泡のなる木
美しい里山公園内にはいくつか池があるんですが、今日その中のひとつでこんなものを見つけました。 池のそばの木に、拳ほどの泡の塊がぶら下がっています。 「泡のなる木」でしょうか? いいえ、実はこれ、カエルの卵なんです。 「モリアオガエル」というアマガエルを大きくしたようなカエルで、こんな風に水面上に突き出した木の枝に粘液の泡の塊を作り、その中に卵を産み付けます。 この塊を「卵塊」といいます。 卵が成長してオタマジャクシになると、卵塊は溶けてオタマジャクシが水面に落ち、そこでカエルになるまで成長するというカラクリです。 実はこのモリアオガエル、岡山県のレッドリストでは「絶滅危惧II類」に指定されてい…
2020/05/19 17:06