3次元ソフトのblenderを測量業で応用しています。レーザー計測器や写真測量で取得した3次元点群データの活用。その他にも3Dフリーソフトの紹介や画像解析等の情報も更新しています。UNITY記事もいずれ掲載しようと思います。
【blenderショートカット】点・辺・面をXYZ軸で合わせる
編集モードで頂点を揃えたい点・辺・面を選択して 【S】(拡大縮小ショートカット)→【Z】(合わせたい軸※Zの場合はZ軸)→【0】(拡大縮小の比率0にすることですべて同じ軸にそろう)→【ENTER】(確定)
メッシュ同士がクロスしている部分を切り取ったり、穴を空けたりってよくつかいますよね?データを軽くする目的はもちろん、CADモデリングの場合だと決まった位置に決まった寸法で穴を空けることが多いと思います。 そこで便利なモディファイアーブーリアンの出番です。今回はよくあるシチュエーションで成人男性の頭にパイプが刺さってしまった例で解説します。 【目次】 〇メッシュ同士をクロスさせる 〇 モディファイアーブーリアンを追加 ・頭に穴をあけたい場合 ・パイプを男性のメッシュに沿って切断したい場合 〇メッシュ同士をクロスさせる 下記ワイヤーフレーム画像を見ていただくと男性の頭に円柱がクロスしているのがわか…
高密度メッシュのリトポロジーや、2次元図面に3次元モデルから高さを与えたりすることのできる便利なモディファイアーです。 まさに形状をラップで包み込むような操作が出来ます! 【目次】 〇準備 〇円柱でシュリンクラップ ・円柱を作成 ・円柱の編集・細分化 ・シュリンクラップ 〇準備 『用意するモデル』 ・型を取るオリジナルモデル 今回は縄文土器をオリジナルモデルとして、形状を写し取ろうと思います。土器の大きさは約XY0.35m、高さ0.33mです。 ・形状を適用するモデル 形状を写し取るので、blender上で上記土器よりも少し大きい円柱を作成します。 〇円柱でシュリンクラップ ・円柱を作成 CT…
測量屋であればよく利用すると思いますが、国土地理院の基盤地図情報!このデータをblenderに読み込んでみます。 【目次】 【必要ソフト】 〇基盤地図情報ビューア 〇CloudCompare・Meshlab 【基盤地図情報ビューア使用方法】 〇基盤地図情報ダウンロード 〇基盤地図情報ビューアの起動 ・図面データのエクスポート ・DEMデータのエクスポート 【Cloudcompareで変換】 〇図面データ 〇DEMデータ 【blenderで読み込み】 〇図面データ 〇DEMデータ 〇図面データに高さ情報を付与 【必要ソフト】 〇基盤地図情報ビューア https://fgd.gsi.go.jp/d…
3Dデータを扱う時に様々な形式があり、戸惑うことも多いかと思います。最近では3Dプリンターの普及もあり、3Dデータを扱えるソフトが増えています。しかし、測量の3Dデータは座標値がついているため、3Dプリント用の3Dソフトでは開けないことが多いと思います。 そこで、公共座標値を持っていてもデータを開くことのできるソフトを載せておきます。 【目次】 〇CloudCompare 〇Mesh Lab 〇CloudCompare https://www.danielgm.net/cc/ インターフェイスが非常に直感的でわかりやすく、頻繁にアップデートを繰り返しているソフトです。 『読み込める形式』 ・C…
現実に存在している物体は、それぞれ反射率などが異なります。そのため、作成したメッシュにマテリアル追加し質感を再現する必要があります。しかし、反射率や屈折率など素材ごとに調べるのは非常に大変です。 PBR Materialsを使用することでワンクリックで複雑な設定を行ってくれます。 【目次】 〇マテリアルの設定 〇画面の拡張 〇シェーダーの設定 〇マテリアルの設定 ①マテリアルを作成したいメッシュを選択します。 ②プロパティー内のマテリアルを選択 ③新規を選択すると新しいマテリアルが適用されます 〇画面の拡張 サブディスプレイがある場合は2画面にして、片方にシェーダーエディタ、もう片方に3Dビュ…
モデルを作成するうえで非常に便利な機能であるモディファイアー。よく使う機能を中心に別ページで詳しく解説します。 仕様の仕方はオブジェクトモードでメッシュを選択した状態でプロパティータブのモディファイアーを選択し、モディファイアーを追加します。 【目次】 □変更 〇データ転送 〇メッシュ連番キャッシュ 〇法線編集 〇重み付き法線 〇UV投影 〇UVワープ 〇頂点ウェイト編集 〇頂点ウエイト近傍 □生成 〇配列 〇ベベル 〇ブーリアン 〇ビルド 〇ポリゴン数削減 〇辺分離 〇マスク 〇ミラー 〇マルチレゾリューション 〇リメッシュ 〇スクリュー 〇スキン 〇ソリッド化 〇サブディビジョンサーフェス…
面張を拡張するアドオンです。CG系の方の利用が多そうですが、建築関係でも非常に有効に使えるアドオンだと思います。 【目次】 〇連続面張 〇対角面張 〇連続面張 通常の面張は面を構成させたい頂点や辺をすべて選択してから『F』で面張ですが、F2アドオンを使うことで最低限の選択で面を張ってくれます。以下のような状態であればF2モードだと連続で『F』を押すことで右端まで面を張ってくれます。 〇対角面張 1点を指定するだけで周りの頂点を考慮し、自動で面を張ってくれます。
【blenderアドオン】import-Export Autocad DXF Format (DXF)
測量図や国土地理院が出している基盤地図情報等をblenderに読み込み可視化するために必要なアドオンです。測量、建築業であればDXFは最も一般的な形式ではないかと思います。 【使い方】 読み込む場合 『ファイル』→『インポート』→『AutoCAD DXF』を選択 公共座標値がついている場合、下記のように原点は0.0付近にあるが、ライン自体は離れたところに出てきている。 ポリラインをすべて選択し、『空間上で右クリック』→『原点を設定』→『原点をジオメトリに移動』この時下記の赤枠内のピボットポイントをバウンティーボックスの中心に設定しておく 原点をジオメトリに移動するとトランスフォームの位置が公共…
blenderでモデルを作成していると、ちょっとした小物を作成するのに時間がかかったりします。また、見た目を綺麗にするためにテクスチャを張りますが、素材の写真を撮影しに行くのも大変ですし、なかなか綺麗に撮影できません。 そこで私が普段使用させていただいているおすすめサイトを乗せておこうと思います。 基本的にはcc0(商業目的を含むあらゆる方法および目的で著作物を使用できます)のサイトを乗せているつもりですがご利用は自己責任でお願いします。 【目次】 〇メッシュ系 【archive3d】 〇テクスチャ系 【cc0textures】 【sIBL Archive】 【HDRI Haven】 〇メッシ…
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