青森県の歴史 クリスタルバレー構想
初めに 前回青森県において高度経済成長期に画策された「むつ小笠原開発計画」について書きました。結果はオイルショックの煽りを受けて計画はとん挫し、広大な工業用地だけが残り、そこに原子力産業が進出してきたというものです。 この工業用地活用に関してもう一つの構想があったので紹介していきたいと思います。 初めに クリスタルバレー構想 二番煎じ、後追い感のある政策 青森県の責任追及の必要性 クリスタルバレー構想 前回の記事では余った工業用地に国家石油備蓄基地と原子力関係企業が進出してきた旨を書きました。しかし、この開発母体であるむつ・小笠原開発公社は2000年に破綻し、2400億円の債務放棄という事態に…
2020/03/31 07:00