怠ける権利 ポール・ラファルグ
ポール・ラファルグはフランスの社会主義者。 この本は、1847年の「労働の権利」を反論する書として書かれたものだが、今でも本国フランス、西ドイツでの復活の出版がされている。 日本での翻訳文が出たのは1880年。 内容は、題名の怠ける権利の他、 資本教 売られた食欲 と分けられていた。 資本主義の問題点というのだろうか。 古い書なのに、今の世の中のことを言ってるようで衝撃的だった。 印象に残った文章。 ・資本主義社会では、労働が一切の知的荒廃と生体の歪みの原因となっている。 ・貧しい国家とは、国..
2021/11/27 11:10