8月時点の米中貿易摩擦と株式相場
7月31日に行われたFRBの利下げ幅に不快感を示したトランプ大統領は8月1日にTwitterで対中関税第4弾の発動を宣言しました。これは米国株の下落と米長期金利の低下をもたらし、資金は株式市場から安全資産とされる米国長期債(主に10年債)に向かいました。そして、中国を約20年ぶりに為替操作国に指定しました。その後は一部発動の延期や両国の当局者の発言により相場波乱硬化する状況です。 これにより、長期債の価格上昇(利回り低下=長期金利の低下)を起こし2007年以来12年ぶりに※逆イールド(短期金利が長期金利を上回る状況)が発生しました。 その後、トランプ大統領はパウエル議長に「クレイジーな逆イール…
2019/09/04 18:16