出せない時があっ…
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Franz Lachner : String Quartet No.1 in b-minor, Op.75 誰しも自分の存在が抹消されることを極端に恐れ…
Bernhard Molique : String Quartet No.7 in B♭major, Op.42 自分がダルマさんになったような日常…。連日の…
Lalo : Piano Trio No.1 in c minor, Op.7 老人の隠棲という状態。大病や大手術の後はなおさら、周囲との関係を極力絶って、シ…
J. M. Kraus : String Quartet in B♭- major, Op.1 No.2 VB181 人は日々新鮮な刺激に直面するとその印象…
Hoffmeister : Flute Quartet in c-minor, Op.16 No.2 日々の散歩コースの一つに緑道を抜けてコミュニティ・セン…
Salomon Jadassohn : Piano Trio No.1 in F-major, Op.16 今まで無料でクラウド・ストレージを利用してい…
Borodin : String Quartet No.2 in D-major 今となっては、楽器を抱えて合奏の場にノコノコ出かけて行ける体力は喪失している…
Ignaz Pleyel : Flute Quartet in F-major, Op.41 No.2, Ben.388 最近のことだが、昭和期の時代小説を読…
Berwald : String Quartet No.2 in a-minor 高齢者にとって医師から告げられる余命宣告ほど脅威となるものはない。すべての人…
Emanuel Aloys Förster : String Quartet in d-minor, Op.21 No.2 「春眠暁を覚えず」を実感する時節だ…
Anton Rubinstein : String Quartet No.2 in c-minor, op.17 no.2 いよいよ断捨離する物が少なくなって…
Glinka : Gran Sestetto in E♭major 室内楽の会に精力的に参加していた頃を思い出すと、場合によっては一発勝負のような鮮烈な演奏を…
Puccini : String Quartet in D-major and “Crisantemi” 人は自らの愚行を思い出しては悔やむということを…
Kuhlau : Piano Quartet No.1 in c-minor, Op.32 机の一番下の引き出しの奥に、十数年も前の生活記録ファイルが何冊も押…
Julius Röntgen : Piano Quintet No.2 in a-minor, Op.100 新年であろうとなかろうと、新しい一日は限られた人…
Rheinberger : Suite for Organ, Violin and Violoncello in c-minor, Op.149 人はな…
Antonio Rosetti : String Quartet in c-minor, Op.6 No.4 この頃はA4紙を使うことがだいぶ減った。年賀状も…
Hoffstetter : String Quartet in F-major, Op.3 No.5 "Serenade" ネーム・バリューという単語は和…
Rheinberger : Nonet in E-flat major, Op.139 ゴミ屋敷というほどまでではなかったが、田舎の両親が残した家にはガラクタ…
Koželuch:String Quartet in F major, Op.33 No.3, P.VIII:6 人は人生の中でなぜ買い集めることを欲す…
Arriaga : String Quartet No.1 in d-minor以前作った俳句のような句を思い出した。靴先にひるみし蟻の身を思ひ文字通り、蟻の…
Smetana : String Quartet No.1 in e-minor "Aus Meinem Leben" 人生の大部分の長きにわたって親交が続…
Dotzauer : String Quintet in d-minor, Op.134 恩師という存在にはいくら歳を重ねても、ないがしろにできない敬意…
Shchubert : Winterreise Op.89, D.911 最晩年のシューベルト(Franz Schubert, 1797-1828)には、と言…
Dvorak : Piano Quintet No.2 in A-major Op.81 B.155 常用していたパソコンが急に使えなくなった。息子が見に来…
Weber : Clarinet Quintet in B-flat major, Op.34 人は一生のうちにどれだけの人と出会い、話をするのだろうか? 退…
Mendelssohn : String Quartet No.2 in a-minor, Op.13 あの大変だった心臓手術&入院生活からようやく一年になる…
Smetana : Piano Trio in g-minor, Op.15 時々雑用で訪れる八王子駅南口に、かつて「八王子ロマン地下」という戦後の昭和レトロ…