春の足音
最近の美作は暖かくなったり寒くなったり、まるで春と冬を行き来しているような気候ですが、生き物たちは確実に春の訪れを感じているようです。 美しい里山公園で一番高い山「塩野尾山(しょおのおさん)」の山頂付近には、「塩野尾宮」という小さなお宮があります。 このお宮の境内には、年中枯れることのない霊泉があるのですが、春になると毎年ある生き物がやってきます。 水の中に何かあるのが分かりますか? 透明なチューブのような物の中に、黒い粒がたくさん入っていますね。 実はこれ、カエルの卵なんです。 その親がこちら。 ニホンヒキガルという、ヒキガエルの一種です。 普段は水場から離れて森などに棲んでいるんですが、産…
2021/03/01 16:50