霰粒腫とわたし 其の七
霰粒腫摘出手術を受けてわたしは薬局に。少々傷むけれど、こころの中はルンルン。古っガーゼをもらって自分でおさえているだけ。ガーゼに血が滲んでいます。薬の説明をしながら薬剤師さんが、大丈夫ですか?と宣う。大丈夫、大丈夫。支払いの折、ガーゼを離すと、薬剤師さんが血綿みたいなものが目に下がっていると・・・。自分でも鬱陶しく感じていました。そして、ご親切に鏡を見せて下さる・・・。この時、わたしは後々ずっと悩むことになる、疑いの片鱗を見たのでした。当然、霰粒腫の中身を絞り出したはずなので、瞼の上はぺちゃんこになっていると思っていました。しかし、鏡の中では相変わらず、ぷっくり、刺激のせいでむしろ一層ぷっくり、ひどくなって見えます。うむむむ・・・取れ切れていないのか、事前になまじ色々調べて変な知識があるわたしは、霰粒腫の外袋が...霰粒腫とわたし其の七
2020/10/12 00:58