自由の翼を得るために

釣られた魚が悪い？

プレゼントを最後にくれたのはいつだったかなあ 釣った魚にエサはやらない 付き合ってる間は優しいしおもしろくて「いい人」なんだけど、いったん身内になると冷たくて偉そうになる。それは、親しくなるまでは丁寧だけど親しくなったらフランクになる、とかそういうレベルじゃありません。 モラハラ被害者はよく「結婚する前にわからなかったのか」と言われることがあるんですが、わからないんです。それでもまだ、結婚して日も浅いころにでもそれがわかればいいのかもですが、モラが発動するのは被害者が身動きの取れなくなってからの事が多いと言われています。それは妊娠、出産など。うちの場合は上の子を妊娠したタイミングでした。 もと…

2020/01/26 15:11

心を決めて

「行かなきゃいいんじゃない？」 去年の秋にオットと旅行に行ったんですね。オットも年中モラってるわけではないのでそこはあんまり抵抗ないんですけども。誘われたのは11月。扶養控除枠いっぱいで働いてる人がほとんどなので、みんな調整に入ってて一番休みにくい時期ですよね。 それでも自分の都合しか考えない。そこからしてモラなんですけど。 「いやだなあ。行きたくない」 そんな呟きをTwitterに投稿したんですがそれに対して「じゃあ行かなければいいんじゃない？」とリプをくれた人がいました。 ですよねー！そうですよねー！返す言葉もありません！ 図星です。離婚するって言いだしてから7年。下の子供が高校生になった…

2020/01/20 21:51

離婚を切り出したとたんに執着するモラ

流れる水は絶えずして 離婚をちらつかせてコントロールしようとする あるあるみたいですね。 7年前に離婚を先に言いだしたのは夫です。「離婚届ももらってきてる」と言われました。その時は上の子が小児がんの治療を終えて退院したばかり。まだ仕事もしておらず、下の子もまだ小学校低学年。このツイート主と同じように動揺しました。でも、もういいか、ここまで言われてなんで我慢しなきゃなんないの？ 「いいよ、じゃあサインするから出しなよ」 そう返事したとたんに夫はなだめにかかりました。 「いや、やっぱりちょっと待って。冷静になろう」っていやいや。 おかしいやん。なんなん。 でもわたしはその時、正直ほっとしたんですよ…

2020/01/13 11:51

転職（2）

求職 去年の秋に転職しました。所詮パートはパートです。時間給で働いているのは家計の足しにするぐらいなら十分ですが、これで一人で生きていくのは難しい。そこで、7年前に離婚を密かに心に決めてから勤め始めたスーパーで、正社員になれないかどうか上司に相談しましたが、40代も後半の女性パートを正社員にするのは前例がないからということであえなく玉砕。人手が足りなくてショートタイムのパートさんたちまで長時間シフトで入ってもらわざるを得ず、みんな疲れ切っているのがわかっているので、わたしもここで正社員になれるならこのまま働き続けたい、ってかなり粘ったんですけどね。体制がまだ昭和なんですね。 職場の事情は事情と…

2020/01/10 21:41

転職(1)

「お前は俺と対等やと思ってんのか」 夫が以前わたしに言った衝撃的な言葉です。夫婦って対等なんだと思ってました。夫婦の片方が仕事をして生活費を得てくる。一人は家を快適な状態に整えたり子供たちの世話をする。これをどちらがやっても構わないと思うし、働くのが好きっていう女性もいるので両方が働いてたって構わないでしょう。その場合家の中のことはその家に住んでる人みんなの仕事だと思います。どっちが偉いっていう話じゃない。 もちろん、家族を養ってるほとんどの男性は「俺が働いてるんやから俺の方が偉い」なんて思ってないでしょう。モラ独特の認知の歪みです。ここまではっきり言われるともういっそ清々し…くはないですね。…

2020/01/07 21:02

モラハラってなに

翼をください わたしもモラハラを受けてきました。多くの被害者がそうであるように自分がDVを受けている、いじめられているということをなかなか認められないものです。わたしも自分が受けている仕打ちがモラハラというものなのだということがわかり、当時は追いつめられて夫を殺し、自分も死のうと思い詰めていた頃がありましたが、それを他の人に相談することができませんでした。自分の精神状態が普通ではないと思ったのでやっとのことで心療内科を受診しましたが、そこでさえわたしはカウンセリングの時や医師の診察の時にもニコニコと笑い、「大丈夫です」と言って帰ってきてしまいました。 わたしが自分の受けてきた仕打ちをブログとし…

2020/01/03 19:10

モラハラ夫から自由になるために ～はじめに～

自己紹介 大阪在住、結婚して20年余り。結婚したのは26歳の時。夫は子供のころからよく知っている（と思っていた）幼馴染。選択肢がなかったということもあるけれど、幼馴染との結婚という、ちょっと漫画チックな設定に憧れもあったのです。 後で詳述していきますが、夫のモラハラが始まったのは初めての子供を妊娠した時からでした。そもそも自分が夫から受けている仕打ちが「モラハラ」つまりモラルハラスメントという精神的・心理的DVというものであることすら知りませんでした。 常に夫に怯え、夫を不機嫌にさせまい、怒らせまいということしか頭にありませんでした。何をするにしても夫がどういう反応をするのかが気になり、打ち解…

2020/01/01 19:05