神様トラップ
皆さまごめんくださいませ 突然ですが 「アナタハカミヲシンジマスカ?」 私は信じています。信じていると言っても宗教成分薄めの 「けぇ、そぎゃん事するとかんさんのバチがあたぁけん!」 レベルの昔からの日本人のDNAに刻まれた自然の中、森羅万象に対する漠然とした畏敬の念的な・・・まあ早く言えばゴミの不法投棄に困ったら鳥居⛩を置いたら解消!レベルの極めて凡人な信心、鰯の頭も信心からです。 そもそも我々日本人は12月ともなると「さいみて(歳内の最後の月命日ちなみに出雲弁らしいです)」でお寺さんと関わり、「クリスマス」で浮かれ「除夜の鐘」で行く年を振り返ったその舌の根も乾かぬうちに「初詣」の神頼み…… 最近ではハロウィーンもあるし、海苔巻きの一本喰いもせんといかんし…和洋折衷神仏網羅して忙しやイソガシや 外国の方々からは、いささか節操が無いようにみえるかも知れませんがなかなか素敵な事だと思います。 鳥居を設置しただけで不法投棄がぐっと減るなんて素敵な民族ですよね- そもそも、古来から日本には八百万の神様がいらっしゃると聞いております( ^∀^) 台所の鍋にも路傍の石にも、トイレにもとても綺麗な神様がいるんだと聞いております。 てな訳でそこかしこに宿る神様と暮らす私達。 そんな私、昔々の少女の頃から物語が大好きでした。 そして気づいていました。 西洋でも東洋でも太古の昔から、古今東西神様は私達人間を試してくる事を! ギリシャ神話や古事記やら、なんならマンガ日本昔話でもたいがい神様は貧しい老人のナリをして我々にトラップをしかけます。 ほら、よくあるじゃないですか…ある晩貧しいヨボヨボのジジイ…あ、いや、お爺さんが訪ねてくるのです。 「すいません、今夜一晩、軒先でもかまいませんので泊めてくださいませんか?ゲホッゲホッ」 大抵はお金持ちのオウチに先に行きます 「けーきちゃない!ほいただがね!うちはいけんよ しゃん知らんもん泊める余裕はないけん!」 (ほいた って大丈夫ですかね?コンプライアンス的に…今なら路上生活者と言わないとですかね?ちなみに私は子供の頃お部屋を散らかしてると母に けーほいた小屋みたいに散らかして!片付けなさい! と叱られました) お金持ちは当然追い払います。 次に貧しいオウチに参ります 「すいません、ゲホッゲホッ……」 貧しいオウチの人はこんな所で良かったらと布団が無いので、藁を敷き非常用のなけなしの米やら粟や
2020/03/06 03:53