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  • 【映画】【ネタバレあり】「パラサイト ~半地下の家族~」のあらすじと感想

    半地下での生活をおくる貧困層の一家四人。ある友人から上流階層の家族の娘の家庭教師を頼まれたことを発端にして、狡猾な手段で次々と相手を罠にかけて、家族総出で金持ち一家に寄生していくことになるのだが・・。 富裕層になれる人間は一握りで、いくら能力があっても貧しい生活を強いられるという韓国の社会事情が色濃くでていたように思えた今回の映画。下層の人間が上層を食い物にするという構図の面白さもさることながら、所々に交えられたユーモアある演出や、正体をばれないように奮闘する一家に巻き起こる数々のスリリングな事態、そして相手一家にも実は地下生活をおくりながら寄生する家政婦夫婦の存在があったという衝撃の事実など…

  • 【2020冬ドラマ】「アライブ~がん専門医のカルテ~」#08のあらすじと感想

    アライブ~がん専門医のカルテ~#08 若い頃からがんと闘い、再発したことで再入院することになった青年が来院したことによって、腫瘍内科医の医師たちは若年のがん患者に対しての向き合い方・ケアについて深く考えることになるのだが・・。 幼い頃から闘病生活を送り、自身の不幸な運命を恨んでいた青年が、周囲の希望であることを消さまいとして偽りの自分を演じ続けていた。しかし、そのことによって心のはけ口を失い精神的に追い詰められてしまい、周囲に八つ当たりすることになる。そこで医師たちは、若くしてがんサバイバーとなった人たちの体験談を聞き、彼らにとって本当に必要なことは、自分の感情を素直に出せる環境であることを知…

  • 【2020冬ドラマ】「知らなくていいこと」#08のあらすじと感想

    知らなくていいこと#08 自分の父親が乃十阿であることを野中によって記者にばらされたケイト。週刊誌の一面を飾ったことで彼女は社会的な非難を受けることに・・。 殺人犯の娘という情報がひとり歩きして、なかば差別・偏見的にケイトをとらえようとする社会の風潮とは対照的に描かれた週刊イーストの同僚記者たちの態度。ジャーナリズムを普段から仕事としているからか、そこには決して一面的な情報によって左右されないという姿勢が強く示されているようにも思えた。もちろん、職場の同僚として一緒に仕事をしてきた仲間だからという、同情や気遣いがあったことも否めないだろう。 その騒動の発端となったのは、野中のやや悪質めいた行動…

  • 【2020冬ドラマ】「知らなくていいこと」#08のあらすじと感想

    知らなくていいこと#08 自分の父親が乃十阿であることを野中によって記者にばらされたケイト。週刊誌の一面を飾ったことで彼女は社会的な非難を受けることに・・。 殺人犯の娘という情報がひとり歩きして、なかば差別・偏見的にケイトをとらえようとする社会の風潮とは対照的に描かれた週刊イーストの同僚記者たちの態度。ジャーナリズムを普段から仕事としているからか、そこには決して一面的な情報によって左右されないという姿勢が強く示されているようにも思えた。もちろん、職場の同僚として一緒に仕事をしてきた仲間だからという、同情や気遣いがあったことも否めないだろう。 その騒動の発端となったのは、野中のやや悪質めいた行動…

  • 【2020冬ドラマ】「10の秘密」#07のあらすじと感想

    10の秘密#07 廃墟に隠していたはずの3億円が消失し困惑する圭太。そんな中、10年前の別荘の火事に宇都宮が関係していることを知り、彼に対して探りをいれるのだが・・。 母親との過去の想い出を回想しながら、宇都宮と母親の接点を見出そうとする翼の行動が目立った今回のストーリー。母親の書いた電話メモや、革靴を拭くしぐさなどの手がかりから、謎に包まれた宇都宮の正体を暴こうとする展開にはミステリらしい要素を強く感じた。 また、そんな宇都宮から手の内をすべて明かされ、信頼をもう一度回復したことで、由紀子と対等にやり合うために圭太は協力関係を結ぶことになるのだが、掴みどころがなく裏の顔を持った宇都宮には、策…

  • 【2020冬ドラマ】「テセウスの船」#06のあらすじと感想

    テセウスの船#06 事件の真犯人を目撃した唯一の証言者である紀子、さらには疑いのあった木村さつきまでが殺されてしまい、心は途方に暮れてしまう。そんな中、真犯人からメッセージが描かれた紙が送られてきて・・。 紀子にさつき、そして田中生志というように、当時の事件関係者が次々と殺害されることになった物語。その展開に、逆に真犯人の候補が絞られて、関係者の中で残っている人物が犯人だと分かってしまうのでは?と一瞬考えてしまったが、ストーリーを見ていくうちに、真犯人が姉の婚約者である車椅子の男性であることをあえて明示しているのだということがわかった。 また、かつて夫婦だった心と由紀との新たな関係性を築くサイ…

  • 【日本文化】【行事・しきたり】「ひな祭り(3月3日)」に関する雑学・豆知識

    もともと旧暦の3月3日に催されたひな祭り。その時節は自生の桃が花盛りになることから、「桃の節句」と呼ばれていました。しかし、新暦の3月3日は、桃の花の開花時期にはまだ早く、ひな祭りに定番のはまぐりも採ることができません。 そんなひな祭りの由来や意味などを順を追って学んでみることにしましょう。 ー目次ー 由来 ひな人形 ひな段 ひな祭りのご馳走 由来 古代中国では、ひな祭りは3月最初の巳の日に行われたことから「上巳節」と呼ばれていました。この日は邪気に見舞われやすい忌み日とされていて、それを祓い清めるために桃の酒を飲んだり、水辺で身体を清めたりしていました(曲水の宴)。ちなみに、桃の酒には魔や穢…

  • 【2020冬ドラマ】「アライブ~がん専門医のカルテ~」#06のあらすじと感想

    アライブ~がん専門医のカルテ~#06 信頼をよせている須藤医師が自分に医療過誤の罪を着せていたことを知った心。そんな事件の真実を明らかにするために、薫は須藤を調査委員にかけるのだが・・。 今回主軸となったのは、肺にがんが再発したことで来院した男性のエピソードで、彼はがん治療のための入院に対して消極的な態度しか示さなかった。そこにあったのは、新卒で入った会社を辞めてしまったニートの息子の存在で、息子が自立できるようになるまでは父親として迷惑をかけたくないという想いが隠されているようであった。 また、終盤に父親がまとめたファイルを息子が目にするシーンも非常に印象的で、親子としての会話や交流がなくな…

  • 【2020冬ドラマ】「知らなくていいこと」#07のあらすじと感想

    知らなくていいこと#07 前話の最後に尾高と関係性を持ってしまったケイト。そんな折、週刊イーストの黒川デスクがインフルエンザの疑いで急遽早退することになり、その穴埋めとしてケイトが抜擢されるのだが・・・。 黒川デスクが休んだことをきっかけにして、週刊誌のトップ記事の差し替え問題や、連載小説の作家との食事接待、しいては前回不倫報道をした棋士の妻の襲撃事件など、度重なるトラブルの数々に巻き込まれるストーリーに壮絶な出版社の日常性を感じてしまった。特に最後の襲撃事件には、報道するものが取材した関係者によって逆恨みされる可能性があるという、ジャーナリズムの危険な側面を垣間見たような気がした。 また、ア…

  • 【作曲・編曲】【DTM】作曲・アレンジに役立つ基礎知識(音楽理論・コード・オーケストレーション)

    今まで独学で勉強した音楽理論・コード・オーケストレーションなどを少し独特な表現ですが簡単にまとめてみました。宜しければば作曲・アレンジの際にお役立て下さい。 ー目次ー コード理論 楽器構成 アーティキュレーション オーケストレーション コードの割り当て 奏法 作編曲における小技集(TIPS) まとめ コード理論 序論 作曲をするのであればコードの勉強は絶対に必要です。楽典を学ぶ必要はないかと思われますが、コードはベース・基礎となるものなので、ないがしろにはできません。日本語や英語をしゃべりたくても、基礎語彙がなければ何も伝えられないようなものでしょう。 コード理論についてすべてを説明するのは難…

  • 【2020冬ドラマ】「10の秘密」#06のあらすじと感想

    10の秘密#06 10年前の火事で亡くなった女性が実は殺人事件に巻き込まれていたのだということを知った圭太。当時のことを調べるうちに、事件の裏に帝東建設の存在が見え隠れすることに・・。 登場人物のそれぞれの思惑が巧みに交錯した今回のストーリー。特に、社長に罪をなすりつけられて首を切られるであろうことを察知した宇都宮が、圭太に対して社長告発の協力を依頼するシーンや、奪われた3億円を圭太から取り戻すために娘の瞳を利用して交渉しようとする由貴子の狡猾な策略などがとても印象的であった。 結局、娘の瞳は、由貴子が最初の誘拐事件の真犯人であることを父親の圭太から告げられ、母親の由貴子から自分のことは愛して…

  • 【編曲】【DTM】ドラマ主題歌のオーケストラアレンジと人気楽曲の吹奏楽アレンジに挑戦してみました。

    テレビ・映画などで話題の楽曲を、オーケストレーションの勉強を兼ねて編曲してみました。題材はドラマ主題歌と今人気の楽曲です。今まではオーケストラアレンジばかりでしたが、今回は吹奏楽アレンジにも挑戦しています。オーケストラアレンジで学んだことを活かしてチャレンジしてみましたが、まだまだ甘い部分が多いので、今後更に精度を高めれるようにしたいです。 人気の楽曲編(吹奏楽アレンジ) パプリカ/Foorin レコード大賞を受賞した、子供から大人まで親しまれる歌となった曲です。ダンスパフォーマンスとしてYoutubeで目にすることも多いですね。吹奏楽編成なので、なるべく楽器の特性を活かせるように心がけました…

  • 【2020冬ドラマ】「テセウスの船」#05のあらすじと感想

    テセウスの船#05 由紀の助けにより当時の事件の重要な証言者が見つかるのだが、さつきの策略的な妨害によって事態は急変をみせることに・・。 文吾の実の娘であることを世間にばらすと言って脅迫するさつきの狡猾な話術によって操作されることになる佐野鈴。自身の正体が明かされることで心を含めた周囲の人間を不幸にするであろうことを恐れる鈴の心情を利用して、まるで悪女のように威圧的に彼女を追い詰めるさつきの迫真の演技には、おぞましさを感じるくらいの恐怖を感じてしまった。 また、証言を辞退した紀子を決して非難することなく、むしろ何かを守るために自己を犠牲にし苦しんでいた彼女に対して、慰めと感謝のことばを告げた文…

  • 【2020冬ドラマ】「アライブ~がん専門医のカルテ~」#05のあらすじと感想

    アライブ~がん専門医のカルテ~#05 医療ミスの事実が明かされたことで引き裂かれてしまった心と薫の二人の関係。だが、その医療事故には二人の知らない隠された真実があるようで・・。 抗がん剤治療に対して否定的な父親とその娘が来院した今回の物語。その内容は、医学の進歩とともに改善しつつあるものの、まだまだその副作用の恐ろしさから治療そのものに懐疑的になる人が多い現代の抗がん剤治療の現実が如実に表現されていたように思えた。ただ、そんなふうに科学治療に対して消極的になったり民間医療にすがってしまうのは、大切な人を苦しませたくないという家族の気持ちや生きるためにはどんなものにも頼りたくなるという切実な想い…

  • 【2020冬ドラマ】「知らなくていいこと」#06のあらすじと感想

    知らなくていいこと#06 父親の乃十阿に会いに行ったが邪険にも追い返されることになったケイト。そんな中、週刊イーストが将棋界の名棋士の不倫疑惑を掴み、その真相を追求することになるのだが・・。 将棋棋士の不倫という内容に即したように描かれた棋譜を元にしたメールの暗号文の解読や、変装をしながら記者がホテルを張り込み監視する演出は、どこか刑事ドラマを思わせるような緊迫感とスリルがあり、夢中になって観てしまった。また、学生時代に将棋部主将だった野中のプライドにかけた暗号解読シーンもユーモラスさがあり、シリアスなところが多いドラマでは珍しく面白味があったように思う。 前話でも記述したが、週刊イーストが取…

  • 【2020冬ドラマ】「10の秘密」#05のあらすじと感想

    10の秘密#05 10年前の火事の真実を告げたことで家を出ていてしまった瞳。残された圭太は、帝東建設との交渉が難航に乗り上げた現実を打開するために思い切った行動に出るのだが・・。 自分より一枚上手の由貴子と対等にやり合うために、金貸しと協力して3億円を奪い取った圭太。そんな由貴子と圭太のせめぎ合うような攻防戦によって物語はさらに白熱していく兆しをみせ、今まで以上にスリル感が増した気がした。 それ以外にも、作中で菜七子の裏の顔が示唆されたり、由貴子がお金に執着する理由が人を見返すためだということが語られたり、10年前の事件の真相が実は殺人事件であったなどなど、謎の深まりと秘密の解明が次々に繰り広…

  • 【2020冬ドラマ】「テセウスの船」#04のあらすじと感想

    テセウスの船#04 現代の時代に戻ってきた心だが、過去に介入したことで現実世界は心の知っているものとは異なるものへと変容していた。そして、かつての事件関係者や姉の鈴と心は再会を果たすのだが・・。 過去を変えてしまったことで母と兄は亡くなることになり、姉の鈴は犯罪者の父親との関係を消すために整形し名前を変えて新しい生活をおくっていた。また婚約者の由紀も、心と出逢う以前の関係に後戻りし赤の他人になっていた。そんな逆境的な現実において、父親の冤罪を晴らそうとする心の熱意によって周囲の人間が突き動かされるストーリーはとても印象的なものがあった。特に、姉の現在の暮らしを守るために被害者遺族の会で名乗り出…

  • 【2020冬ドラマ】「アライブ~がん専門医のカルテ~」#05のあらすじと感想

    アライブ~がん専門医のカルテ~#05 薫の医療過誤の事実がジャーナリストによって追求される中、仕事を休むことに抵抗を感じがん治療に消極的な患者が病院に来院することになるのだが・・。 息子の親権争いのために、経済的に不利になることを恐れ仕事を休職できずがん治療に難色を示す母親が、その息子によって救済されるストーリーはとても感動的なものがあったように思う。特に、母親を想うがゆえに家を抜け出してまで父親に説得しにいき、自分のせいで治療を消極的になる母親を見るのが耐えられないがゆえに必死に行動する姿はとても健気であるなと感じた。 また、患者のストーリーとは並列的に語られる心と薫の物語も注目すべきところ…

  • 【2020冬ドラマ】「知らなくていいこと」#05のあらすじと感想

    知らなくていいこと#05 警察署長が孫を殺害した殺人事件の裁判の傍聴に来た週刊イースト。動機を明らかにしないままに閉廷した裁判に疑問を持ったケイトは、真実を知るためにひとり行動に出るのだが・・。 偏見や先入観によって事件の真実が歪められている現実を上手く描いていた今回のストーリー。特に、新聞社や警察側とは対極的位置にいる一般週刊誌である週刊イーストが、事件の裏に隠された真実を一つのジャーナリズムとして一石を投じるように報道するストーリーは、情報社会におけるメディア・マスコミの重要な側面を上手く掴んでいて、しかも冤罪やSNSデマなどの社会問題を強く非難・警鐘しているかのような印象を受けた。 結局…

  • 【2020冬ドラマ】「10の秘密」#04のあらすじと感想

    10の秘密#04 不正を暴いたデータを武器に帝東建設を脅迫した圭太だが、社長はその取引に応じることはなかった。どうやらそこにはデータとともに無くなった手帳の存在が関わっているようだった・・。 ずっと謎に包まれていた由貴子の本性が次第に暴かれることになった今話。誘拐事件の真犯人であることや、帝東建設と繋がっていたことなどが明るみになり、ますます彼女の裏の顔が増す印象を受けた。しかも圭太に対して、母親が誘拐犯であることを娘に告げることができないであろうことを逆手にとって交渉するところにも魔性的な恐ろしさを感じてしまった。 また終盤に、過去の放火事件で死亡者が出ていることが明らかにされ、圭太が業者か…

  • 【2020冬ドラマ】「テセウスの船」#03のあらすじと感想

    テセウスの船#03 心が事件の容疑者として拘束されたことで佐野家族は周囲から嫌がらせを受けることになる。そんな中、心のノートが何者かに盗まれ物語は予想外の方向に動き出す・・。 現在の世界で、心が父親の事件によって周囲から批難されていたことと対になるように心が捕まったことで家族が周りから嫌がらせを受けるエピソードは、どこか運命の皮肉めいたものを感じ不憫に思えた。また、そんな心を勇気づけ家族を明るくしようと気丈に振る舞う父親の姿にはいたたまれないような感慨を覚え、それを見た心の心情はいったい如何なるものだったろうと推察してしまった。 公式サイトで真犯人が原作と違うとわかり、ますます物語の展開が読め…

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