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ブログタイトル
終わり良ければ ~亡くなった方が教えてくれたこと~
ブログURL
https://aki0602.hatenablog.com/
ブログ紹介文
納棺士として働き始めて10年。亡くなった方から教えてもらったこと。 死から生が見えてきます。
更新頻度(1年)

3回 / 26日(平均0.8回/週)

ブログ村参加:2020/01/15

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habukiさんの新着記事

1件〜30件

  • 亡くなった人に呼ばれる話

    時々 あー、私今日この故人に呼ばれたなって思うことがあります。 例えば、千葉県の納棺式のお手伝いに行った時、そこに来ていた親戚の1人の方に「以前、私の母の納棺式をやっていただいたの覚えていますか?」と聞かれたことがありました。私と同じぐらい、40代後半のその女性は不思議そうに「でも、うちは埼玉県なので違う人かしら?」と話かけてこられました。 埼玉と千葉。まさかと思うと思いますが、これがあり得る話なんです。千葉も埼玉県も東京都内も茨城県もあちこちに出没するので、お会いした可能性はあるのです。 ただ、正直覚えてない。 私は曖昧に微笑んで頭の中はフル回転で思い出そうとしています。 年間400人から5…

  • 死のリセット

    もう、何度も使われ倒したセオリーかも知れませんが、ゲームに慣れ親しんできた子供達が、死んだ人をリセットできる感覚をもっているっていうんですよね。 ある本に、小学生の10%が人は死んでも生き返ると思っている。と書いてあっても、特に驚くべきことではなくなりました。 確かに今のゲームって凄くリアルなんですよ。マリオ時代のチャッラタ チャラララン〜っていう漫画のキャラクターのような主人公の死とは明かに違う。戦争ゲームなんか、どっちが敵か味方か、何の為に戦っているのかわからないままリアルな人をリアルな銃で撃ちまくっている。 死に対して何の情報がないまま、ゲームだけが死を感じる事の出来るツールだとしたら、…

  • 納棺士の求人情報はどこに?

    私が納棺士と知ると、周りから色んな質問を受けることがあります。普段から非日常に暮らす納棺士は、未知の職業なのかもしれません。かく言う私も、納棺士は亡くなった方をお化粧する仕事?ぐらいのイメージでした。 よく聞かれること①どうやったら納棺士になれるか? 納棺士は特に資格があるわけではありません。「私は納棺士です」と言えば明日からでも納棺士になれます。 だから、技術や知識を学び経験を積んだ納棺士もいれば、ご遺体にメイクするだけの納棺士もいます。ピンからキリまでいろいろなのです。 だから本当は頼む人(遺族)が選べるといいなあと思います。葬儀会社にお葬儀を頼むと、その葬儀会社の納棺士または、提携をして…

  • お母さんの匂い

    納棺師はご遺族が安心して大切な方との最後の時間を過ごしてもらえるように、様々な処置の方法を学んでいます。しかし、そこには必ずご遺族の思いも吹き込まないと納棺師の自己満足になってしまうこともあります。 以前お手伝いした40代のお母さんの納棺式では私自身いろいろな事に気づかされました。 アーモンド色のフローリングと白い壁と大きな2面の窓から見える緑が眩しいリビングでの、納棺式です。 リビングの中央にベッドが置かれ亡くなったお母さんが寝ています。お母さんの横には、小学校低学年の弟さんと高学年のお姉さんがちょこんと座っていました。 葬儀の担当者とバタバタと、廊下に置かれている荷物の片付けているお父さん…

  • 年末年始の納棺式

    【火葬場もお正月はお休み】 12月30日からお正月月三が日までは、殆どの火葬場が休館日になります。 通常、納棺式を行うタイミングで1番多いのは通夜の前です。 長く火葬場がお休みになるということは、亡くなった人が火葬されずどんどん貯まっていくわけです。 年末亡くなった方はなるべく火葬場の休館日前に火葬したいし、お休み中に亡くなった方もなるべく早く火葬したい、、、。 という訳で年末年始は火葬場がとても混雑し、火葬できず日延する方も多くなってきます。 日延することが多い年末年始はご遺体の保管の仕方に大変気を使います。 ご遺体の腐敗が進み、ご遺族が辛い思いをすることは葬儀担当者や納棺士がもっとも避けた…

  • 年の瀬も納棺士に休みなし

    ブログをはじめて、3カ月。 葬儀業界、年末年始も仕事があれば休み無し。 それでも今年はありがたいことに、31日〜2日までお休みをいただきました。 しかし、弊社に在籍の45名の納棺士のうち、3/2の納棺士が年末の今日も走っています。 そんな中、今年始めたブログについて振り返ってみると、、、。 何度も言い訳してますが、 元々文章を書くのが苦手な私はテーマを決めることも、スピードも、書く技術もないのでサラサラと日常を描くなんてことは出来ないのです。 2、3行で全く書けなくなったり、書いたり消したりを繰り返し、悩み、、、と時間がかかるのです。 ところが、神様からのプレゼント。 三回目の投稿でびっくりす…

  • 結婚式と納棺式

    葬儀業界にも繁忙期がありまして、11月後半から2月ぐらいまでは、とてもバタバタしております。 そんな中、体調崩して気がつけばもう、12月です。 令和最初の11月22日のいい夫婦の日に、沢山の芸能人が結婚した後に書いたブログを今頃ようやく投稿です^^; 結婚式と納棺式どちらも人生という節目となるセレモニー。 私が結婚式を挙げた25年前。結婚式は有名ホテルでお色直しは2回、3回が当たり前。100名の招待客も決して多くはありませんでした。 私も、仙台駅前のホテルで100名近い招待客とお色直しを1回しました。 ホテルのプランには、ゴンドラから降りてくるとかドライアイスの煙の中から新郎新婦が登場するとか…

  • 最後の会話

    深い悲しみから逃げたくなる時死別を体験したご遺族の悲しみは、はかり知れないものがあります。 悲しんでる人の側にいるって大変です。 しかし、私たち納棺士は「納棺式」というお別れの場でご遺族のお手伝いをする仕事です。 側にいる覚悟を持たなくてはならない。 、、、とは思っていても 胸が痛み逃げてしまいたくなるほどの悲しみに触れることもあります。 もうだいぶ前の話ですが、お子さんを亡くされたご遺族の話です。 ご自宅におうかがいした時はクリスマスの時期でお部屋の中には小さなクリスマスツリーが飾ってありました。 整理整頓されたお部屋には子供の写真がたくさん飾ってあり、亡くなったお子さんの妹さんが、リビング…

  • 弱り目に祟り目

    秋の花粉症がずっと続いてる。毎年のことだけど今年は症状が酷いなぁと思っていたところに発熱。 腰も痛いし、インフルエンザ?病院に行ったところ風邪とのこと。 あまり熱が出ない体質だし、二日酔い、腰痛以外に体調が悪いこともあまりないのに、どうしたんだろう?と、このところの生活を振り返ってみる。 先月末に友人が亡くなったとの訃報が入いりました。 自殺ということもあり、葬儀は家族の手で既に行なわれていました。 最後あった時、彼女は私の仕事の愚痴に「こんなに好きな仕事に出会えてよかったね」と言ってました。 彼女は鼻をグズグズしていた私を心配して、無理矢理自分のマフラーを巻いてきて、満足そうに笑ってました。…

  • 納棺士の腰問題

    やってしまいました。 腰問題。納棺士にとって、腰痛は職業病です。この世での最後のお風呂、「湯灌の儀式」は、お湯を20ℓのタンク二個に入れて移動しますし、自分より重い故人を抱えてご移動することもあります。 着せ替えをする時も、お体が大きい方だとスッという感じではなく、よいしょーと起こすことになることも。 布団や棺に寝ている方へメイクや、処置を行う際も全て中腰です。 書いてるだけでも腰が痛んできそうですが、納棺士とはそういう、日々の腰をいじめているような仕事です。納棺士に腰痛は付き物と言っても過言ではありません。 私達、納棺士の仕事は葬儀会社からの依頼で始まります。私達納棺士は葬儀会社の下請け会社…

  • ラジオ収録

    ラジオ番組にお呼ばれしました! 栃木放送。是枝つぐとのおみおくり百科 是枝社長は小金井の葬儀社の社長で、普段から大変お世話になっております。そして、グリーフサポートの仲間(先輩)でもあります。 めちゃくちゃ緊張しましたが、お二人のパーソナリティが空気を作ってくれます。 是枝社長と並んでいるのは、 埼玉県民がみんな聞いてるNACK5。GOGOMONZでお馴染みの高橋 麻美さんです。 こう言ってはアレですが、ラジオなのに無駄に可愛い!!顔が見えないのが勿体ないです。 顔ちっちゃい!私、顔も体も貫禄あり。 麻美さんがすごく奥に座っているように見えます笑 因みに横並びに座っているんだけどね。 終わった…

  • 普通の主婦のわたしがなぜ納棺士になったのか?

    告白をすると、自分のことを普通の主婦というのはだいぶ語弊があると思っています。私は妻として、母親としては「ポンコツ」です。四角い部屋を丸く掃除し、冷蔵庫の中で人参がミイラになっていたりします。裁縫も料理も得意ではなく、子供たちは早いうちから料理やボタン付けは自分で出来るようになっていました。それは私が教えたわけでなく必要に駆られてそうなっただけ。 納棺士になる前、私は保険の営業の仕事をしていました。数字を上げることで評価されることや、会社の経営者の方々と直接話ができる事にやり甲斐や、楽しさを感じていました。 しかし、ある出来事で私は役に立つ仕事ってなんだろう。と悩んだ時期がありました、 ある日…

  • ブログには向かない体質の私が伝えたいこと

    ブログをあげるって大変ですね。 だって、ブログって「私はこう思うんですよ」って発表するようなものです。周りからどう思われるか心配な人にとって、すごくハードル高いんです。遺族との一場面を書くときは、嫌な思いする人がいるんじゃないか?誤解をされるんじゃないか?と何度も消したり、書いたり・・・。 B型自由奔放!私がしたいようにするわ~!という仮面をかぶってますが、間違ったことしたくない、バリバリの長女気質なんです。 これは、完全に向いてないですよね それでも、葬儀業界に入ってから、私の中には伝えたいこと、これって変だよねってことが少しずつ積み重なっていきました。 これって変だよね ある納棺士が、ご自…

  • 音の記憶

    先日、自宅で子供達が小さい頃の映像を整理していると亡くなった父の映像が出てきました。 今では25歳、24歳の息子達が、映像のなかでは、まだ、4歳、3歳ぐらい。父の膝の上で夕ご飯を食べて笑ってます。 こんな映像が、あったのかと懐かしい気持ちになりましたが、子供達と話す父親の声を聞いた時、本当に突然に涙が「わっ」と溢れてきました。 亡くなってからもう10年経つのに父の声を聞いただけで、こんなに心が揺れて涙がでることに驚きました。 その時気付いたのですが、私はそれまで父の声を忘れていたんです。 父の顔や手は、今でも直ぐに思い出せるのに、不思議です。 もしかしたら、耳からの情報「音」の記憶は、留めてお…

  • 最後のお出かけに来ていく服は?

    映画「おくりびと」で本木さんが納棺師という職業にスポットライトを当ててくれたのは、もう、10年以上も前の話。 綺麗な所作で着物を着せる姿を見て、全ての納棺師がご遺族の前で着せ替えが出来るかというと、実はそうではありません。大抵の納棺師は2名で1人が体を支え協力しながら着せ替えを行います。ご希望がない場合はご遺族が立ち会わない準備の時間に行う事がほとんどです。 数少ない、見せる着せ替えを行う納棺会社に私が席を置いているのは、ご遺族との着せ替えに私自身こだわりを持っているからです。 ご遺族の多くは不安を抱えています。初めてお会いする家族に、は心を開いて貰うためには、なるべく多くの時間を一緒に過ごし…

  • 新人納棺士さんに学ぶこと

    納棺士になって10年が過ぎ研修や教育する側となり、なんだか偉そうなことを言ったりしてます。 納棺士になるには、資格があるの? と聞かれたりしますが、資格などはなく先輩納棺士について覚えていく職人のような世界です。 とは言え、最近は大学を出て納棺士になる人も増えてきました。以前の様に「見て習え!」が通用する訳はなく、社内の研修制度も充実してきていると感じてます。 例えば、ご遺体の変化や処置を学ぶ「遺体衛生」や葬儀にはつきものの「宗教学」や「マナー」など知識も詰め込みます。 しかし、やはり社内研修よりも実際の納棺式に先輩と行き、学ぶ方が数倍身につく事があります。 先日も新人納棺士と一緒に70代の女…

  • お化け屋敷と納棺士

    私は人に感謝されることに慣れていません。 お気づきかもしれませんが、私の妻や母親としての能力はかなり低くめです。忙しくなると部屋が汚れてくるし、夕ご飯のおかずも大量に盛られた、野菜炒め1品なんてこともざらにあります。子供や夫からのありがとうより、私がごめんねと言うことばかりです。 納棺師になりたての私はとても調子に乗っていました。 それは自分がしたことに対して「ありがとう」といわれる経験が極端に少ない主婦が急に「ありがとう」といわれる仕事と出会ってしまったからです。 私は自分が遺族の救世主になれるかもしれないなどという馬鹿な妄想に憑りつかれていました。 青白くなった顔に赤みを足し、薄くお化粧す…

  • 女医と語らう

    とある休日。 池袋芸術劇場のおしゃれな喫茶店で、待ち合わせの相手を待っています。 彼女と初めて会ったのは、1年前のサムライナイトというイベントでした。この異業種交流会で初めて私は女医という肩書きの名刺を頂きました。セクシー内科医の上原暢子さんがやっているワークショップ 「一回死んでみるWS」 https://ameblo.jp/nobuko1025/entry-12452256919.html 振り切ってる! 見取りをしてきた、死を間近に見てきた彼女にしかできないセミナー。 しかも、全国各地で一回死んでみたい人が集まっているらしいから驚いてしまう。 でもね。 会うとわかる。 彼女の発する言葉に…

  • 穏やかなの顔を目指して

    誰もが大切な人の死は安らかであってほしいと願います。 私の父は癌でなくなりましたが、病院で過ごした最後の数時間、人の死が静かであることに驚きました。呼吸が少しずつ、深くゆっりとなり、体に付けられた計器の音だけが病室に響いています。 決して苦しんでいなかった父の顔さえ、黄疸で顔色が変わり、抗がん剤の影響で痩せて髪や眉毛もなくなっていました。その顔は体を動かすことが好きだった元気な頃の父の顔とはかけ離れていました。もう苦しくないんだね、そう思うのが精一杯でした。 葬儀までの数日間に、徐々に私の頭の中には「なんで〇〇しなかったんだろう」という言葉が溢れてきました。何でもっと会いに来なかったんだろう。…

  • 人は死ぬとどこに行くのうでしょう?

    天国?空の上?それとも「無」なのでしょうか? 納棺式というお別れの場で、遺族は亡くなった方にまるで生きている人に話しかけるように言葉をかけます。当たり前の話ですが、棺に入る人はもう生きてはいない人です。 しかし、大切な人を失った遺族の中では、生きていないはずの故人が納棺式という短い時間の中で何度も生と死の間を行ったり来たりします。 私は納棺士としてたくさんのお見送りのお手伝いをしてきました 納棺式という時間の中で、遺族は故人との生きていた頃の思い出のかけらをみつけ、その人とのつながりを感じ、今はもう生きていないその人の生きていた意味を探そうとします。 畳屋さんのお父さんの納棺式では突然亡くなっ…

  • 天使になった子供達

    小さな子供の納棺は何度経験しても心が痛くなります。 ハナちゃんは2才の女の子です。昨日までお父さん、お母さんにかわいい笑顔で大好きな絵本を読んだり、お父さんの脱いだ洋服を洗濯機へとトコトコ歩いて片付けたりしていました。 しかし、突然死は家族からハナちゃんを無理やりちぎり取りました。 家に着くと奥からお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの泣き叫ぶ声が聞こえます。本当の事を言うと、中に入るのが怖くてしかたがありません。私に出来る事があるのかなと不安で足がすくみます。 どんなに入るのが怖くても、葬儀の担当者と打ち合わせをした後、自宅へお邪魔することになります。 部屋には小さな布団と絵本や赤…

  • あの世に何を持っていく?

    棺 人間の死亡率は100%。ほぼ全員がいつか棺に入ります。 一般的な棺は、約縦180センチ横50センチ高さ45センチほどの箱です。 「ひつぎ」という漢字は2種類。中身が空だと「棺」ご遺体が入ると「柩」となります。 素材は大抵の棺が、木で出来ている。表面に布が張られていたり彫刻がしてあったりと様々な種類があります。 1年に1度行われるエンディング産業展などでは紙で出来た「地球にやさしい棺」や「仮屋崎省吾プロデュースの花柄の棺」など、毎年新作の棺が展示されます。 私は今まで多くの方を棺に納めるお手伝いをしてきました。 沢山の柩を見てきましたが、同じものは一つもありません。 それは、棺の外見ではなく…

  • 霊感納棺士

    無力な納棺師 日曜日の午前10時私はご遺体と向きあっている 隣接している公園からは子供の声が聞こえてきて、なんだか今いる部屋が別の世界にいるように感じます。 見ず知らずのご遺体と見ず知らずの場所で、こんな時間から向き合っているなんて殺人犯か納棺士ぐらい。もちろん、私は納棺士の方です。 71歳の男性は息子と離れて暮らしていました。昨日お亡くなりになり先程検死を終えて自宅で息子さんの到着を待っています。葬儀会社の依頼で息子さんの到着を待たずに納棺を済ます事になりました。洋服と雑誌と食べ物の残骸でうめつくされたこの部屋にヒントがないか見まわします。 生前の顔が知りたい!髭は全て剃っていまっていいのか…

  • お母さんの匂い

    親子のお別れ 納棺師はご遺族が安心して大切な方との最後の時間を過ごしてもらえるように、様々な処置の方法を学んでいます。しかし、そこには必ずご遺族の思いも吹き込まないと納棺師の自己満足になってしまうこともあります。 先日40代のお母さんの納棺式のお手伝いをしました。 アーモンド色のフローリングと白い壁と大きな2面の窓から見える緑が眩しいリビングでの、納棺式です。 リビングの中央にベッドが置かれ小学校低学年の弟さんと高学年のお姉さんが寝ているお母さんの横にちょこんと座っていました。 葬儀の担当者とバタバタと、廊下に置かれている荷物の片付けているお父さんにご挨拶をして、亡くなったお母さんのもとへ。お…

  • ありがとうございます。

    少しでも多くの方に納棺式という素敵な時間を知ってもらいたくて始めたブログです。 文章書くのが苦手な私がご遺族にいただいた感動を消してしまうのではと心配もありました。 私の書いた記事を読んでくれた方、シェアをしてくれた方の輪が広がり今日私のブログに12000人の方がおとずれてくれました。 まだ、ブログを始めたばかりで、メッセージを返すことさえ時間がかかってしまいます。 沢山の感謝の気持ちと感動している気持ちをどんな風に表していいかもわかりません。 これからも少しずつ記事を書いていきますのでよろしくお願いします。

  • 鰻と日本酒

    思い出の品と達人たち 私の働いている納棺師の会社では1人の納棺師が年間約500名の亡くなった方のご処置に携わります。 たくさんの方の納棺式に立ち会わせていただきました。その中には本当に素敵なお別れの時間を作り出す達人達がいます。 それは葬儀担当者でも納棺士でもない「ご遺族自身」です。 素敵なお別れの時間を作るご遺族には特徴があります。 生前に故人との思い出(深い繋がり)がある 亡くなったことを認めている お別れの場でどんな事が出来るかを知っている わたしの父は62才の時に亡くなりましたが、棺の中に入れるものなど考えていませんでした。今思うと父の好きだった鰹のお刺身や、父がよく握ってくれたぎゅう…

  • アラフィフ女は暗闇に吠える

    今週のお題 運動不足解消 「暗闇エクササイズ」にはまる訳 「納棺士」の私はよく「大変なお仕事ね・・・」と声をかけていただくことがあります。 この「大変」にはいろんな意味が含まれていると思います ご遺体の状態も様々でしょう、だから「大変」よね。や他にも、自分より大きな方の着せ替えをしている時の「大変」さなど、確かに体力的な「大変」さもあります。 確かに亡くなった方の移動は力仕事です。 最近では大学を出て納棺士を目指して入社する新卒者も増えてきました。入社時には弱弱しく細かった新入社員も1年も経つと二の腕には筋肉がつき、だいぶ、たくましくなってきます。 しかし基本的には移動は車。葬儀の場ですのでバ…

  • なぜ亡くなった方をお風呂に入るのか

    湯灌の儀式 私はこの仕事にまで就くまで、亡くなった方を浴槽で洗い流す「湯灌」という儀式があることも知りませんでした。 普段は人前でお風呂に入るなどしたことがない私は、私が亡くなる時はやらなくていいかなぁ。最初はこんな感じでした。 ところが、たくさんの方の湯灌の儀式を見ていると、私も残された家族が私を洗いたいと思ってくれるなら、喜んで「お願いします!」といいたいです。 湯かんの歴史 亡くなった方をお風呂に入れてあげたいというのは日本人らしい発想とおもいきや、根本的には宗教や風習から現代に引き継がれてきたものです。 日本には江戸時代の頃、お寺などに湯灌場という亡くなった方の検死を行う場所がありまし…

  • 頑張ったと褒めて欲しかった

    がんばったと褒めてほしかった 理解されない遺族 「今回の喪主さん、旦那さんを突然亡くしたのにずっと笑ってるんだよね」そう言って葬儀の担当者さんは怪訝そうに私にドライアイスの入ったバッグを渡します。 納棺式を行っていると、突然の死別への反応として、なかなか人に理解して貰えない行動をとる方がいらっしゃいます。この時の喪主様もそんな誤解を受けた1人でした。 ご家族のとお会いしたのは季節外れの大雪が降った次の日でした。 葬儀会社からの依頼は、お通夜までの6日間のドライアイスの交換と通夜の前に行う納棺式です。亡くなったご主人は30代でバイクの事故で突然お亡くなりになりました。喪主の奥様も30代で小さなお…

  • 納棺式という時間を知っていますか?

    納棺式という時間を知っていますか? 突然のお別れ お布団に寝ているご遺体の男性は98歳。昨夜、夕ご飯を食べた後、8:00にはいつもの様にお布団にはいり、12時間後同居の息子が今朝、冷たくなっている父を発見しました。 98歳と言えば一般的には大往生。しかし、家族にとっては突然の悲しいお別れです。 夜中にトイレで起きたとき、様子を見に来ればよかったんだよな・・・。 喪主の息子さんは独り言のようにつぶやきます。家族の動揺とは裏腹に、故人は白い髭を顎の下に蓄え口をあけて気持ちよさそうに寝ているようです。 近所に住む親せきや、夏休みということもあり孫、ひ孫たちも急の訃報に20名近くが集まっています。 納…

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