禹跡図

禹跡図

禹跡図という名前は禹(大禹)という伝説上の皇帝の事業の跡、という意味から取られています。禹跡図の中でまず注目すべきは、国土全体に張り巡らされた方眼です。前述のように禹貢地域図の序文に記載のある地図製作における6つの原則のうちの1つに従っての使用ですが、禹跡図で表されている方眼は東西方向は非常に正確に表されています。