薬剤師によるワクチン接種が導く3つの変化
感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として期待されるワクチン。高齢者を中心としたワクチン接種がいよいよ本格的に始動しています。その中で、賛否両論が渦巻いていますが、薬剤師が接種行為そのものを行うかどうか、いわゆる、打ち手になるかどうかという議論が急速に高まってきているようであります。 医師と薬剤師がそれぞれ専門性を生かして協働して治療に当たる「医薬協業」という概念の中で、医師は診断と救命に重心を置いて業務に従事し、プライマリケアや統合医療的な部分は薬局・薬剤師が積極的に担っていくという協業の形を、以前から提唱している医師が多いなか、その考え方に立てば、いわゆる「診…
2021/05/31 03:13