ちょっとご紹介が遅くなってしまいましたが、森川ゴム工業のフラッグシップモデル、HealthNo.863。森川さんの昔のカタログを持っていないので正確なところはわからないのですが、創業当時から作られていたというわけでは無く、比較的後発だったと記憶しております。ホームセンターで一番よく見かける「形」のサンダルなのですが、ホームセンターに行かれることがありましたら、ゼヒ手に取って「ツマ先の模様」をご確認ください。おそらく、ホームセンターにあるのはこの模様が楕円ではなくて「カマボコ型」になってると思います。(あと、たぶん甲のベルトの継ぎ目が真ん中以外になっているかと思います。)森川ゴム工業所の「本物のNo.863」はツマ先の模様が楕円と覚えておけば良いです。まぁ、日本製かどうかはひっくり返して裏を見ればMadeinJA...HealthNo.863
ク〇ックスによく似た感じの「VICNo.6002WAY」は、おそらく2012年の秋冬カタログから登場しています。おそらく、というのは、2012年の春夏カタログにはなく、2013年の春夏カタログには登場しているのですが「NEWマーク」が無いからです。残念ながら私は2012年の秋冬カタログを持っていないので、「おそらく」としか言えないのです。※2013年の春夏カタログより。「NEW」マークがありませんこの2WAY、ベンサンと呼ぶには他のサンダルとかけ離れた形状ですが、紳士クロスやエレファン同様、かかと部分がえぐれているためサイズの合う方にはすばらしいフィット感をもたらしてくれます。また、つま先から脇にかけて大きく通気孔があるためムレも少なく水はけが抜群、バックストラップがついていて脱げにくくすることができるため、こ...VICNo.6002WAY
PEARLNo.180が丸中工業所の紳士用サンダルの横綱なら、このNo.70は同じく婦人用の横綱。というより、婦人用ベンサン界の横綱といっても過言ではない圧倒的な定番っぷりを見せています。婦人用定番サンダルにはニシベのNo.110カナリヤとか森川のNo.623などの強敵もいるのですが、PEARLNo.70の強さはおそらくカラーバリエーションと、見た瞬間の「これでいいや」感(超・誉め言葉です)なのではないかと思います。「これじゃなきゃダメ!」というわけではないけれども、前提知識なしで「どれを選ぶ?」と問われたら大半の人が手に取ってしまうであろう安定感。キッチュで懐かしいデザイン、ビビッド&ポップなカラーで全9色のラインナップは、選ぶにあたって適度な自由度を与えてくれるため、たとえば施設などで用途によって色分けした...PEARLNo.70(婦人)
2005年に「VICNo.1000ジャンプ」として登場して、※ニシベケミカル2005年春夏カタログより翌2006年に「VICNo.1000カリベン」に改名。※ニシベケミカル2006年春夏カタログより改名の理由は不明ですが、実はこれによく似た形状の「VICNo.1800ジャンプ」というのが2004年をもってカタログから消えているめ、一旦名前を引き継いだ後に改名したということになりますね。なので、ニシベケミカルで「ジャンプ」と命名されたサンダルは3種類あるということになります。(詳細はまた後日)ヴァン・ヘイレンが好きだったんでしょうかね?それはそれとして、このカリベン、どちらかというと「ぶっとい鼻緒のギョサン」という感じの形状で履き心地は例によって甚だ柔らかく、No.1001スポーツのような感触です。ホールド感とフ...VICNo.1000カリベン
VICNo.1001スポーツは2006年にカタログデビューをして2013年までの8年間製造されていたサンダルです。このサンダルが他のサンダルと決定的に違うのはその甲のベルト部分の薄さ。他のサンダルのほとんどが、縁の部分で約4mmなのに比べて、このスポーツは3mm程度。つまり、普段履き用のサンダルではなく、「ツッカケ」や「シャワー用サンダル」として作られたのではないかと思います。名前の「スポーツ」は、もしかしたら「スポーツをした後のシャワールームで使う感じ」の意味で付けられたのではないかと睨んでいます。とはいえ、シャワーサンダルにしてはドエライ履き心地の良さで、カカト部分のクッション性はニシベケミカル随一と称えてもよいくらいのクオリティ。ニシベケミカルさんの倉庫に何年か眠っていた残り在庫をベンサン.JPがすべて譲...VICNo.1001スポーツ
かつては「VICNo.510ダンヒル」と双璧を誇っていた「VICNo.520コロナ」。2011年のカタログを最後にその姿を消しています。※ニシベケミカル2011年カタログよりベンサン.JPが誕生したのが2011年の年末ですので、まさに入れ違い。一回も発注することはできませんでした。このコロナは、ニシベケミカルが一番最初に作ったサンダル(とニシベケミカルの方がおっしゃっていました)で、まさに記念碑的な作品です。廃番になったのが今から8年前なのですが、廃番になった直後から探しているもののなかなか新品が見つからず、私の把握している限りではこの8年間で発掘されたのはわずかに5足程度です。※まぁ、おそらくは日本のどこかの履物屋でそんな貴重品になっていることとは知らず、普通に売られて普通に消え去っているのでしょうが。このコ...VICNo.520コロナ
製造メーカーである丸中工業所が「我が子」と呼ぶ、PEARLブランドのフラッグシップモデル、それがPEARLNo.180。「ベンサン」と言えばこの形を思い浮かべる人も多いオーソドックスなデザインで、最近金型が新しくなったものの基本的な形状はまったく変わることなく引き継がれています。40年以上に渡って愛され続けているロングランモデルで、「安くて丈夫で滑りづらい」という、まさに便所サンダルの重要ポイントを的確に押さえているところが素晴らしい。とは言うものの、丸中工業所では製造されるサンダルをすべて「ギョサン」と呼んでいるため、あまり「ベンサンベンサン」というのは実ははばかられる。この丸中工業所(PEARL)の素晴らしいところはその柔軟性。いわゆるラインナップに無い「特色」め結構少ないロットで製造してもらえるため、小売...PEARLNo.180
生産終了後も当分の間はamazonやモノタロウなどで販売されていたが、すでに在庫も尽きてインターネット上からも姿を消してしまった「ニシベケミカルVICNo.610ヘルシー」。見て一発でお分かりのように、極端に大きい底面のイボイボがいかにも「健康サンダル」というコンセプトを表しています。デザイン的には「あまりにも普通」なため見過ごされがちなサンダルなのだが、想像してみてほしい。・健康ランドの脱衣所併設のトイレ・プールのトイレ・温泉旅館のトイレ・海の家のトイレなどなど、「水場+トイレ」というシチュエーションにこれほどジャストフィットするデザインかつポテンシャルを持ったサンダルが他に存在するだろうか。裏面はダンヒルとよく似たニシベケミカルのスタンダード(※)のもので、安定感は抜群。しかも足の裏に与える心地いい刺激はベ...VICNo.610ヘルシー
2017年に突如ニシベケミカルのカタログから消えたVICNo.1200トップ。これも割と見かけないサンダルで、量販店では「オリンピック」などが扱っていましたが、だんだんと棚から消えていき今ではすべて外国製のサンダルになってしまっています。割と履き心地がタイトなサンダルで、他のサンダルですと私もMサイズが履けるのですが、トップだけはLLサイズじゃないと窮屈な感じでした。そのため、『履く人を選ぶサンダル』だったと言えると思います。ところが何と、翌2018年に新ファッションブランド「BENCH」より、BENSAN-Tとして再販されました。実はここに写っているのはトップではなくBENSAN-T(のはず)です。何が違うかと言いますと、オリジナルの「VICNo.1200トップ」には、オーク(ベージュ)と金茶(キャメル)は存...VICNo.1200トップ
ニシベケミカルのサンダルの中でも稀有な存在なのがこの「VICNo.601ジャンプ」。2014年の春夏カタログに登場し、翌2015年にはカタログから消えているまさに幻のサンダルだ。しかも、このジャンプ以来2019年まで新作は出ておらず、そればかりかカタログからは定番と思われていたサンダルまでが無くなっていった。大幅に種類が減り始めた「その先駆け」という位置づけもできるサンダルなのです。で、これがその「ジャンプ」なのですが、ディティールにこだわりのある良いサンダルで紳士用として非常にシックにできてます。いかにも革で作ってあるかのようなデザインなので、サンダルOKな職場だったら迷うことなく選ぶと思います。そして、このサンダルのもう一つの特徴は、他のサンダルではあり得ない「反り返ったつま先」。斜め前から見ただけでも底の...VICNo.601ジャンプ
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