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シリコンバレーロックダウン後日記 https://sarukunsv.hatenablog.com/

起点はシリコンバレーがロックダウンされた2020年3月。2021年6月、シリコンバレーのロックダウンが解除されてから、シリコンバレーと世界がどのように回復に向かっていくのかを日記に記録してみようと思う。

sarukunSV
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2020/04/11

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  • ワクチン後初の三連休

    パンデミックが始まってからというもの、連休というのは悪い予感でしかなかった。連休のたびに規制が破られ、沢山の人がホームーパーティを開いたり、旅行をしたりする影響で、翌週や2週間後にはほぼ必ずと行っていいほど、感染拡大が発生したからだ。その最悪の例が、11月末の感謝祭、そして12月末のクリスマス休暇だったのことは帰国に新しい。米国は休暇のたびに、感染状況を悪化させ、たくさんの命が奪われてきた。 今日はワクチンの接種が一般レベルで本格化してから、はじめての三連休だと思う。去年の同じ連休は、まだパンデミックとCOVIDの怖さを理解していない人々が、レジャーに繰り出しマスクもしないし、ソーシャルディス…

  • カリフォルニアと銃

    今日は姉妹サイトの「米国と銃」のフォローアップを更新しました。お時間のある方、お立ち寄りいただけると嬉しいです。 readsv.com もっと読みたい!SF・ベイエリア人気ブログはこちらから! もっと読みたい!カリフォルニア州人気ブログはこちらから!

  • Vax Pot ワクチン宝くじ、きました!

    本日、カリフォルニアのニューサム知事は、これまでにワクチン接種者に賞金を与える宝くじ方式を採用してきたいくつかの州に続き、カリフォルニア州でもワクチン宝くじを採用することを発表した。それもこれまでの最高賞金額で! 6月15日のフルオープンを目指すをカリフォルニア州は、ここ数週間ワクチン接種希望者の数が減ってきているのが悩みのタネだ。現時点で、約3千4百万人のワクチン接種可能な州民の63%がワクチンを接種していると言われているが、残りの1千2百万人の中のできるだけ多くの人に、6月15日までにワクチンを接種を急いでもらうための作戦として、宝くじ方式の採用を発表した。これまでに、オハイオ州での、接種…

  • 米国と銃

    今日はひさびさにパンデミックから離れたので、兄弟サイトのほうを更新しました。よろしければお立ち寄りください。 もっと読みたい!SF・ベイエリア人気ブログはこちらから! もっと読みたい!カリフォルニア州人気ブログはこちらから!

  • 日本への渡航中止勧告について

    今日は日本でも米国でも巷の話題になっているのは、米国が発表した日本への渡航勧告がレベル4、渡航中止に上がったことだと思う。 こりゃ大変だと、私も思ったし、日本でも、さぞやざわついたと思うのだが、よくよく調べてみると、世界249地域のうち米国がレベル4に設定している地域は、パンデミックになってからと言うものどんどん増え続け今や150地域以上ある、つまり多数派なのだった。つまり日本は、これまで上手に感染を抑えてきたので、そこを評価され少数派のレベル3だったのだが、最近の感染拡大により、多くのレベル4地域の仲間入りをしたということだった。 もちろん現在感染状況が深刻なインドやブラジルもレベル4だが、…

  • 子供にワクチンを接種させるのが不安な親の質問と回答

    日に日に感染者が減っていくシリコンバレー、生活が徐々にもとに戻りつつある週末、恒例の朝市に野菜を買いに行った。CDCのワクチン接種者はマスクをしなくてもいいという発表もあったし、カリフォルニアは6月15日まではマスク規制を続けるけど野外ではマスクを強制していないという背景もあり、もしかしたらマスクしてない人がいっぱいるかもなあと思いつつ朝市会場まで車を走らせた。 しかし、朝の日差しがずらりと並ぶ白いテントにさんさんと降りそそぎ野菜や果物ががピカピカ輝く朝市場では、お店の人はもちろんあふれる買い物客も、先週同様、みんなちゃんとマスクをしていた。ほぼ100%のマスク着用率だ。シリコンバレー、すごい…

  • 次の作戦はデートアプリ?!

    連邦政府も州政府も郡や市の保健局も、なんとしてでも人々にワクチンを接種してもらおうと実にいろいろな作戦を展開している。アクセスしやすい場所に朝から晩までポップアップの接種サイトを置くことにより、通勤途中でも接種できるようにしたり、予約無しでいつでも接種できるとか、学校に接種サイトをおいて周辺地域の住民に集まってもらおうとしたりしている。 オハイオ州では、とうとうワクチン接種者に賞金があたる宝くじ策まででてきたし、現在、シリコンバレーのあるサンタクララ州ではなかなか接種が進まない若者に対象に、イベント形式で盛り上げたり、プレゼント贈呈方式がよく使われている。 ギフトはスタバのギフトカードだったり…

  • ビジネス所有者って?

    昨日、のんきにも、サンタクララ郡のビジネスの所有者は従業員のワクチン接種状況を報告しなくてはいけないなどと書いて、翌日、はっ!と気がついた。 サンタクララ郡のビジネスの所有者?私じゃん!?私もやらなきゃだめじゃん! えっ?いつまで?えっ?どこに報告するの? と、朝からパニックになったところで、ニュースを確認し直したら、ワクチンの接種状況を把握追跡して、それに伴いビジネスを運営しなくてはならないだけで、報告義務はなかった。あー、よかった。 というわけで、特になにもしなくてよいらしいが、同じように混乱したビジネス所有者は相当いたらしく、郡の保健局にはそうとうな問い合わせが殺到しているらしい。 なに…

  • イエローティアとオフィス勤務

    シリコンバレーの所属するサンタクララ郡が、カリフォルニアのティアシステム始まって以来はじめて、最も規制が緩和されたイエローティアに今日から昇格した。といっても、ワクチンの接種が始まってからというもの、巷の緊張感がすっかり溶けているので、以前のようなティア昇格に伴う喜びや緊張がない。カリフォルニアのティアシステムも、ワクチン接種が進むにつれて名ばかりシステムになっていくのかもしれない。 それでも、レストランやジムなどを営業しているビジネスにとっては、朗報だ。室内にいれることのできる顧客数が増えるし、バーに至ってははじめて室内営業が可能になる。そして同時に発表されたのは、サンタクララ郡のビジネスに…

  • カリフォルニアは6月15日までマスク着用(室内)

    マスク着用ルール大混乱のカリフォルニア週末が明け、絶対なんらかの発表があるだろう予想通り、州の保健局みたいなところからのお知らせがあった。 その内容は、CDCの新方針(「ワクチン接種済みの人にパンデミック前の生活が戻る(かも)」を参照)にもかかわらず、カリフォルニア州では以前に定めたカリフォルニアのオープン日である6月15日までは、室内のマスクの着用ルールを継続するというものだった。この発表は一部では驚きをもって受け取られたが、一部では予想通りだと受け取られている。それほど、マスクに関してのカリフォルニアの人々の意見は様々だ。 私個人的には、どちらに転ぶ可能性もあると思っていた。カリフォルニア…

  • マスクルールは大混乱

    木曜日のCDCによるワクチン接種済みの人は室外だけではなく室内でもマスクをしなくてもよいという突然の新方針(「ワクチン接種済みの人にパンデミック前の生活が戻る(かも)」を参照)により、ここベイエリアの人たちは混乱、混迷の週末を送っている。 シリコンバレーが所属するベイエリアと呼ばれる地域は、早くからマスク着用ルールを守る人が比較的に多かった。それほど大きな問題もなく、多くの人々がマスク着用ルールに従い、小さな誤解や小競り合いはあったかもしれないけれど、全体的にはうまく制御されてきた地域だ。 そして、感染規模が米国で一番低くなった今、州政府が6月15日にマスク着用規制を解除する予定だと発表してい…

  • 将来の不安へのストレスと感染するストレス

    とうとうティーンエイジャーたちのファイザーの接種が始まった。これまで16才以上が接種対象だったのに対し、12才から15才までの接種が始まったのだ。 これを待ち望んでいた人々は多いが、同時に、子供に接種させるかどうかを決めかねて悩む親はたぶんもっと多い。「12才以上にワクチン接種許可 」にも書いたように、接種可能になったらすぐに接種させると答えた親は30%にとどまっている。 実際、ここシリコンバレーで解禁になった日、私の知り合いで接種した子供は1人に留まった。これは、全員が躊躇しているというわけではなくて、単純にハイスクールの期末試験期間と重なったため、試験後に接種する、または、夏休みに入ってか…

  • ワクチン接種済みの人にパンデミック前の生活が戻る(かも)

    2日日記を休んだら、話題がてんこ盛りになった。 もちろん外せない話題はCDCのガイドラインの変更だ。最近頻繁にガイドラインを変更しているCDCだが、今日のニュースは驚きを持って迎えられたのは間違いない。 つい2週間前に、ワクチン接種済みの人はアウトドアではマスクを外していいが、公共のアウトドアやインドアでは引き続きマスクをするようにというガイドラインを発表したばかりなのに、今日は、ワクチン接種済みの人は、ほぼすべての状況でマスクをとってもいいし、ソーシャルディスタンスも必要ないとなった。アウトドアもインドアも、混んでいるところでも、つまり、ワクチン接種済みの人は、パンデミック前の生活にほぼ戻っ…

  • 停電した…

    何故か我が家のブロック、13世帯のみ停電。裏の家の庭から聞こえてくるウクレレを聴きながら寝ることにしよう。 小さなライトに照らされた静かな夜長に、今はImagine が演奏されてたよ。

  • 12才以上にワクチン接種許可

    先週からの予想を裏切らず、FDAは本日12歳から16才までのティーンエイジャーにファイザーわくちんの接種を緊急認可した。これで、晴れて我が家のティーンエイジャーもワクチンを接種可能になったわけだ。 そのうちに州政府か郡政府から接種の予約が可能になるというニュースが流れるだろうとのんびり構えていた矢先、FDAの発表から間髪いれないタイミングで学区の方からメールが届いた。今月の29日に学区内の16才以上の生徒を対象に、学区内のハイスクールの1校を会場にしてワクチン接種を行うイベントが企画されていたのだが、今日のFDAの発表を受けて、対象を16才以上から12才以上に下げたというものだった。さっそく申…

  • 集団免疫は幻か

    最近、米国のメディアでよく取り上げられているのは、はたして米国は集団免疫を達成できるのかどうかという話題だ。 一部の楽観的な専門家は、ワクチンの接種が順調に進んでいるので、7月には国民の70%程度の接種が進み集団免疫がほぼ達成されると語っている。が、多くの専門家は、感染力が高い変異株の出現が相次ぐ今、70%の接種率では集団免疫は達成されないだろうというのが、大方の意見だ。現在の感染力の場合、国民の80%から90%がワクチンを接種するか、すでに感染して免疫ができているという状況にならないかぎり集団免疫は達成できないだろうといわれている。 ところが、国民の約30%はワクチンを接種する気はないと考え…

  • ウィルスの致死率

    とうとうインドの一日あたりの死者が4000人を超えてしまった。 これは新規感染者数の動きをみれば時間の問題だった。そして、同様に新規感染者数の動きをみればみるほど、死者数のピークは今じゃないことがわかる。これまで米国の新規感染者数と死者数のピークのずれを前提にすると、死者数はこれからも増え続けることが予想できる。たぶん、1週間後ぐらいがピークになるんじゃないかなと思うし、その時の一日あたりの死者数はどのような数字になるのかと思うと気が重い。 一部の専門家の中で、インドの一日あたりの新規感染者数と死亡者数との比率をみて、感染者数の割に死亡者数が少ないために、インドの変異株は実は致死率が低いんじゃ…

  • Youth Night でワクチン

    カリフォルニア州のワクチンの接種は順調で、少なくとも1回接種した人は州民の50%、シリコンバレーのあるサンタクララ郡では住民の約60%は1回は接種済だ。接種済住民が増えるの伴い、大型の接種会場の需要は徐々に減ってきている。 今後は、ワクチンの接種を躊躇する人たちをいかに説得するかが鍵となるので、受けたい人にガンガン打っていく大型接種会場よりも、それぞれの住民の近くで、終業時間外も接種してくれるような薬局、スーパ、学校、職場、または仮設のポップアップサイトなどによる接種の方が効率が良いと考えられるので、行政は徐々に作戦変更中だ。 さて、最も接種が遅れているとされるのはアフリカンアメリカンやヒスパ…

  • 米政権、知的財産の一時的な放棄を後押し

    つい数日前に「ワクチンの知的財産権」で書いたテーマの更新情報だ。 今日、バイデン政権はとうとう、米国製ワクチンの知的財産権の一時的な放棄に対して肯定的な意見を表明した。今後は米政権が後押しする形で、他の先進国やWHOと調整し、自国製薬会社を何らかの形で説得し、ワクチンのレシピが一時的に無料で世界各国で使えるようになる可能性がある。 ワクチンの原材料と製造方法が公開され、その情報を無償で使うことが許可されれば、世界中の技術力のある国はワクチンの作成を開始できる。これがいわゆるジェネリックと呼ばれる薬品の製造過程である。世界中の国でワクチンのコピーが可能になれば、特にインドのような技術力がある国は…

  • 思わぬところで売上減

    難しい話題が多いのでたまには閑話。私にとっては閑話だけど、ある商品群のブランドにとっては深刻なお話。 パンデミックによって売上に影響がでた商品はいろいろある。ビジネスウェアや靴、バッグなどはわかりやすく売上が減った。もちろん外食産業やレジャー産業には大打撃が発生したし、いわゆるショッピングセンターで衝動買いをするような商品は概ね打撃を被った。 人はオンラインショッピングをする時、見かけたものを衝動買いする事はあまり多くない。むしろ、何を買うのかターゲットがはっきりしているときに、オンラインショッピングサイトを開け、あちこちの商品を比較検討して買うことが多い。時には、ウェブサーフィン中に目に飛び…

  • ワクチンの知的財産権

    とうとうワクチンがティーンエイジャーに接種される日が近づいているらしい。 今日の報道によると、FDAが12歳から15歳までのティーンエイジャーに対するファイザーの接種を来週にも許可するのではないかという。我が家にもティーンがいるので、このニュースは見逃せない。 米国の多くの16歳以上の人々がワクチンを接種しているのに対し、15歳以下の子供たちにはワクチンの使用許可が出ていなかった。この影響は大きい。例えば、大人がワクチンを打ち終わったので、夏の休暇の予定を立てようとしても、子供のワクチンの接種が終わっていないために、いろいろな行動制限がかかり具体的に計画できない家族も多い。また、学校の再開した…

  • 戻り始める日常と戻り難い心情

    久しぶりに日本食スーパーに買い出しにいったら、店の前にできていた入店を待機する行列がなくなっていた。ロックダウンになったからというもの、週末の日本食スーパーの入り口に行列がなかったことはない。その光景はすごく不思議だった。 たまたま客が少なかったわけではないと思う。店内はこの一年間のいつよりも人がいたような気がする。人とすれ違うたびに距離をあけようとするので、店内のあちこちで立ち止まって人が通り過ぎるのを待っている機会が多かった。たぶん入店制限がなくなったのか、もしくは一度に入店させることができる定員がぐっと増えたのではないかと思う。 久しぶりに並ばずに入店できたせいで、いつもよりも買い物する…

  • 陰謀論者の語る世界を想像してみた

    昨日の日記のコメントにワクチンの接種を拒否する人たちの中に存在する根強い陰謀論が紹介されていて、とても興味深かった。コメンテーターの甘栗さんが遭遇した陰謀論は次のようなものだ。 「彼ら(作者注:ワクチン否定論者)にとってワクチンは国家の陰謀なのです。他の人がワクチンを接種してパンデミックを終わらせた後に苦しみながら死亡し、彼らだけが生き残る世界を語って、ワクチンを拒否するよういまだに進めてきます。xファイルの世界に生きているのでしょう。」 これまで聞いた様々な陰謀論の中でも、これはそうとうファンタジックなもので、いっそのこと面白い。映画やテレビドラマのストーリーに非常に似ているので、コメンテー…

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