2020-07-10 短歌
逃走 苦しさを吐けばみんなが逃げていく作り笑いは処世術だね 追いつけず見てくれたただ叫ぶ我がモニタに映る醜い怒り 仄暗い月が沈んだ井戸中にわたしの過去も投げ込んでおく バスに乗る障がい者たちを責めないでそう言える人にわたしはなれない 下品だと感じる詩をおしげなくネットに載せてる有名詩人 時計屋で静かに動く針の音わたしの時間もゆっくり流れる 陽の下を赤い車が駆け抜けるスーパーカーとは言わないらしい いつまでもあなたは何も感じないそうあることを望んでいるから? 人混みの集まり避けて地下の駅逃げているのか向かってるのか 愛情が君のそばから消えていくそんな日が来るそんな気がする
2020/07/10 12:45