弓掛川試し釣り 6月27日(木)
『弓掛川に幻の鮎を求めて』30年ほど前に、親父が中日スポーツに記事を掲載しました。岩屋ダムに流れ入る清流弓掛川。その流れは冷たく透き通り…渓流相と朝夕の気温差からのマイナスイオンは釣り人を癒やしてくれます。独特の石質と清水から発生する石苔を喰らう鮎は、姿形が美しく味は絶品である。幻の鮎として京都の高級料亭が買取りに来るほどである。そんな内容の記事でした。その後、キャンプ場としてリゾート開発が進み、多くの家族連れや若者のグループが訪れる人気スポットとして有名となり、予約が取れないほど、どっと人が押し寄せました。バンガローやオートキャンプ用の施設の建築、周辺の整地工事等の影響と訪れた人間による雑排水で水質は確実に悪化し、弓掛川の鮎への悪影響は計り知れませんでした。また、キャンプに訪れる人々にとっては、弓掛川は絶好の水遊びの場所です。鮎の釣り師はとても邪魔な存在です。人だらけ、ストレスだらけの弓掛川に、訪れる釣り師は激減。鮎も集まらなくなり、料亭からの買取も終了してしまいました。悲しいお話ですが、いつしか幻の鮎は、人々の記憶からも忘れ去られてしまったのです。しかし、数年前のゲリラ豪雨による土
2024/06/28 08:59