幸せという欲望

幸せという欲望

お釈迦は「真理の想いは、我々人間の想いに逆らうものだ」と述べられている。生きとし生ける者は、三ツの「欲」を持っている。「食欲、性欲、物欲」があり、これは本来「生存欲」である。それが我々人間は、更なる満足を求め、満たされることを求めて行くところから、喜怒哀楽に狂い、争いあいし、果てには戦争まで起こして殺戮しあっている。これには願って止まない「幸せ」や「望みや願い」までもが原因になっている。幸せという欲望