自分の目

自分の目

「自分が見ている」 という意識の必要性。 例えば誰かに意地悪をして、それを誰も見ていなかったとしても、それをした自分が、その自分をちゃんと見ている。 そして少し、自分のことが嫌いになる。 仲間についてしまったバレていない嘘。落ちているゴミをまたいで通った。あきらかに困っている人を無視して通り過ぎた。… そしてまた少し、自分のことが嫌いになる。 「自分が見ている」 という意識を失うと、どんどんどんどん自分のことが嫌いになっていくように思う。 誰かが見ようが見まいが、自分の美意識を磨いてやればいいのだろうけど、人は弱い。 寄りかかれる理由が必要な時がある。 それが、人の目というやつ。 その目がなか…