小百合の場合(小説)その3
こじゃれた店に到着。まずは駆け付け一杯なんて、可愛いミニワインを注文。ワイン到着を待つ間、すごく楽しそうにメニューを見ている後輩男子。「おい男子君」「普段来れない様な店だからって食べれない量を頼むんじゃないよ」少し上から目線のお姉さん的な指導をしてみるが、聞いていない様子だ。私もそろそろ三十路を迎える歳だから、せめて若い彼の彼女とは思われない様に振る舞わなければと、世間からの視線を意識してしまう。...
2020/02/29 06:51
2020年2月 (1件〜100件)
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