舞台『宮本武蔵(完全版)』感想
2016年8月19日~29日 東京芸術劇場シアターイースト(DVDにて鑑賞) 内容紹介 伝説の剣豪として世に名を知らしめるも、その内面は臆病な男、宮本武蔵。色々と疲れの溜まった武蔵は、湯治のため山奥の宿を訪れる。そこには様々な面々と出会うこととなる。私たちが考える理想の武蔵像からかけ離れた主人公、宮本武蔵は皆から偽物ではないかと疑われる。証明のしようもないが、本物と認められたら命を狙われる、しかし偽物と思われても面白くない。疑心暗鬼の中で、武蔵に恨みをもつ者、討ち取って名を上げたい者、さまざまな思惑が重なって、物語は思いもよらない方向へ。最後までヒーローらしさも小次郎との決闘もなく、そのだらし…
2018/04/15 21:17