36歳で脳出血により要介護5となった妻の介護記録です。 約半年間の病院での食べる訓練と、その後の在宅介護で試行錯誤を繰り返しながら2年かけて嚥下障害を克服していった経過を情報発信しています。
世間を騒がすコロナウィルスですが、最近特に気になるニュースがあります。介護施設で集団感染が発生し多数の方が亡くなったというニュースです。海外の話ではありますが、いずれ日本にもそんな状況が来るかもしれま
2018年6月、在宅療養を開始してそろそろ1年が経とうとしています。この頃、 車椅子に座って 柔らかくて飲み込みやすいものであれば食べられるようになりました。例:野菜の煮物、しゃぶしゃぶ、お刺身、茶わ
コロナウィルスの足音が聞こえ始めた今日この頃、要介護の妻を在宅介護している我が家で感染が確認されたらどうするんだろう?と思い、シミュレーションしてみることにしました。ここからはすべて「もしも」の話です
この話題は妻に無断でどこまで事実を書いてよいものか悩ましいところではありますが、苦労するポイントなのであえて書きます。笑 ベッド上で寝たきりだったり、栄養が鼻からの経鼻栄養のみだったり、普通にご飯を食
2018年5月、在宅療養を開始して10ヶ月が経ち、食べる力も回復してきたところで、何か新しい目標を作ろうと思い立ちました。 在宅療養をしているとずっと家の中にいて外出する機会が少ないので、外に出かけた
2018年5月、在宅療養を開始して10ヶ月が経ちました。 食べる力は順調に回復していて、在宅療養開始時点はドロドロの流動食を食べていましたが、この時点では舌でつぶせる食べ物であれば、ほぼ食べられるよう
2018年3月、在宅療養を開始して8ヶ月が経ちました。 退院直後の食事はドロドロの流動食でしたが、この頃には形ある食事を食べられるようになりました。食べた物の写真を比較するとすっかり元に戻ったように感
2018年3月、在宅療養を開始して8ヶ月が経ちました。 毎日3食を口から食べることで、少しずつ嚥下障害は回復していて、食べるものはミキサー食から舌で潰せる食事にかわりつつある状況ですが、水分については
『ダブルケア』と言うと、一般的には子育てと介護を同時に担うことです。 我が家もそうですが、1つ違う点は子育てを担うはずの妻が介護される側であるということ。『夫ひとりでダブルケア』なのです。 妻を在宅で
流動食からの脱却を目指し、形あるものを食べる練習をする中で、これは良い!と思った食べ物があります。 パンです。 この時点では、(噛まなくても)舌で潰して食べられるものは、普通に食べられるようになってい
2018年1月、在宅療養を開始して半年が経ちました。 食べる力はぐんぐん回復していて、半年前はドロドロの流動食を食べさせてもらっている状態でしたが、この時点では舌で潰せる柔らかい食べ物ならば自分で口に
2017年12月、在宅療養を開始して半年が経ちました。 食事の形態はドロドロの流動食から、少しづつ形あるものを食べられるようになり、食事時のベッドの上体のリクライニング角度も60度以上で、ほぼ体を起こ
2017年11月、在宅療養を始めてから5ヶ月が経ちました。 前々回の話(流動食からの脱却)で、ドロドロの流動食ではなく形ある食べ物を食べる練習を始めた状況をお話ししましたが、その一環で、ごはんもお粥ゼ
過去に『気管切開後の穴が閉じない』という話をしました。自然に閉じないなら何とかして閉じよう、というのが今回のお話です。 2016年3月、脳出血を発症して脳内の血液を除去する手術を行い、その後人工呼吸器
2017年10月、在宅療養を始めてから4ヶ月が経ちました。 この頃の食事内容は、病院で食べていた物と変わらず、お粥ゼリーとお茶ゼリーとミキサー食のおかずでした。食事内容は変わりませんが、自分でスプーン
2017年8月、当時はとろみの無い液体は飲めなかったので、水分は主にお茶ゼリ―で取っていました。しかし、夏の暑い時期にお茶ゼリーをスプーンや吸い口で一口ずつ、飲み込みにも時間をかけて食べるのでは、十分
2017年6月30日に自宅に帰り、2週間が経ちました。 自宅では、ヘルパーさん、訪問看護師、訪問診療のドクターなど、様々な方に入れ代わり立ち代わり面倒を見ていただくので、全員で情報を共有できるように介
2017年6月30日、妻の在宅療養を開始しました。 この頃の妻の食べる力は以下の状態でした。・姿勢はベッドの上で上体のリクライニング角度60度くらい・食べ物はお粥ゼリー、お茶ゼリ―等のゼリー状のものや
2017年6月下旬、退院日(6月30日)に向けて在宅での介護を始める準備も大詰めです。 ヘルパーさんや訪問看護、訪問リハビリ等の障害福祉サービスは、前回のお話の通り整いました残りは自宅の設備と備品です
2017年6月、退院日が6月30日に決定し、在宅介護に向けた準備も大詰めです。在宅介護するにあたって利用する障害福祉サービスも決まりました。1日の生活のイメージは以下の通りです。 月曜日から金曜日の昼
2017年6月、在宅療養の開始に向けた準備を進めていました。準備のひとつとして、自宅で問題なく車いす生活が可能かを確認するため、病院のリハビリ担当スタッフと一緒に一時帰宅することになりました。 201
在宅療養の開始に向けて準備が進み始めたある週末、いつものように子供たちを病院に連れて行って家族の時間を過ごしていました。 娘が以前から手帳が欲しいと言っていたため、義母が娘が好きそうな手帳を探してきて
2017年5月下旬に医師との面談がありました。この病院に入院してから2ヶ月以上経過し、そろそろ次をどうするかを決定する必要があるためです。 在宅療養したい!という意思と、在宅療養するにあたり母親の理解
2017年5月6日、両家の父母が集まった家族会議で、妻を自宅で介護する方向で準備を進めたいと宣言しました。父親たちは私の思う通りにやればよいという反応でしたが、母親たちは心のどこかで在宅介護は無理なん
2017年5月、今後の生活・介護の方針について家族で会話する時間が必要と感じ、ゴールデンウィークに両家の父にも東京へ来てもらって、家族会議を開催することにしました。 この頃の妻の状態は、相変わらずベッ
2017年4月、新しい病院の生活にも慣れた頃、義母は食事介助の負担をどうしたら軽くできるかを考えていました。 食事介助で時間がかかるのは、妻が食べ物を飲み込む動作を待つ必要があるためです。介助者がスプ
在宅療養に向けて看護師さんからある提案を受けました。夜間の姿勢変更やおむつ交換等の介護を体験してみてはどうか、と。私が夜間の介護をできるかどうか試されているようでしたが、興味があったのでやってみること
2017年4月9日、在宅療養に向けてどんなサービス使っていくかを調整する打ち合わせがありました。病院の看護師さんやリハビリ担当、障害者福祉支援センターの方が参加され、家族は私、妻の入院中の面倒を見てい
2017年3月に食べる訓練をする病院から在宅療養に向けた準備をする病院に移り、その後は新しい環境にも慣れて順調な生活を送っていました。 この頃の食事は、お粥ゼリー、ミキサーのおかず、栄養調整のゼリー等
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