『誤解だらけの人工知能』田中潤・松本健太郎著 光文社新書
先日、図書館で表題の本を借りて読んできました。新書なので二日ほどで読めました。これまで私は、人工知能についてなんかすごいことができるものという程度しか認識が無かったのですが、本書を読んで少しだけ人工知能というものがなんなのか分かりました。 とはいえ、本書は人工知能っていうのはこういうものだよという本であり、どういう理屈で人工知能が動くのかということや、人工知能がいつ頃、誰もしくはどの集団によって開発されたのかなど、あまり細かい話には踏み込んでいません。なので、既に人工知能についてある程度の知識がある人にはあまり意味のない本かもしれません。 一方で、人工知能はすごいらしいが何がすごいのか。人工知…
2020/08/31 15:18