東京ひとり時間手帖

〈浅草〉【フグレン浅草】早起きした日の理想の始め方

FUGLEN ASAKUSA（フグレン浅草）、観光地ど真ん中の浅草で、連日、朝8時から営業してる。とある休日のAM9:40。⁡早起きできた日に来るのが好き。一大ブームを巻き起こした、奥渋の店舗は、わたしにはお洒落が過ぎて、もぞもぞした。（店舗を囲むほどの人が待ってたし）⁡⁡浅

2023/09/01 08:00

〈鎌倉〉【カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ】心が小休止できる、かけがえのない時間

何らかの区切りがついた時、もしくは、区切りをつけたい時、折に触れて足を運ぶカフェがある。⁡東京駅からのんびり電車に揺られ鎌倉へ。大混雑の小町通りを左に曲がり、見慣れた緑の看板が見えるとホッとする。もう長いお付き合いの「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」。

2023/08/25 08:00

〈南千住〉【カフェ・バッハ】特別なのに、日常。珈琲界の著名人も通う、下町の名店。

“南千住の名店、カフェ・バッハ”もう何年も、その店名は見聞きしていた。ブルーボトルコーヒー創業者のお気に入りだとか、驚くような話がごろごろとある老舗の喫茶店。我が家からは行きにくい場所にあるものの、一度は行かねば！とようやく腰を上げる。初めて下りる南千住

2023/08/18 09:00

〈広尾〉【ピエトレ・プレツィオーゼ】駅近で味わうエスプレッソとイタリアの日常

イタリアのバール文化に憧れている。朝に夕にふらりと立ち寄り、バリスタが淹れたエスプレッソをくいっといただく。そんなひと時が東京でも叶うなら！この日は、プロのバリスタが常駐する、「イル・バール ピエトレ・プレツィオーゼ」へ。広尾は大使館が多く、歩く人も多国籍

2023/08/11 11:00

〈六本木〉【HARIO CAFE（ハリオカフェ）】都心のオアシス。透き通る味の珈琲で涼をとる

インスタントでもおいしく飲める素人舌ながら、家でも外でも、頻繁に珈琲を飲む。多分、珈琲のある風景自体が好きなんだと思う。香りが湯気になって立ち昇るのを眺めながら、しばらくぼーっとしてしまう。（本当はすぐに味わう方がいいんだろうね）⁡大きな窓があって、その

2023/08/04 08:00

〈荒川区〉【+h café アッシュカフェ】都電で行けるパリ。気ままに過ごせる空気感と “カフェ・グルモン ”

都電荒川線（東京さくらトラム）、荒川車庫前駅から徒歩約2分の「+h café アッシュカフェ」。とある地元の広報誌で紹介されていたお店。フランス帰りのオーナー、工場跡をリノベーション、提供メニューにカフェ・グルモン。記事には、心惹かれるキーワードが満載で！住宅街

2023/07/28 09:00

〈三鷹〉【サン-ドニ・カフェ】可愛らしさと人情味、味もボリュームも本場に負けないフレンチカフェ

久々に東京に戻ってきた友人と、三鷹のサンドニ・カフェへ。”サンドニ”、カトリックの聖人、および、パリ郊外のちょこっと治安が悪くて有名な街の名前。サンジェルマンとかではなく、あえてこの名を店名に冠するセンス、「これはきっと本気（？）だ…」と気になっていたお

2023/07/21 18:00

〈永田町〉【ホーカスポーカス】緑とガラスと抜ける風、”めぐりのいい”空間でドーナツを

グルメドーナツと、エスプレッソの店、永田町のホーカスポーカスへ。『＆Premium特別編集 喫茶店のこと、そしてコーヒーの話。』にて、麻生久美子さんのお気に入りとして紹介されていたのです。カウンターに腰掛ける彼女が、まぁ美しくて（同世代の憧れ✨）、そのエッセンス

2023/07/13 18:00

【山の上ホテルのガレット・デ・ロワ】 素材のよさをダイレクトに感じる、この時期だけの味

一年に一度のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」。毎年1月6日、キリスト教の祝日「エピファニー（公現祭）」に食べるパイ菓子です。最近では、パティスリー各店を始め、「メゾンカイザー」など、チェーンのパン屋さんでも、1月いっぱいくらいまで販売していて、うれしい限りです

2021/01/08 15:00

2021年、明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。昨年同様、（東京は）本日もすがすがしい快晴で、ピリリとする寒ささえ、心地いいアクセントに感じました。道ゆく人の表情にはもちろん、PCの画面越し、SNSの文章にも、「新しいスタート」へのワクワクが満ち溢れている、このシーズン特有の

2021/01/01 21:00

〈日記的なもの〉ケーキのないクリスマスは何年ぶりだろう？

昨日のクリスマスイブ、天変地異レベルに異例なことに、ケーキを用意しませんでした。二年前は、山の上ホテルの「ブッシュ ド ノエル ショコラ」を予約し、23日に受け取り、おいしすぎて翌日には食べきり、25日に当日販売分で、再度購入、なんてコントみたいなこともしたくせ

2020/12/25 23:30

〈市ヶ谷〉【SWAN & LION（スワン＆ライオン）】不思議と舌になじむ伝統の味。本格ブリティッシュパイ各種

半年くらい前には、「来年は海外にも行けるかなぁ〜」と、ぼんやり想像していたけど、この分だともう少し先になりそう。それならそれで、仕方ない。気持ちだけでも遠くへ行きくて、今週水曜は、ニューヨーク在住ライター 仁平綾さんの、「ニューヨークのクリスマス」オンライ

2020/12/18 22:50

【コーネルコーヒー・ソルソパークなど】都心で緑に触れるカフェ。窓越しの紅葉とマキアート

5時にはあたりが暗くなる、この時期は、東京の美しさが増します。お出かけが夕方に差しかかると、ちょっと遠回りしてでも、ライトアップを見てから帰宅する季節。先日は、終日家を空ける必要があり、何時間でもゆっくりできる「文喫」に行こうかと、六本木方面へ出かけました

2020/12/11 19:30

〈京橋〉【アーティゾン美術館 ミュージアムカフェ】 味も見た目も、芸術作品のよう。ただものではない独創性。

ミュージアムカフェ、大好きです。そもそも、海外でも、展示品より、美術館という “箱”（建築）をお目当てに出かけることが多いです。最近だと、コペンハーゲン国立美術館（SMK）のカフェテリアの開放感は忘れがたいし、来年一月の閉館が決まっている、原美術館の「カフェ

2020/12/04 11:00

〈田園調布〉【SAVEUR（サヴール）】 初体験かつ、最強の味。愛情込めて送り出される、宝石のようなお菓子たち

先週、数年ぶりに降り立った田園調布駅。黄金色に染まったイチョウ並木が出迎えてくれました。この季節に訪れたのは、多分初めて。予備知識もなく出かけたから、なんだか得した気分。この日の目的は、今年10月にオープンしたばかりの洋菓子店「SAVEUR（サヴール）」です。現

2020/11/27 22:30

〈白金高輪〉【Drogheria Sancricca（ドロゲリア サンクリッカ）】美に満たされた空間で、セクシーなエスプレッソを飲み干す

わが夫は決して “ちょいワル” ジャンルの人ではないのですが、ときどき、雑誌『LEON（レオン）』を買って来ます。そして、部屋に置かれていると、つい眺めてしまう、わたし。実際、メンズライクなファッションが好きなこともあり、むしろ、女性誌よりも興味深い。稼ぐおじ

2020/11/20 21:45

〈神保町〉【文房堂 Gallery Cafe（ぶんぽうどう ギャラリーカフェ）】 適切な距離感は思いやり。ただ自分で居ることを楽しむ場所

神保町は、わたしにとって、気張らず自然体で居られる街。気持ちが張り詰めた日々のあとには、肩の力を抜きに出かけたくなる。そもそも縁が深い上に（自身の挙式もこの界隈！）、各種古書店、小さな喫茶店、カウンターだけのカレー屋と、街全体が “おひとりさま上等” 仕様

2020/11/14 17:00

〈お知らせ〉明日更新いたします✍️✨

金曜日の更新に合わせ、覗きに来てくださった方へ。今週は、自分の中の「先のばし虫」が大暴れしちゃいまして、ようやく、先ほど、本日更新予定の記事に取り掛かったのですが、半分書いたところで、眠気が…（朝型なんです）。特に、夜に写真の調整などを夜に行うと、目がし

2020/11/13 21:50

〈日記的なもの〉クリスマスに向けてのウキウキ感と、ブログで発信する理由について

ハロウィンが終わり、世の中のディスプレイが、オレンジから赤へと徐々に変わってきました。スタバではクリスマスソング（マライヤの "All I Want for Christmas Is You" とかね）が流れ始め、Walkars（ウォーカー）のシーズン限定品が明治屋の店頭で展開される。「あー、も

2020/11/06 13:00

〈閉店〉〈銀座〉【Café Cova Milano（カフェ コヴァ ミラノ）】 ブレない信念と世界観。味もホスピタリティも超一流

2019年のお正月、北イタリアを旅しました。イタリアについては、いつか行ってみたいな〜と思いながらも、年に一度の長期休暇となると、ついパリ行きを選んでしまっていました。「次はイタリアに行く！」と決意させたのは、我が生涯ベスト級映画『君の名前で僕を呼んで』です

2020/10/30 14:14

〈六本木〉【スターバックスコーヒー 東京ミッドタウン店】 ビルの谷間の美しい緑と、ミックスカルチャーを受け入れる包容力

自然豊かな地方から東京に戻る時、新幹線の車窓が、田畑や田園から、人工的なビルやライトへ変わった瞬間、ホッと肩の力が抜けます。あまりに自然豊かな空間は、わたしには畏れ多くて、北欧のフィヨルドなど、スマホの画面越しに見るだけで、自らの存在の心もとなさに足がす

2020/10/23 22:50

〈おうち時間〉【Walkers Shortbread（ウォーカーのショートブレッド）】 ボソッと系お菓子の「旬」がやってきた

わたしにとって、ウォーカーのショートブレッドは、寒い季節に「旬」を迎えるお菓子です。夏場にはすっかりその存在を忘れているくせに、風が冷たくなり、「濃い紅茶に、たっぷりミルクを入れて飲みたいなぁ」と考えた途端、あの少しボソっとした食感が恋しくなります。ミル

2020/10/16 21:30

〈おうち時間〉【すやの栗きんとん】 深まる秋。金木犀の香りと、一年ぶりの栗きんとん

新しい手帳をおろす際は、その先一年の、期間限定スイーツの予定も書き込みます。（スマホのカレンダーも使いますが、紙の手帳の存在が好きで、手放せません）例えば、10月後半あたりには “クリスマスケーキ、チェック” なんて感じで。9月1日には “すやの栗きんとんスター

2020/10/09 18:00

〈早稲田〉【甘露（かんろ）】 薬膳スイーツに、みずみずしい中国茶。五感を研ぎ澄まし向き合う時間

イギリス、フランス、イタリアなど、基本的にヨーロッパ文化を好むわたしですが、中国、香港、台湾、と中国語圏の文化にも惹かれます。“上海” という言葉のイメージが持つ、退廃的なイメージ（今は違うのかな？）や、赤が印象的な装飾物、胸元は隠しつつ、深いスリットが入

2020/10/02 13:30

〈コレクション〉【ル・ブルターニュほか】いつだって、絶品クリームを求めてる

初めてのパリで何に驚いたって、焼きたてのバゲット、マルシェのフルーツ、乳製品全般のおいしさです。（いや、多分、高級ホテルのパティスリーや、三つ星レストランの料理も絶品でしょうが、この時点では未経験）キッチン付きのホテルを押さえ、滞在初日、まずは、スーパー

2020/09/25 22:00

〈仙川〉【L'écume des jours（レキュム・デ・ジュール）】ひたすら、自分の「好き」に囲まれて過ごす

わたしの生涯ベスト級映画、シャルル・ベルモンの『うたかたの日々』。出会ったのは、猥雑な街の、古い映画館でした。いかにも妖しげなピンクの外壁、その上、上映は薄暗い地下のスクリーン。お客さんも10人に満たなくて、あの状況で、よく引き返さず鑑賞したなと、当時の自

2020/09/18 11:30

〈本とコーヒー〉【Unir（ウニール）赤坂店など】本を選び、カフェを選び、旅気分を味わう

外出時には、必ず本を持ち歩きます。そして、カフェに入ったら、まずはバッグから本を取り出します。「読書が好き」と人に伝えると、ときどき「すごいね〜」「真面目だね〜〜」と返されるけど、わたしにとって、読書は完全な娯楽で逃避。（なので、そんなに真面目じゃないと

2020/09/11 21:00

〈日比谷〉【Buvette Tokyo（ブヴェット東京）】フランス好きの心を満たす、自由な空気と「カフェグルマン」

子供の頃の愛読書は、岩波少年文庫の「メアリー・ポピンズ」シリーズ。「ジンジャーブレッド」やら「クランペット」やら、おいしそうな未知のお菓子がたくさん出てきて、「どんな味？どんな味？」と想像するだけで、うっとりしました。（そういう意味では、「ドリトル先生」

2020/09/04 14:00

〈日々おやつ〉【かりかりバナナチップス etc.】8月後半の日々おやつと、更新頻度についてお知らせです

今日から9月。と言うことは、「すや」の栗きんとんが始まるな〜♪と、やっぱりスイーツに結び付くわたしの暦。秋という季節も、旬を迎える「いも・栗・カボチャ」も大好きなので、スイーツ探訪が一層楽しみです。話は8月後半に戻って、まだ夏の気配が残る、日々のおやつをご

2020/09/01 11:00

〈神保町〉【神保町ブックセンター】 神保町の中心で、読書のお供は文化の香り

神保町が大好きです。プラハからの帰国便、新婚旅行で東京に向かう英国人カップルと隣り合わせ、「どこがおすすめ？」と聞かれた際は、”Jimocho!” と即答したほどに。（「え……、どこ？」と、首をかしげられたけど）魅力的な書店が複数あって、それに呼応するように、読書

2020/08/28 15:30

〈汐留〉【チャイナブルー】 窓いっぱいの夜景にモダンな味、王道デートにときめく

甘いもの以外もときどき、という事で、ちょっと番外編です。お誕生日の頂き物紹介も、今回で完結（第一弾、第二弾はこちら）。夫からのプレゼントは、コンラッド東京内のモダン・チャイニーズ、「チャイナブルー」のディナーでした。夜は、家でのんびり過ごすのが好きで、外

2020/08/25 14:00

〈銀座ほか〉【Cafe La Boheme（カフェ ラ・ボエム）のキャラメルチーズケーキ】 ほどよい固さの、ほろ苦チーズケーキ

グルメな友人がオススメしていた、「カフェ ラ・ボエム」のキャラメルチーズケーキ。外出自粛期間中は、Uber Eats（ウーバーイーツ）経由で、何度も注文したとのこと。銀座へのお出かけついでに、ようやく食べに行きました。“ボエム” と言えば、大学生時代（もう20年くらい

2020/08/21 14:00

〈駒込・西ケ原〉【Cocofulu CAFE（ココフル カフェ）】 静かな街の、小さく可愛くおいしいお店

バラの名所「旧古河庭園」のお隣に、そっと佇む「Cocofulu CAFE（ココフルカフェ）」。同店最寄りは、東京メトロの乗降人員ランキング、130駅中130位（2019年度データ）の「西ケ原」駅です。少々マニアックなこの場所を、なぜ知っているかと言えば、我が実家がある、地元なん

2020/08/18 12:00

〈お知らせ〉夏バテにて、休憩中です

夏バテからの、復活ならず！毎日、7時間以上は寝ているのに、頭も体も、一日ぼんやりな状態が続いています。（逆に、眠り過ぎなのかしら？）何かを伝えるからには、少なくとも「わたしは好き」と言える内容を、出していくつもりが、今週は、頭に霞（かすみ）がかかったようで

2020/08/14 21:50

〈日々おやつ〉ここ最近の日常おやつダイジェスト

雨続きの日々には、あれほど切望した梅雨明けですが、いざ夏本番が到来すると、暑いっっっ！！！！笑さっそく暑さに負け気味です。ウディ・アレン映画の主役よろしく、太陽も暑さも苦手なインドア派なので、窓越しの陽射しに恐れをなして、日中は家を出れないこともしばしば

2020/08/11 17:00

〈銀座ほか〉【ローズベーカリーのアップル、キャロット＆ジンジャー】 野菜とフルーツを全力で味わう、常温生ジュース

数年来のお気に入り「Rose Bakery（ローズベーカリー）」。有名なキャロットケーキはもちろん、リコッタチーズケーキも、チョコレートタルトも、ブラウニーも、とにかく、しみじみおいしくて、食べ応えもあって（←大事）。毎回、ショーケースの前で、迷いに迷い、そのうち、

2020/08/07 16:00

〈新宿ほか〉【ビスキュイテリエ ブルトンヌ】 急なお手土産にも対応できる、優等生

お誕生日の頂き物第二弾（第一弾はこちらです）。叔母が送ってくれた「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」の、“ブルターニュ クッキーアソルティ” と “ガレット・ブルトンヌ アソート”。クッキーや、マドレーヌなどの、家庭的な焼き菓子は、材料がシンプルな分、味にごまかし

2020/08/04 11:30

〈神楽坂〉【オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド 東京】 優雅なメレンゲ菓子に、香り高いワッフル

歳を重ねて経験値は上がり、良くも悪くも、こだわりが増えました。自分の “好み” を知っているから、つい、馴染みのお店に通ってしまう。ニューオープンのお店には、すっかり疎くなってしまった気がする。（あまり保守的になるのも、よくないかなぁ…）たまに、気になる情

2020/07/31 13:00

〈おうち時間〉【レ ロジェ エギュスキロール】 アイスの宝箱がやって来た

先週末は誕生日でした。朝一で妹から、夕方には叔母から、それぞれプレゼントが届きました。気配り名人の妹と、甘党仲間の叔母、よく心得たもので、もちろん、“甘い” 贈り物です。妹からは、「銀座京橋 レ ロジェ エギュスキロール」の華やかなアイスクリーム詰め合わせ。

2020/07/28 11:30

〈銀座〉【銀座ウエスト 銀座本店喫茶室】 「文化×色気」上品で華やかな銀座の応接間

DIXANS（ディゾン）が理想の書斎なら、銀座ウエストは理想の応接間（おうせつま）。海外（特にイギリス）の児童書を読んで育ったせいか、幼少期から、洋館や洋間への憧れがとても強いです。母方の祖父母の家には、常にカーテンが下ろされた、小さな応接間があって、ちょっと

2020/07/24 13:00

〈おうち時間〉【isola BIO（イソラビオ）のオーガニックアーモンドミルク】 “ヘルシー気分” のおいしいお供

数ヶ月に一度、個人的ヘルシーブームが到来します。雑誌で、美しいモデルさんのインタビューを読んだとか、連日のスイーツ三昧（ざんまい）で、さすがに体が重いとか、そのきっかけは、まちまち。毎回、続いても二週間程度なのですが、小麦粉を控えたり、おやつをドライフル

2020/07/21 12:00

〈水道橋〉【DIXANS（ディゾン）】 シックな書斎で、ぼんやり過ごす

広い窓や吹き抜けのある、開放的な空間が好きです。それでも時々は、ほどよく閉ざされた場所に、じっとこもりたくなる。そこにネガティブな理由はなくて、「書斎でじっくり考え事をしたい」というニュアンスです。もしくは、木の上の秘密基地で、宝探しの計画を練る感じ。水

2020/07/17 11:30

〈チェーン展開〉【ロイヤルホストのホットファッジサンデー】 疲れた頭を癒やす、甘くて冷たい王道パフェ

先週末、とある資料作成に煮詰まって、脳みそがクタクタに疲れてしまいました。「パンチのある甘いものが欲しいーーー！！」と、心の中で絶叫。しっかり甘くて量もあって、高速回転している頭を冷やすべく、ひんやりしたものがいい。時間は午後4時半、夕ご飯の時間も近いけど

2020/07/14 11:00

〈恵比寿ほか〉【アンティコカフェ アルアビス】 バリスタの手際と、アルミのトレイ。バールの雰囲気に触れる場所

最後にヨーロッパを旅してから、ちょうど一年。旅不足が続いています（仕方ないですけどね）。特に、フランスとイタリア要素を補給したくて、せっせとフランス菓子を食べ、エスプレッソを飲む日々です。そんな中、最近通い始めたのが「アンティコカフェ アルアビス」。こちら

2020/07/10 11:00

〈三越前ほか〉【ANGELINA（アンジェリーナ）のモンブラン】 濃厚マロンペーストに包まれた、クリームの軽やかさ

モンブランはどれも好きです。洋酒が効いた大人向けも、カステラ地に黄色いペーストのレトロなタイプも。それぞれに魅力があるので、その時の気分で、買うお店を決めています。一週間くらい前から、ずっと食べたかったのが、「ANGELINA（アンジェリーナ）」のモンブラン！「

2020/07/07 11:00

〈東京駅界隈〉【イノダコーヒ 東京大丸支店】 琥珀色の灯りの下（もと）、京都時間を楽しむ

在住歴が長いわたしも、東京駅界隈の人混みには、毎回ちょっと驚きます。特に、JRの駅構内は、スーツケースを引き、お土産の袋を抱えたお客さんも多くて、実際の人数以上の密度感。（コロナ後の今は、様子も違ってきているのかな…）それでも、旅の気配が漂っているからなの

2020/07/03 11:00

〈神田〉【東京豆花工房】 下町の小さな台湾で、体の中をリセットする

なんとなく体が重い時、肌の調子がイマイチな時、食べたくなる甘いものがあります。（疲れている時、ごはん欲は落ちても、甘いもの欲は絶対に落ちないんですよね〜笑）レトロな建物が並ぶ、神田須田町界隈。建物の趣もさることながら、車通りも少なくて、落ち着くゾーンです

2020/06/30 11:00

〈池袋〉【本と珈琲 梟書茶房（ふくろうしょさぼう）】 メガタウン・池袋のひと息スポット

小さな規模の街に暮らしているので、人が多く、建物も大きい街に出かけると、圧倒されてしまいます。わたしにとって、池袋もそんな “大きな街” で、出かけるのには気合が必要です。それでも、「梟書茶房（ふくろうしょさぼう）」を知ってからは、「疲れたらあそこで休もう

2020/06/26 11:00

〈神楽坂〉【LE BRETAGNE（ル・ブルターニュ ）のオリジナルハーブティー】 冷たいグラスを傾けて、つかの間のフランス気分

海外旅行の計画は、まだまだ立てずらい日々。代わりに、という訳ではないですが、「フランスの気配を感じる街」神楽坂をお散歩してきました。“これぞ、神楽坂” と言った雰囲気の、石畳の小径の先に、老舗カフェ クレープリー「ル・ブルターニュ」があります。同店がプロデ

2020/06/23 11:00

〈銀座など〉【ピエール・エルメのイスパハン】 手のひらサイズの芸術品

華々しく色が付いているお菓子を見ると、「うっ」と、一歩引いてしまうタイプ（世代？）ですが、ピエール・エルメのマカロンだけは、例外です。赤と緑のコンビネーションや、鮮やかなパープル、ときには、キラキラのラメで飾られて…。普段なら、（すごい色だな…）で終了で

2020/06/19 11:00

〈谷中〉【VANER (ヴァーネル) のカルダモンロール】 ほの甘い生地に、少しの酸味。そして、スパイスのパンチ力

最近では、すっかり好物となった「カルダモンロール」を初めて食べたのは、フグレン浅草でだったと思います。“ふわっとした渦巻き生地に、甘いアイシング”のシナモンロールで育った世代なので、スパイスが効き、歯ごたえのある、本格シナモンロールの存在に気づいたのさえ

2020/06/16 11:00

〈恵比寿〉【スターバックスコーヒー 恵比寿ガーデンプレイス店】 パリを思わせる、回廊のたたずまい

2ヶ月強の外出自粛を経て、の先週末。わたしのカフェびらきは、スターバックスでした。独立系のカフェも好きだけど、スタバにはスタバのよさがあるから（親切だけど、放っておいてくれる感じかな）、スタバレスの日々は、なかなか辛かった。スタバはチェーン展開なので、店舗

2020/06/12 11:00

〈日本橋〉【洋食・喫茶 カフェ ウィーン】 本場に負けないザッハトルテとメランジェと

百貨店内の喫茶店に、以前は、あまり興味がなかった気がします。日本橋三越2階、「カフェ ウィーン」に初めて入ったのは、一休みしたいタイミングで、たまたま案内表示が目に入ったからでした。日本橋の老舗百貨店内という立地のためか、客層は、やや年配で上品な雰囲気の男

2020/06/09 11:00

〈予告〉カフェとの出会いに、心ふるえることもある

長く長く感じた、外出自粛生活。あれ、振り返ってみれば2ヶ月間くらい？毎日のようにお出かけする日々から一転、ひたすら家にこもる毎日…。体感では一年くらいに感じました 笑ひとまず、区切りよく5月末までは、自主自粛。いざ、今週末から、カフェ巡りやお出かけを解禁しよ

2020/06/05 11:00

〈銀座ほか〉【銀座千疋屋のフルーツサンド】つまんでかじる、一口サイズの幸せ

5月なかば、銀座で所用を済ませた帰り道。先が見えない自粛生活と、自身の環境の変化で、心身ともに疲弊し、とぼとぼとメトロの駅を目指しました。日用品のお店以外は休業し、ゴーストタウンと言わないまでも、かつてないほど人がいない、平日昼間の銀座。そんな道筋で、「銀

2020/06/02 11:00

〈手作りおやつ〉【若山曜子さんのバスク風チーズケーキ】 “ぐるり” のみっちり感が好き

バスクチーズケーキと言えば、わたしの中では、白金の「GAZTA（ガスタ）」です。お店がオープンしたての頃、「話題沸騰！」「午前中に完売」といったネットの記事をあちこちで見かけつつ、「え〜？一時的な流行りじゃないの〜？」と、ちょっと冷めた目で見ていた、ひねくれモ

2020/05/29 11:00

〈おうち時間〉【金のしっとりバウムクーヘン】コンビニで買える、シンプルで優しい味

気づけば、あまりコンビニを利用することがありません。時々、ATMを使用したりするのですが、ついでに、と店内を見渡しても、特に買いたいものは見当たらず。毎日のように購入している、甘いものについても、「嗜好品なのだから、いいもの食べたい！」と、こだわりを発揮し、

2020/05/26 11:00

〈手作りおやつ〉【いちごサイダー】 自家製いちごジャムの副産物

とある暑い日のおやつ。いちごジャムを作った際に出た、灰汁（あく）を炭酸水で割ったもの。ジャム本体を使ってもいいのですが、灰汁がもったいなかったので 笑八百屋さんでいちごが安くなっていると、まとめて購入し、ジャムを煮ます。ちなみに、参考レシピは、何年も前に『

2020/05/22 11:00

〈おうち時間〉【成城石井desia（デシカ）の沖縄県産黒糖ときな粉のポルボローネ】 素朴を極めたら、逆に新鮮

個人的な環境の変化に伴い、ちょっと省エネモードでお送りしています。コロナ前に書き溜めた、カフェ紹介などは、7月くらいまでに公開できるといいな。さて、最近のおうちおやつ。【成城石井desia（デシカ）の沖縄県産黒糖ときな粉のポルボローネ】（公式サイトの商品詳細は

2020/05/19 11:00

〈手作りおやつ〉【ピエール・エルメのショコラサブレ】 天才・イン・ザ・キッチン

先日ご紹介した若山曜子さんしかりですが、この外出自粛期間に、びっくりするような大物（自分比）が、自身のレシピをSNSで公開してくれています。Sébastien Gaudard（セバスチャン・ゴダール）氏の「ピュイ・ダムール」とか。 この投稿をInstagramで見る

2020/05/15 22:30

〈おうち時間〉【コメダ特製小倉あん】 有塩バターと小倉あんのハーモニーって幸せだ

約一年間の極楽主婦生活を経て、来週明けから働き始めます。結婚前、引越し前など、環境が変化する前は、いつも、お気に入りのカフェに行って、ぼーっと過ごす時間を設けていました。期待と不安で頭がぐるぐるしている時でも、居心地のいいお店でのんびりすると、「まぁ、な

2020/05/12 14:30

〈手作りおやつ〉【若山曜子さんのガトーミエル】 はちみつの香りを存分に味わうケーキ

結婚するまで、お料理の経験は、ほとんどなかったものの、お菓子だけは子供の頃から作っていました。当時参考にしていたのは、母が買ってくれた、子供向けのレシピ本。アイスクリーム、ココアゼリー、アイスボックスクッキーなどなど、気になるレシピを次々試していました。

2020/05/08 18:00

〈おうち時間〉【TOPVALU（トップバリュ）のバニラアイスクリーム】 1Lのアイスパックにときめく

わたしは、基本的に倹約家なのですが、甘いものに関しては、比較的大らかに出費しています。心の底から満足できる味ならば、多少高価でも、それほど気になりません。そうは言っても、お手頃価格でおいしいければ、もちろんそれが最高。価格と味のバランスが取れた、いわゆる

2020/05/05 15:30

〈おうち時間〉【picard（ピカール）のヘーゼルナッツとチョコレートのミニロール】“Stay HOME” 期間のおうちおやつ

「遠出せずに手に入る、上質でおいしい甘いものってなんだろう」日々、真剣に頭をひねり、情報収拾をしています（甘いものに関しては、いつでも貪欲です笑）。さて、今回も、オンラインショップで購入可能な甘いものをご紹介します。フランス発の総合冷凍食品ブランド「picar

2020/05/01 16:30