【火】目に映るすべてのことはメッセージ
おはようございます。先日、ひさしぶりに宮崎駿監督の『魔女の宅急便』を観ました。観れば観るほどとんでもない映画ですね。キキの情緒の浮き沈みを、限りなく端的に、かつ視聴者に違和感を与えることなく描き出しています。変化を描くためには時間が必要です。しかし、時間が長すぎると「間延び」が生まれます。逆に短すぎると「違和感」が生まれます。この「変化」と「時間」のバランス感覚が本当に絶妙な作品だなと思わされました。 ジジが最後まで人のことばを話さないところもいいですよね。AからBに変化してまたAに戻るのではなく、Bの先にあるものはA’ なのです。何を言っているのかわからないって? そんなことを言う人はもう一…
2020/03/31 06:00