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村中直人の雑記帳 https://inthevillege.com/

このサイトは私、村中直人(臨床心理士)が日々考えていることや、感じていることなどを自分の思考整理の意味も込めて、徒然に綴る雑記帳です。キーワードは、発達障害、ニューロダイバーシティ、子育て、教育、対人支援、心理学、脳科学、などなど。

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2019/10/27

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  • 分担執筆した本が二冊出版されました

    村中直人が分担執筆させて頂いた本が二冊出版されました。どちらもとてもお勧めの本ですのでこちらで紹介させていただきます。

  • 『〈叱る依存〉がとまらない』を読まれたDV加害更生プログラム参加者さまからのご感想がただただうれしかったというお話

    拙著『〈叱る依存〉がとまらない』を読まれた元DV加害男性から、出版元経由で感想のメッセージを頂きました。頂いた内容があまりにもうれしいものだったので、ご本人に許可を頂いてこちらで紹介させて頂きます。

  • 渾身の社会課題提起本『〈叱る依存〉がとまらない』の”はじめに”を全文公開します

    『〈叱る依存〉がとまらない』という本を出版させていただくことになりました。 「だれもが生きて生きやすい社会をめざす」ための、渾身の力を込めた私なりの社会課題提起です。この本に込めた想いや願いをお伝えするために、出版元の紀伊國屋書店さまに「はじめに」を全文公開するご許可をいただきました。是非ご一読いただき、この問題についてともに考えていただけますと幸いです。

  • コグトレ記事への批判的考察③ー結局何が問題なのか

    「認知機能」をトレーニングする、と言うからには、人の認知のメカニズムがどのようなものなのかを最低限でも知っておく必要があるはずです。例えば、視覚情報処理のメカニズムは、神経科学的にも認知科学的にも研究知見が進んでいる領域であり、その気になれば学べる良書、テキストがたくさんあります。その他の認知機能についても同じです。その努力すらする気がないのに「子どもたちの認知機能をトレーニングする」なんて取り組みをするべきではないと思うのです。

  • 「コグトレ」記事への批判的考察②ー「認知機能」の便利使い

    今回は、具体的に「コグトレ」において認知機能という言葉がどのように便利使いされてしまていると考えられるのか整理し、何が問題なのかについてお伝えできればと思います。

  • 「コグトレ」記事への批判的考察

    今まであまり批判的な記事を書くことはなかったのですが、先日公開されたコグトレ(認知機能トレーニングについての愛称みたいなものです)記事の内容が「いくらなんでも...」という内容だったので、批判的な論考記事を書きたいと思います。

  • 想いを込めて「ニューロダイバーシティの教科書」を書きました

    そんな中で私はこの「ニューロダイバーシティ」という言葉に出会ったのです。そしたらすでにあったのです。「自閉文化」という言葉が、自閉スペクトラム者自身から語られているという事実を知った時の私の安堵感や興奮は今でも忘れることが出来ません。発達障害という言葉や概念がこれほどまでに流布した今、時代はニューロダイバーシティを求めている、そう強く感じたのです。

  • 『「多様性の尊重」というスローガンは捨てた方が良い件』について真剣に考えた(アンサーブログ)

    特定のテーマや目的に紐づかない、漠然とした「多様性を尊重しよう!」というスローガンはもういらないのだと思います。どんな目的のために、どこに存在しているどんな違いを理解し、認めていくことが必要なのか、これからの多様性尊重はその水準で議論されていく必要があるかと思います。言い方を変えると、「何がどう違うのか?」に答えられない多様性尊重は非常に精度の低い方法に留まっているように思うのです。

  • 「見えないものはない」についての考察②ASDとADHDの比較

    端的に結論から申し上げると、「見えないものはない」が起こる裏側のメカニズムには、大きく「身体感覚由来」のものと「注意機能由来」のものがあるのではないかと私は考えています。そしてそれがそのまま自閉スペクトラム者とADHD者のタイプにそれぞれ当てはまることが多いのではないかと思うのです。

  • 「見えないものはない」についての考察

    これはいわゆる「発達障害あるある」の一つで、視界に入らないものが意識に上りにくいという傾向のことを指します。一般的には特に自閉スペクトラムにおいて語られることが多い印象がありますが、TwitterなどのSNS上ではADHDの特徴として語られることもよくあります。

  • 理不尽への「我慢の強要」と「学習性無力感」について②

    今回は忍耐力とは何か、忍耐力を身につけるために必要なことや有効なことは何かということについて、私なりに整理して書きたいと思います。

  • 理不尽への「我慢の強要」と「学習性無力感」について考えた

    先日、理不尽への我慢の強制について書きツイートをしたところ、たくさんの反響を頂きました。このテーマについてはいろいろ思うところもありますので、ブログにまとめたいと思います。

  • 「自分がされて嫌なことを相手にしない」のアップデートから多様性について考えた

    子どもたちに人との関わりを教えようとする時に「自分がされて嫌なことは、人にしてはいけません」ということが言われることがよくあるかと思います。私はそろそろ社会はこの発想から卒業して、発想をアップデートしていかなくてはいけない時期に来ているのではないかと感じています。それはこの言葉自体というより、その背景にある前提の認識を変えていかなくてはいけないと思うからです。

  • 新小学一年生息子の「学びの自律」と向き合った話

    久しぶりにいち保護者としてブログを書きたいと思います。 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下に小学一年生になった息子の話です。

  • 【勝手に応援!】なくなったら困る!我が家の愛用品ショップ

    個人的に絶対なくなってもらった困ると感じる、普段から利用させて頂いている我が家のお気に入りショップをご紹介したいと思います。今回はネットで購入できるところに限定していますので、もし気になるものがあればご購入いただけましたらとてもうれしいです。

  • 自宅でお子さんの「学び」と向き合う保護者の方へ

    自宅でお子さんと過ごしながら、子どもたちの学びについて不安や葛藤を抱えておられる保護者の方が全国にたくさんおられるのではないかと思い、私の今までの経験や学習支援の専門知見から少しでもお役に立てることが書けないかと筆をとっております。

  • #ASD語用論「2時までに片付け来る?」「出来るよ」のすれ違い②

    前回ご紹介した会話の中には、すでにご説明した「文脈重視と定義重視」に由来するすれ違い以外に、もう一つ大きなすれ違いが紛れています。

  • #ASD語用論「2時までに片付け来る?」「出来るよ」のすれ違い

    自閉スペクトラム者と神経学的な多数派の言葉の使い方の文化の違いについて書きたいと思います。私はこのことをASD語用論という言葉で普段表現しています。

  • ニューロダイバーシティについて②「文化」という視点

    注意して頂きたいのはこの「文化」という言葉です。この言葉は障害と呼ばれる現象をなんとか肯定的に捉えるために「比喩表現」として使われているわけではありません。文字通り、字義通りに「独自の文化」を持つ人たちという意味で使用されています。

  • 成熟したASD成人像について② 論点整理

    「成熟したASD成人」について論点整理しています。 このテーマについて考えたり、語ったりする人が増え、たくさんの生産的で前向きな議論がなされていけばいいなあという、私なりの社会への課題提起のつもりで書きたいと思います。

  • 「成熟したASD成人像」について

    成熟したASD成人像というテーマについて、まだブログに書けていなかったので、ニューロダイバーシティのテーマと合わせて、書きたいと思います。

  • 叱るについて⑤叱る依存からの脱出のために

    今回は、今まさに叱る依存に陥ってしまっており、またそこからの脱出を願っておらる方へのお手紙のような記事を書きたいと思います。非常に難易度が高く、私にとっては勇気のいる記事ですが、誰か一人にでも叱る依存からの脱出のヒントになればと思っております。

  • 【良書紹介】「こども六法」が凄すぎて子育て、教育の必須本だよねという話

    今回は一冊だけ「子ども六法」という本についてご紹介したいと思います。ちょっと類書がないのと、こころから「子育て家庭の一家に一冊」というレベルでお勧めできる内容なのでちょっと特別編な感じです。

  • ASD(自閉症スペクトラム)とTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)

    最初は(編集者としての)取材の一環でボランティアとして、ASDの若者たちとTRPGで遊んでたんですよね。そしたらゲームするまでピョンピョン飛び跳ねてたり、人との関りを避けているように見えたりするようなかなり濃いめのASDの若者たちが、ゲーム始めたとたんに全然違う表情でスムーズに会話し始めるんですよ。

  • 「ひといちばい敏感な子」を読んでHSCについて考えた(後編)

    HSCについての考察記事の続きを書きたいと思います。前回はHSCという概念の有益な面と私が感じる懸念点について書きました。今回は懸念点の続きと、私なりの概念整理についても書きたいと思います。

  • 「ひといちばい敏感な子」を読んでHSCについて考えた(前編)

    今回はHSC(Highly Sensitive Child:ひといちばい敏感な子)をテーマに私なりの考察を書きたいと思います。この言葉は正式な医学用語ではありませんが、NHKの番組にも取り上げられるなど、ここ数年で急速に広まった言葉です。

  • 「ラーニングダイバーシティの夜明け」という記事をそだちの科学さんにて連載開始いたしました

    先日発売になりました「そだちの科学(日本評論社)」さんに、「ラーニングダイバーシティの夜明け」という私の記事が掲載されました。しかも連載記事なので、今後しばらくは毎回掲載される予定です。普段よく読む科学雑誌に自分が書いた記事が載っているのはとても不思議な気持ちですが、書いている内容自体は本当にたくさんの方に知って頂き、考えて頂きたいテーマですので、情報拡散して頂けますとありがたいです。

  • 叱るについて④ 叱る以外の方法論「後さばき編」

    後さばきがなぜ重要なのかというと、それはその子の「その後の行動」に大きな影響を与えるからです。つまり後さばきは、次の子どもの行動への「前さばき」の一番最初の部分であるとも言えるかと思います。

  • 【想像実験】イヤーマフが当たり前にある世界

    私の想像する「イヤーマフが当たり前にあるちょっと未来の世界」についてシーン別に会話形式で書いてみたいと思います。

  • JVCケンウッドさんのイヤーマフ参入を私が心から歓迎する理由

    イヤーマフ普及委員会(笑)にビッグニュースが飛び込んできましたよ。音響機器メーカー大手のJVCケンウッドさんからイヤーマフが発売されたのです!

  • 叱るについて③ 叱る以外の方法論「前さばき編」

    「叱る」についての連続記事の第三弾です。今回は、叱る以外の方法で、子どもたちの学びや成長を促進するための視点や方法論について書きたいと思います。

  • 【2020年9月改訂】脳科学の基礎知識を体系的に学べる優れた「教科書」たち

    この10年ほどで認知科学はかなり脳・神経科学と融合し、人の認知能力や対人能力に関する様々な研究成果が世に「教科書」として出版され始めています。教科書になっているということは実はすごいことなんです。それは、研究者たちの間である程度のコンセンサスが得られた知見が体系化され始めているということを意味していますから。対人支援者も人を理解するために様々な知見を常にアップデートしないといけない、そんな時代なのだと思います

  • 異脳文化論① 論理親和性と情緒親和性

    論理親和性と共感親和性という言葉は、その人が論理と共感のどちらにどの程度親和性が高いのかという視点から、人の特性や個性の在り方を理解しようする言葉です。

  • ニューロダイバーシティについて① 言葉の意味と基本知識

    発達障害について考える際の、私の重要な基本キーワードの一つに「ニューロダイバーシティ」という言葉があります。発達障害と呼ばれている現象が「ほんとのところ一体何が起きているのか」「より生きやすい社会にするために何が必要なのか」を考えてく上で、とても大切な言葉だと私は思っています。

  • 「認知」という言葉 重要な2つの定義

    「認知」という言葉。この言葉を対人援助領域や教育領域で専門用語として使用する場合、絶対に押さえておきたい定義として少なくとも大きく2つの定義、つまり「言葉の意味」があります。

  • 「言葉の定義にこだわる」大切さを改めて考えてみた

    「言葉の定義にこだわる」ことについて、改めて考えて思うところを書きたいと思います。このことは、人とのコミュニケーションがうまくいかない背景要因として、実は大きな影響力のあることだと思っています。

  • カサンドラ症候群について⑥対義語へのご意見まとめ

    カサンドラ症候群には対義語が必要だという趣旨を書かせていただいたところ、ツイッターやコメントでたくさんのご意見やアイデアを頂きましたので、まとめてみました。

  • イヤーマフをもっと普及させたいと思う話

    なぜもっと普及しないのだろうと不思議に思ってる「イヤーマフ」について書きたいと思います。息子を見ていて思うのは、イヤーマフがあるということ自体が息子にとってのお守りみたいな役割の安心材料になっていたということ。

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