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1923年 関東大震災について,東欧の作家カレル・チャペックも語っていた
カレル・チャペックの作品では『山椒魚戦争』が日本で最も有名なんだろうと記憶するけれど,私がいちばん読み返したのは『園芸課12カ月』。『園芸課12カ月』は作家自身の手になるイラストをともなって,東欧の気候での庭づくりの楽しみや苦労や秘訣が軽快な筆致で表現され
2023/08/28 16:02
トマ ・ ピケティ『21世紀の資本』第6回(3/3)再分配システムをどうつくるか~根本的に理想的な税制は累進的な資産課税
いよいよ講義は最終回です❏ 20世紀に相続税の累進性を高めたアメリカとイギリス下図は相続税の最高税率の推移だが,そもそも最高税率とは何だろう。累進税制の場合,所得や相続のレヴェルに応じて税率が異なってくる。最高税率とは,最も高い所得や相続資産の区分に対し
2023/08/24 17:17
トマ ・ ピケティ『21世紀の資本』第6回(2/3)富裕層による資本主義の私物化 ~ もっともリッチな人たちほど公的支出の恩恵に与りやすい
21世紀の資本の規制Regulationcapital in the 21st century税制と再分配の仕組みを,格差=不平等の構造から検証するでは次に,資本の規制とその政策の問題に話しを進める。いよいよ,21世紀の資本規制の問題を考えていくことになる。ここでは,税制に的を絞って話そ
2023/08/23 16:41
トマ ・ ピケティ『21世紀の資本』第6回(1/3)再分配システムをどうつくるか ~ 将来起こり得ることのひとつは強い不平等 ~ 資本の規制や最適な課税
将来起こり得ることのひとつは強い不平等大規模な資産投資ほど収益率が高い上位層の所得や資産や把握しておくのは重要だが,これまでのデータ・ベースの中には,在外資産やその資産が生み出す所得は含まれていなかった不平等の拡大を幾分過小評価していた【 資本の規制と不平
2023/08/23 15:10
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第5回(3/3)世襲型資本主義の復活 ~ 不平等の新しい形態「アメリカ大学基金 大規模な金融資産の運用の実態」
❏ アメリカの大学の投資先は,複雑な金融派生商品,商品デリヴァティヴ Financialderivative products(先物取引 オプション取引・スワッブ取引など)や,プライヴェイト・エクイティ PrivateEquity Fund = 未公開株 さらに資金管理アドヴァイザに多額の報酬を支払
2023/08/23 14:00
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第5回 (2/3 その2)世界資産の億万長者への集中度が100%になることが理論的に想定できる
The world dynamics of thedistribution❏ 資産不平等 資本収益率r > 経済成長率 g資産については,これまでの議論では十分に捉えきれていない。と言うのも,これまでの議論は,極めて国単位に限定して見てきたからだ。資産不平等の研究を 一国レヴェルで論じること
2023/08/22 10:00
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第5回 (2/3 その1)日本など人口減少が起きている国では 2030 年には相続がバルザックの時代のパリどころではないくらい重要となる
日本やドイツ,中国など,人口減少が起きている国では2030年には 相続がバルザックの時代のパリどころではないくらい重要となるだろう■ 相続する遺産が,下位50%が生涯かけて稼ぐ所得に匹敵することは,不平等は能力の差に基づくという戦後の通念に反する❏(相続資産
2023/08/22 08:19
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第5回(1/3)世襲型資本主義の復活 ~ 不平等の新しい形態:相続資産の実態 ・ 生前贈与が格差を大きくする
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第5回(1/3)世襲型資本主義の復活~ 19世紀の格差社会に逆戻り? ~ 不平等を測る指標 :相続資産の実態 ・ 生前贈与が格差を大きくする 資産不平等資本収益率 r > 経済成長率 g資産所得 > 労働所得相続資産の実態 On
2023/08/21 17:14
牛乳なし,バターなしの簡単クッキー
かなり粉っぽくて喉詰まりのおそれあり。 なので,小さい子どもさんや高齢の方にはあまりお勧めできません。材 料卵 1個サラダ油 40g薄力粉 100gきな粉 60g(なければ 薄力粉を150~160gに)きび砂糖(または白砂糖) 50g工 程① 粉類はぜんぶ混
2023/08/21 10:00
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第4回(3/3)資産の蓄積や分配と不平等の問題について,従来,研究者の間でどのように分析されてきたのか
トマ・ピケティ『21世紀の資本』第4回(3/3)強まる資産集中~所得データが語る格差の実態~資産集中の変化の重要な部分を説明する「ランダムショックモデル」❏ 理論「資産蓄積のメカニズム」理論の問題に移る。理論とは,資産形成のメカニズムの読解 つまり資産
2023/08/19 11:19
トマ・ピケティ『21世紀の資本 』第4回(2/3)~強まる資産集中~不平等の国別ランキングは,未来永劫不変ではない。どんな政策を選ぶかで状況は一変する
第4回 (2/3)「 強まる資産集中 ~所得データが語る格差の実態~ 」第1次大戦以前に起きた資産の極端な集中は,現代と同じだった ❏ 資産不平等の歴史下の図は,パリ市民とフランス全体の上位 1%の資産シェア(占有率)を比較したものだ。パリとフランスの資産
2023/08/18 17:02
トマ・ピケティ『21世紀の資本 』第4回(1/3)強まる資産集中 ~ 議会制民主主義が機能するためには,議会が税制を決め納税の資料を公表しなければならない
第4回 (1/3)「 強まる資産集中 ~所得データが語る格差の実態~ 」どれほど所得不平等が大きいと言っても,資産の不平等には遠く及ばない❏ 資産所有の不平等これまで所得の不平等について見てきたが,今日は資産所有の不平等をあつかう。私は,資本と資産とを同じ
2023/08/17 11:00
トマ・ピケティ『 21世紀の資本 』第3回(3/3)「不平等と教育格差」労働所得の不平等。なぜ,きわめて最上位層への所得集中による不平等は起こるのか
❏ 極めて最上位層のみに集中する総所得所得下位層の賃金について見てきたが,次に所得上位層の賃金に目を向けよう。所得上位層内部の不平等の推移は,限界生産力理論や市場競争モデルでは,説明がつかない。また,教育と技術の追いかけっこの理論でも,なぜ,平等だった
2023/08/15 11:00
トマ・ピケティ 『 21世紀の資本 』 第3回 (2/3)「不平等と教育格差」最低賃金が先進国で最も低い日本,所得下位層が沈み込んだアメリカ
❏ 不平等を生む 「 労働市場における制度的要因 」不平等を考えるには,他にも様々な重要な要素がある。給与体系や最低賃金制度,経営者の高額報酬の問題など,労働市場における制度的要因と呼ばれているものだ。Minimum Wage 最低額賃金 <各国の最低賃金制度>Maxi
2023/08/11 13:21
トマ・ピケティ『 21世紀の資本 』 第3回(1/3)不平等と教育格差「教育の機会均等についてはどの国も偽善的な面が多々ある」
教育格差:近代以降,技術革新に伴い労働者に求められる技能が高まった。 高技能労働者の育成と教育の普及が不可欠だ。だが,教育による技能のレヴェルの違いが,さらに所得の不平等を広げる。 以下はすべて2015年当時のレート($1≒¥120,€ 1≒¥133)による計算のまま
2023/08/09 18:25
『21世紀の資本』第2回(3/3)超富裕層が政治にも大きな影響力を持つ
❏ 所得不平等の歴史的変化 フランス(図表)フランス上位層(10%)の総所得と労働所得のシェア(占有率)このグラフは,フランスの例だ。1910年から100年間のフランスにおける不平等を対比させたものだ。上位10%の総所得に占めるシェアと,労働所得に占めるシェ
2023/08/08 14:48
『21世紀の資本』第2回(2/3) 「所得不平等の構図」どの時代も極端に集中しがちな資産所有と,近年のアメリカ労働所得の不平等
❏ 資産分配の不平等(図表)時代と国別にみた資本所得格差資産の分配がどのような数字であるかを見てみよう。この表に示されているのが,資産分配のケースだ。上位層が,労働所得よりも大きなシェア,つまり占有率を持っていることが分かる。(図表・横列1段目 上位層1
2023/08/04 16:57
『21世紀の資本』第2回「所得不平等の構図」 (1/3)格差とは不平等を固定化するための用語
『21世紀の資本』の日本語訳また放送中にあっては,不平等 inequality を「格差」 または「不平等」と,訳語を混在させているが,「不平等」とするほうが理解が進むと私は考える。では,「格差」と「不平等」は,どう違うのか。「格差」は,経済的不平等を固定化するた
2023/08/02 16:28
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