(2024/04/02) (正カナ) 特集「カナモジ文に挑戦」 正仮名遣ひ文やローマ字文に比べて、カナモジ文にまで手が回らずに、それぞれのブログは非公開かテーマを変へてゐます。 はてなブログの「カナブミ日記」→ 非公開 seesaaブログの「カナブミ日記」→「プロ野球投手力」といふ別テーマのブログ
(2022/01/09) (現カナ) 特集「長音と同スペル異義語」 「E」から「FU」までの10組を示します。 パスポート ヘボン式 NQH式 漢字 E EIKO eiko eiko 栄枯 eikō eikou 栄光 EIYO eiyo eiyo 栄誉 eiyō eiyou 栄養 ENJO enjo enjo 援助 enjō enjou 炎上 FU FUJO fujo fujo 扶助 fujō fujou 不浄 FUKEI fukei fukei 父兄 fūkei fuukei 風景 FURYOKU furyoku furyoku 浮…
(2022/01/09) (現カナ) 特集「長音と同スペル異義語」 「A」から「DO」までの12組を示します。 パスポート ヘボン式 NQH式 漢字 A AKUSHU akushu akushu 握手 akushū akushuu 悪臭 BA BAKURO bakuro bakuro 暴露 bakurō bakurou 博労 CHO CHOBO chōbo choubo 帳簿 chōbō choubou 眺望 CHOJO chōjo choujo 長女 chōjō choujou 重畳;頂上 CHO…
(2022/01/09) (現カナ) 特集「長音と同スペル異義語」 訓令定義の最大の欠点は長音を字上符で表すことです。一応、字上符が使えない環境での代用表記も定められていますが、一足先の1946年に定められた現代仮名遣いと連携が取れず、それを規則を知っている人はほとんどいません。例えば、「TÔKYÔ」の代用表記は「TOOKYOO」ですが、「TOKYO」もしくは「TOUKYOU」とつづるでしょう。 パスポートは字上符が使えない環境の代表例ですが、正式な代用表記よりも字上符を省く対応を選び、仮名で書き分けられた別人同士が、ローマ字で字上符を省くことで、同姓同名になってしまいます。「おの」さんと「お…
(2022/01/08) (正カナ) 特集「長音と固有名詞」 仮名を一文字づつそのままローマ字に置き換へたときに「aa」「ee」「oo」「uu」となる長音を更に「ah」「eh」「oh」「uh」に置き換へたときの例示を進めてきました。例へば、「Ootemachi」「Yuurakuchou」を「Ohtematchi」「Yuhrakuchou」と置き換へる例だけ見ると妙案のやうに思へますが、長音「h」の後ろに「aehiouwy」がきたときの例外処理を混乱なく使ひこなすには不安があります。 多くの場合「-」を間に挟むことで混乱を避けることができます。「Oh-ura」「Oh-oka」「Oh-hara」「…
(2021/01/05) (正カナ) ローマ字文の理論を広く伝へるために、ローマ字関連の記事は現代仮名遣ひで書くことにしてゐます。実のところ正仮名遣ひに慣れてしまふと、今現在読んでゐる文書が正仮名遣ひなのか現代仮名遣ひなのか意識に上ることはありません。現代仮名遣ひを読むことしか経験がない読者にとっては、使用頻度が高い「ゐる」「いふ」「やう」「あつた」といふ仮名遣ひの表現に違和感を覚えるでせうが、それ以外の大半の文章は同じ漢字で同じ仮名なので、これらの表現に慣れてしまふと違ひが意識に上らなくなります。 例として日本国憲法前文の一節を挙げます。日本国憲法は制定以来未改定なので、皮肉にも、純粋な正仮…
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(2024/04/02) (正カナ) 特集「カナモジ文に挑戦」 正仮名遣ひ文やローマ字文に比べて、カナモジ文にまで手が回らずに、それぞれのブログは非公開かテーマを変へてゐます。 はてなブログの「カナブミ日記」→ 非公開 seesaaブログの「カナブミ日記」→「プロ野球投手力」といふ別テーマのブログ
(2023-11-16) (現カナ) 本方式は訓令定義内*1のヘボン式に基づき、かつ現代仮名遣い*2との翻字を目指すものである。訓令定義 ャ ュ ョ ア a イ i ウ u エ e オ o カ ka キ ki ク ku ケ ke コ ko キ kya kyu kyo ガ ga ギ gi グ gu ゲ ge ゴ go ギ gya gyu gyo サ sa シ shi ス su セ se ソ so シ sha shu sho ザ za ジ ji ズ zu ゼ ze ゾ zo ジ ja ju jo タ ta チ chi ツ tsu テ te ト to チ cha chu cho ダ da デ de …
(2023-09-06)(現カナ) 内閣訓令の『外来語の表記*1』に現れる外来音に対して、どのような拡張が行われているかまとめてみる。43個が定められ、それぞれ行ごとに並べると次のようになる。 イェ、ウィ、ウェ、ウォ ヴ、ヴァ、ヴィ、ヴェ、ヴォ、ヴュ、ヴョ キェ、クァ、クィ、クェ、クォ グァ、グィ、グェ、グォ シェ、スィ ジェ、ズィ チェ、ツァ、ツィ、ツェ、ツォ、ティ、テュ、トゥ ディ、デュ、ドゥ ニェ ヒェ、ファ、フィ、フェ、フォ、フュ、フョ (1) 基本規則 外来音を表すための基本規則は、開拗音(イ段に小書きのヤ行)には「y」を間に挟み、合拗音(ウ段に小書きのワア行)には「w」を間に挟む形…
(2023/06/02) (現カナ) ツイッター社が一か月ログインしないアカウントは消すという真偽不明の情報が流れて以来、ツイッターの更新をまた始めました。雑誌記事の要約をローマ字にして書くにはツイッターの制限長はちょうど良く、ローマ字ブログよりは長続きしそうです。また、読む方も280文字はちょうど良い長さです。 さて、ログインのついでに、ローマ字関係の話題をツイッター内で探すのですが、相変わらず、関心事は「訓令式」VS「ヘボン式」で、しかも漢字仮名交じり文で議論するという明治以来何も変わっていない状況です。 良く言われるのが、ヘボン式は英語従属精神の現れであるということです。確かに間違ってい…
(2023-01-10) (正カナ) 国語課題小委員会(第55回)(令和4年12月23日) 文化庁 『小学校国語科におけるローマ字学習について』 子供にとって一番有用なのはローマ字入力。自づと日本式が優先され、長音用の字上符を入力する場はない。
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第54回)(令和4年10月21日) 文化庁 『「国語に関する世論調査」におけるローマ字表記についての調査結果』について、長音をローマ字でどのやうにつづるのか時系列で意識調査が行はれてゐた。実回答のおける割合と、有効回答における割回をまとめてみる。神戸(こうべ) 実回答に対する割合→有効回答に対する割合 平12 平22 令2 → 平12 平22 令2 Kôbe 18.8 8.0 7.5 → 21.6 8.7 7.6 Kōbe 40.1 56.9 55.2 → 46.1 61.8 55.8 Kobe 14.2 10.8 13.…
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第54回)(令和4年10月21日) 文化庁 『「国語に関する世論調査」におけるローマ字表記についての調査結果』について、撥音の後ろに母音がきたときの調査結果が載ってゐた。 田園(でんえん) 64.9% Denen 18.2% Den-en 11.8% Dennen 3.6% Den'en 訓令定義で正しい「Den'en」が 3.6% しか使はれてゐない。「Den-en」は許容範囲と言へるが、それでも 18.2%。もっとも2位であることは救ひかもしれない。1位は「Denen」。「でねん」とどうやって区別を付けるのだらう。ただ、「'」や「…
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第54回)(令和4年10月21日) 文化庁 『ローマ字のつづり方について:言語学の観点から (ペート・バックハウス氏提供)』に興味深い資料があった。 神戸(こうべ) 55.2% Kōbe 18.9% Koube 13.6% Kôbe 7.5% Kobe 2.3% Kohbe 1.5% Koobe 大阪(おおさか) 54.9% Ōsaka 21.0% Osaka 11.6% Oosaka 7.7% Ôsaka 3.8% Ohsaka 「ô」よりも「ō」の方が一般的だし、長音符が使えない環境では、仮名遣…
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第53回)(令和4年9月9日) 文化庁 この回は、新日本式ローマ字の紹介がメイン。新日本式は学術的に使ふ分には、悪いとは思はないが、標準で取り上げる価値があるとは思へない。行段の規則性を求める人は日本式だし、表音性を求める人はヘボン式だ。新日本式は、その狭間でどちら付かずの状態だ。 実用面でローマ字の問題は、長音符の廃止と単独の促音。ヘボン式(英語式)信仰の強い日本において、英語にない「ô」は異端のものだ。苦労してまで使ふ人は少ない。「o」と略されるか、「ou」と仮名遣ひどほりにつづるかのどちらか。「oh」でもかまないが、それなら詳細…
(2022-11-25) (現カナ) ローマ字仮名変換の設計 「nn(ん)」の定義は訓令違反であり、削除すべき理由を上げます。 漢字 是認 全員 善人 平仮名 ぜにん ぜんいん ぜんにん 訓令定義 zenin zen'in zennin nn(ん) zeninn zenninn zennninn n'(ん) zenin' zen'in' zen'nin' nq(ん) zeninq zenqinq zenninq 「nn(ん)」の場合 ぜにん → zeninn → ぜにんん ぜんいん → zenninn → ぜんにんん ぜんにん → zennninn → ぜんんにんん このように、「nn(ん)」…
(2022-11-25) (現カナ) ローマ字仮名変換の設計 上記のローマ字仮名変換を使うために、どのような変更が必要かここで示します。 必須変更 削除 nn(ん) 追加 nq(ん), q(っ) 選択変更 削除 gwa(ぐぁ), kwa(くぁ), we(うぇ), wi(うぃ) 追加 gwa(ぐゎ), kwa(くゎ), we(ゑ), wi(ゐ) dja(ぢゃ), dji(ぢ), djo(ぢょ), dju(ぢゅ), dzu(づ) tcha(っちゃ), tchi(っち), tcho(っちょ), tchu(っちゅ) 解説 「必須変更」は「nn(ん)」を消して、「nq(ん), q(っ)」を加えるだけです…
(2022-11-22) (現カナ) ローマ字仮名変換とローマ字つづりの違いは、ローマ字のつづりは人間の目で前後のつづりを見て読みを一つに決められますが、ローマ字仮名変換はキーを押した順番で変換規則が決まってしまいます。追加で数文字押した後に元に戻って、変換を変えることはできません。(厳密には可能ですが、そのような複雑な規則を作り込むのは難しいでしょう。) 変換規則をまとめてみます。下線で斜体が訓令外、下線のみが訓令第二表、それ以外が訓令第一表の規則になります。 必須規則 (基本) a(あ) ba(ば), be(べ), bi(び), bo(ぼ), bu(ぶ) bya(びゃ), byo(びょ),…
(2022-09-11) (正カナ) 国語課題小委員会(第52回)(令和4年7月19日) 文化庁 PDFの文書はポスター形式で読みづらいので、写し取って箇条書きに変へました。 今期(22期)以降の国語課題小委員会における審議事項(案) I 「国語分科会で今後取り組むべき課題」(今後5~10年ほどの審議事項)を整理し取りまとめ。 ○ 前期の検討を継続。令和4年度中に報告を取りまとめ。 ○ 各課題は、従来の事項別の示し方だけではなく、日本語によるコミュニケーション上の問題点がどこにあるか、という観点から整理。 ●「国語に関するコミュニケーション上の課題(国語課題小委員会における審議経過の整理)…
(2022-09-11) (正カナ) 9月11日にサイトを訪れたところ議事録があるのを見つけました。 国語課題小委員会(第51回)(令和4年6月17日) 文化庁 昭和29年の内閣告示から70年近く経過していて、これまで特に手当てがなされていないというのが現状です。 すぐに内閣告示の改定などを検討するという意味ではなく、まずは、関係者からのヒアリングを行うとともに、どのような調査が必要であるかなど、よく検討した上で、調査も実施し、さらには現状をよく整理するということが必要であろうと思います。 そして、何らかの提案ができればと考えている次第です。 よろしければ、この課題「ローマ字のつづり方」に…
(2022-09-11) (正カナ) 9月11日にサイトを訪れたところ議事録があるのを見つけました。 国語課題小委員会(第51回)(令和4年6月17日) 文化庁 外務省のパスポートの表記基準のようなものがあります。ベースになっているのはヘボン式ですが、特殊なところもあります。例えば大リーグにいる大谷選手は、「Ohtani」と表記しています。このようにhを使って長音を表すこともできるというような、少し幅のある基準になっているかと思います。 それは、内閣訓令が頑なに字上符にこだはるからです。「Ôtani」以外の代用表記を示さないから、字上符の使へない環境では「Otani」になってしまひ、「小谷…
(2022-09-11) (正カナ) 引用ツイート 引用ツイートは、一か月を過ぎるとで引用元から引用先をたどれなくなる。 返信 返信は三代を超えるとタイムラインで一部が隠されてしまふ。 結論 自己への引用ツイートはしない。 自己への返信は三代までに留める。 親ツイートに複数の返信を行ふことは問題ない。
(2022-06-22)(現カナ) 議事録がまだ公開されていませんが、どうやら「ローマ字は訓令式かヘボン式か」の議論があったようです。 文化審議会国語分科会国語課題小委員会(第51回)(令和4年6月17日) 文化庁 ローマ字は訓令式かヘボン式か 国語課題小委で検討へ 教育新聞 また、川瀬眞由美テレビ朝日アスク取締役は「地名も人名もすでに混乱が起きている。何種類もあり不便につながっているので、日本語の音をどうアルファベットで表記するのかは、ある程度意見を集約して関係省庁や部局に提言してもいいのではないか」と提案した。 いや混乱を起こしているのは、訓令式とヘボン式の差ではなく、長短のほうで…
(2022-06-22)(現カナ) 最近、ローマ字界隈で動きがありそうなので、文化庁のページを探していると、ようやく長音問題を取り上げる意見が出てきたようです。 国語課題小委員会(第45回)(令和3年7月30日) 文化庁 ○ 前 田 委 員 (中略) た だ 、 ヘ ボ ン 式 で 非 常 に 気 に な る こ と が 二 つ あ り ま す 。 一 つ は 日 本 語 の 長 音 を う まく 書 け な い と い う 問 題 が あ る こ と で す 。 例 え ば 外 務 省 の 文 書 が あ り ま し た が 、 オ ノ さん と オ オ ノ さ ん は 同 じ 表 記 …
(2022/06/11) ローマ字ブログ*1には様々な題材を集めて、資料集として更新を続けてゐましたが、題材集めとその資料加工に見合った閲覧数まで増えません。別に閲覧数を稼ぐためにブログをやってゐる訳ではないのですが、ローマ字文を広めるために、ブログといふ媒体はあまり向いてゐないことに気付きました。要するに Google が日本語で書かれたローマ字の羅列を意味のある文字列として上位に置かないからです。これでは私以外でもローマ字文でブログを続けるモチベーションが続かないでせう。 一方、ローマ字ツイッター*2の方は、280文字以内のローマ字文を書くことでツイートを増やすことができますし、とにかく、…
(2022/06/10) 前回、ABC順の短縮表記を紹介しましたが、今回は、NQH式ローマ字表の短縮表記を考へます。いくつも変種ができるので、短縮表記も一定にならないし今後も改良の余地があります。 NQH式 {` K G S Z N B P M R}+{A U E O} {` K G N H B P M R}+{I YA YU YO} {` K G}+{WA} {T D H}+{A E O} {SH J CH DJ}+{I A U O} {TS DZ F V}+U {H Q N}+{'} W+{I E O} 「W+{I E O}」が美しくはないですが、今のところこの表記が一番短く記述できます。…
(2023-01-10) (正カナ) 国語課題小委員会(第55回)(令和4年12月23日) 文化庁 『小学校国語科におけるローマ字学習について』 子供にとって一番有用なのはローマ字入力。自づと日本式が優先され、長音用の字上符を入力する場はない。
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第54回)(令和4年10月21日) 文化庁 『「国語に関する世論調査」におけるローマ字表記についての調査結果』について、長音をローマ字でどのやうにつづるのか時系列で意識調査が行はれてゐた。実回答のおける割合と、有効回答における割回をまとめてみる。神戸(こうべ) 実回答に対する割合→有効回答に対する割合 平12 平22 令2 → 平12 平22 令2 Kôbe 18.8 8.0 7.5 → 21.6 8.7 7.6 Kōbe 40.1 56.9 55.2 → 46.1 61.8 55.8 Kobe 14.2 10.8 13.…
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第54回)(令和4年10月21日) 文化庁 『「国語に関する世論調査」におけるローマ字表記についての調査結果』について、撥音の後ろに母音がきたときの調査結果が載ってゐた。 田園(でんえん) 64.9% Denen 18.2% Den-en 11.8% Dennen 3.6% Den'en 訓令定義で正しい「Den'en」が 3.6% しか使はれてゐない。「Den-en」は許容範囲と言へるが、それでも 18.2%。もっとも2位であることは救ひかもしれない。1位は「Denen」。「でねん」とどうやって区別を付けるのだらう。ただ、「'」や「…
(2022-11-26) (正カナ) 国語課題小委員会(第54回)(令和4年10月21日) 文化庁 『ローマ字のつづり方について:言語学の観点から (ペート・バックハウス氏提供)』に興味深い資料があった。 神戸(こうべ) 55.2% Kōbe 18.9% Koube 13.6% Kôbe 7.5% Kobe 2.3% Kohbe 1.5% Koobe 大阪(おおさか) 54.9% Ōsaka 21.0% Osaka 11.6% Oosaka 7.7% Ôsaka 3.8% Ohsaka 「ô」よりも「ō」の方が一般的だし、長音符が使えない環境では、仮名遣…