2020年12月
以前、積立nisaで年間40万円を20年続けると、2000万円にぎりぎり届かないくらいになるから老後の心配はなくなるよ、という話をしました。 仮に30歳で積立nisaを始めて、50歳になったとします。まだ引退まで10年くらいあります。ここで2000万円前後の資産を手にした場合どうすれば良いのでしょうか? 資産を少し崩して遊ぶ?もう、老後資金はあるから、積立はやめて余裕の増えた給与で遊ぶ?まだまだ積立を続ける? 答えは、人それぞれだと思いますが、今回は、愚直に積立を続けた場合どうなるのか見てみようと思います。 条件は以下の通りです。30歳で積立を開始したとし、年間積立額が40万円弱になるようしに…
日本の年金は終わってます。老後2000万円問題が騒動になった通り、日本老人は、公的年金だけでは生活できません。理由は3つあります。 ①確定給付制度 ②少子化 ③平均寿命の伸び それぞれ見ていきましょう。 ①確定給付 確定給付とは、「年金の給付額が先に決まっている」年金制度です。年金は現役時代に積み立て、引退後に「決められた金額」をもらえるようになっています。 この確定給付制度には大きな欠点があります。それは、「運用を自分ですることができず、年金管理機構が一括で運用し、給付する」ことです。つまり、積み立てたお金は、積み立てた個人ごとに管理されるのではなく、機構が一括で運用するか、またはそのまま右…
積み立てnisaという制度をご存じでしょうか。年間40万円、20年間、積み立て非課税で積み立て運用ができる制度です。日本人が投資にあまりに消極的であるので、金融庁が2018年に創設しました。 今回は、積み立てnisaの運用シミュレーションをもとに、なぜこの制度が作られたのか考えてみます。 楽天証券の積み立てシミュレーションを使って考えてみます。 www.rakuten-sec.co.jp シミュレーションの項目には、「積立金額」「積立期間」「(年率換算した)リターン」があります。それぞれ考えていきましょう。 積立金額は、一ヶ月に何円積み立てるかです。積み立て投資では、毎月決まった日に金額を投資…
2021年の投資候補について書いていきます。今回は米国以外の国についてです。中国が、コロナウィルスの蔓延を阻止し、経済成長を維持したことがポイントになります。 豪州 RIORIOは、オーストラリアを中心に鉄鉱石の採掘をしている企業です。中国への鉄鉱石の輸出という点で注目しています。ポーランド EPOLEPOLは、ポーランドを代表する36銘柄に分散投資するETFです。組み入れ銘柄に占める割合は、金融セクターが多いですが、「サイバーパンク2077」を開発したCDR、eコマースのALEなどの新興ハイテクセクターが増えつつあります。また、銅採掘を行うKGHが9%を占めており、コモディティ価格の上昇の恩…
投資には必ずリスクが伴います。リスクが高いほどリターンも高くなります。リスクを下げる理論として、ポートフォリオ理論があります。結論をいうと、分散が広ければ広いほど安全性は高まるという理論です。今回は分散の視点から投資商品を見ていきます。 QQQ 100社 QQQはナスダックに上場されている100銘柄に分散投資するETFです。組み入れ銘柄はアップル、マイクロソフト、アマゾンとアメリカのハイテク企業が占めています。過去5年で169%上昇しています。 VOO 500社 VOOはS&P500種指数に連動したETFで、米国を代表する500社に分散投資しています。組み入れ銘柄はアップル、マイクロソフト、ア…
2020年12月
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