事件屋 七段

失脚だと！？ どういう事なんだ？ 明日からの仕事はどうなる？ 夜逃げを決め込もうとしていた矢先の出来事大いに混乱していた アイツなら何か知っているかもしれない…

事件屋 六段

闇スロ屋の店長なんて絶対にやりたくなかった 違法行為がどれだけ割に合わないものなのか身に染みて分かっていたからだ 一瞬で積み上げたものを壊されその後に待ち受け…

事件屋 五段

私は焦っていた総会屋の付き人として会長の下で働きだして半年 車の中で来る日も来る日も会長が誰かと会って話をする光景をただ見ているだけの仕事 たまにそのルーティ…

事件屋 四段

ある地方の寂れかけた街に有名企業の工場建設された 街には雇用が生まれその家族が消費する事で商店は潤った 税収も整い政治家は企業からの献金で再選できた しかし …

事件屋 三段

30歳にもなった大人が日給5000円では生活ができないが会長の付き人をしていれば思わぬ臨時収入もあった ゴルフの送迎などはその最たるもので朝4時という老人なら…

事件屋 二段

妙な仕事でも1週間も経てば慣れてくるもので車内で会長が電話で話している内容に意識がいくようになっていた 大抵はたわいもない冗談や相談だったが1日に何度か興味を…

事件屋 初段

少し前に総会屋の付き人をやったという旨の話をしましたが 正確にはその方が何屋さんか今現在も判明しておりません ので・・・ 当時の私がその方に付けた職業が 事件…