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すごい人たちの話 https://www.kakkoii-kosodate.info/

世の中に生きるすごい人たちの話を中心にプログをお送りします! それに併せて、日常の出来事や、子育てから感じたこともブログで紹介していきます。

Megumi Shida
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2019/08/14

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  • 愛着が安定しているとどうなるのか -岡田尊司さんの『愛着障害』から学ぶ-

    この記事は、岡田尊司さんの著作『愛着障害―子ども時代を引きずる人々』を参考にしています。これまでに、『愛着』は人格の土台の基となり、生涯にわたりその人に影響する可能性があることを知りました(この記事では愛着スタイル診断テストを紹介しています)。また『愛着』は対人関係だけではなく、活動範囲や認知機能、発達にも大きな影響がある事を学びました。愛着が、人格だけではなく成長や能力にまで影響することに驚きました。 これから、それぞれの愛着タイプの特徴について触れていきます。今回は、愛着が安定しているタイプの人についてを学んでいきたいと思います。 愛着が安定していることにより、人に対する信頼や安心感が育ま…

  • 活動範囲・認知機能・発達に大きな影響を与える『愛着』

    岡田尊司さんの著作『愛着障害―子ども時代を引きずる人々』を学んでいます。岡田さんは本書で、『愛着』は人と人の絆を結ぶ能力で、人格の土台の基となり、『愛着のスタイル』は対人関係だけではなく、成長や仕事、人生の姿勢に大きく影響することを説明しています。また岡田さんは、精神的なトラブルの多くや家庭問題、虐待や非行、犯罪や発達障害の根底には愛着の問題が関係しているとも指摘しています。 本書を読み解くことで、人が抱える生き辛さを愛着視点から理解でき、生き辛さを解消するヒントを見つけることができます。また家族や職場の人、友人等の愛着スタイルについての理解が深まり、適切な関り方を考えるヒントを学ぶことができ…

  • 【心理学】あなたの愛着スタイルはどのタイプ? -これから愛着障害について学んでいきます-

    これから岡田尊司さんの著作『愛着障害―子ども時代を引きずる人々』を学んでいきます。岡田さんは本書で、『愛着』は人と人の絆を結ぶ能力で、人格の土台の基となり、『愛着のスタイル』は対人関係だけではなく、成長や仕事、人生の姿勢に大きく影響することを説明しています。また、精神的なトラブルの多くや家庭問題、虐待や非行、犯罪や発達障害の根底には愛着の問題が関係しているとも指摘しています。 本書を読み解くことで、人が抱える生き辛さを愛着視点から理解でき、生き辛さを解消するヒントを見つけることができます。また家族や職場の人、友人等の愛着スタイルについての理解が深まり、適切な関り方を考えるヒントを学ぶことができ…

  • 沼田晶弘先生の『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法』からどんなことが学べるのか

    今回は、小学校教諭沼田晶弘先生の著書『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法 』を参考にしていて、これまでに学んだことの総括になります。 反抗期ではなく自己主張 まず本書からは、子どもが反抗しているのではなくて、ただ自己主張をするようになっただけと言うことを学びました。 www.kakkoii-kosodate.info 子どもは、家族や友達など色々な人と関わる中で、次第に『自分はこうしたい』と言う考えが芽生えてくるようになります。その結果として、親の発言に対して『嫌だ』と言うまでに成長した。そう捉えることで、反抗期とはネガティブなものではなく、本来は子どもの成…

  • イヤイヤ期の子どもへの神対応 -帰宅後も傘をさしていたいと言う主張に対してCさんがしたこととは?-

    この記事は、小学校教諭沼田晶弘先生の著書『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法 』を参考にしています。本書は「反抗期」に悩む大人に向けて、沼田先生がそれを克服する思考法を紹介しています。以前の記事では、反抗期の正体が自己主張であることを学び、子どもの自己主張を抑えるのではなく、親が聞く姿勢を持って関わることの大切さを学びました。 今回はイヤイヤ期のお子さんの関りについて取り上げていますが、沼田先生は「イヤイヤ期」「反抗期」は、どちらも子どもが「自己主張」を始めた時期という点では同じだし、親御さんにもっておいてほしいマインドも同じと説明しています。 今回のエピソ…

  • 沼田晶弘先生から学ぶ「反抗期」の子どもに必要な言葉かけとは? -子どもが自ら考え行動するようになったDさんのエピソードから学ぶ-

    今回は、小学校教諭沼田晶弘先生の著書『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法 』を参考にしています。反抗期と言うと、子どもに何を言っても拒否をされて親子共に疲弊するイメージがあり、親御さんにとっては子育てにおいてとても不安な時期なのではないかと思います。 本書は「反抗期」に悩む大人に向けて、沼田先生がそれを克服する思考法を紹介しています。以前、反抗期の正体が自己主張であることを学び、子どもの自己主張を抑えるのではなく、親が聞く姿勢を持って関わることの大切さを学びました。 今回は、子どもの自己主張に対して、具体的にどのような姿勢や言葉かけが必要かについてを学びまし…

  • 子どもが自分から動くためにはどうしたらいいのか -カリスマ教師沼田晶弘先生から学ぶ-

    今回は小学校教諭沼田晶弘先生の著書『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法 』を参考にしています。 今回のテーマは、宿題や片付けなど子どもにやるべきことがあるのにいつまでも動かずに、ゲームや漫画に夢中になっていることについて。側にいる大人は焦り苛々を募らせ、いくら促しても「うるさい」と反抗・拒否され、バトルにまで発展することもあります。 今回はそのような場合、大人はどのような心構えを持つ必要があるのかについてを学びたいと思います。 反抗するのは、『他人事』なのに指摘をされているから 沼田先生は、子どもがやらなければならないことに取り組まないのは、『自分事化』でき…

  • 子どもの『反抗』を抑え続けるとどうなるのか -沼田晶弘先生の『もう「反抗期」で悩まない!』から学ぶ-

    今回は、小学校教諭沼田晶弘先生の著書『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法 』を参考にしています。反抗期の時期は、子どもに何を言っても拒否をされて親子共に疲弊するイメージがあり、大人にとっては子育てにおいてとても不安な時期なのではないかと思います。 本書は「反抗期」に悩む大人に向けて、沼田先生がそれを克服する思考法を紹介しています。前回は反抗期の正体についてを学びましたが、今回は、もし反抗期の子どもをそのまま抑え続けるとどうなる恐れがあるのかについてを学んでいきたいと思います。 子どもの「反抗(自己主張)」を抑えると自己主張ができない人間になる恐れがある 前回…

  • 反抗期の正体とは? -沼田晶弘先生の『もう「反抗期」で悩まない!』から学ぶ-

    今回から、小学校教諭沼田晶弘先生の著書『もう「反抗期」で悩まない! 親も子どももラクになる“ぬまっち流”思考法 』を参考にしています。反抗期と言うと、子どもに何を言っても拒否をされて親子共に疲弊するイメージがあり、親御さんにとっては子育てにおいてとても不安な時期なのではないかと思います。本書は「反抗期」に悩む親御さんに向けて、沼田先生がそれを克服する思考法を紹介しています。 今回は、反抗期とはそもそもどのようなものなのかについて学びたいと思います。 「反抗期」は自己主張してるだけ 沼田先生が、音声SNSのClubhouseで子育てや教育について語り合うなかで、「『反抗期』じゃなくて『自己主張』…

  • 【性教育まとめ】こんな時どのように対処したら良いの?が学べる本2冊

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。今回は性教育についての最終回で、過去記事から学んだことの総括と、こんな時にどうしたら良いかについてを本から学んでいきたいと思います。 我が国の性教育事情 世界のポルノの6割は国産と言う状況の中、私達大人の多くは性に対して卑猥・恥ずかしいと言うイメージを持っている現状についてを学びました。学校では受精の仕組みや性交について取り上げられないため、家庭内でも性教育が必要であることを感じました。 www.kakkoii-kosodate.info 性教育のメリッ…

  • 子どもはいつの時期からセックスをして良いのか

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。今回は、子どもがどのタイミングでセックスをして良いのかについて触れていきたいと思います。 日常で伝えられる愛情と性についての話 性教育の本『おうち性教育はじめます』では、そもそもの愛情表現について話すことができると紹介しています。多くの人は、セックス=愛情表現の最高峰と思ってしまいがちですが、愛情表現とは別の方法でも伝えることができると紹介されています。 ・視線を交わす ・言葉を交わす ・優しく触れ合う、なでる、さする、手を繋ぐ この説明を受けて、大切な…

  • 子どもが『おしっこ』、『ちんちん』などと叫ぶ時にはどのように対応したらいいのか

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。今回は、子どもが幼い時に性的な言葉をふざけて叫んでしまうことに対しての原因と対策についてを学んでいきたいと思います。 子どもの言動には理由がある 子どもが大声で性的な言葉を叫ぶのは、単にふざけていたり周りの反応が面白いからだと思っていました。しかし子どもは排泄に快感を覚える時の感覚と、トイレトレーニングでほめられた時の誇りの感情が残っていて、それが性的な言葉、糞尿についてを発したくなると言う背景について学ぶことができました。 好ましくない発言をする時の対…

  • 【性教育】女の子へはどの時期から性教育をしていく必要があるのか

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。今回は、女性の体について、女の子への性教育についてを学んでいきたいと思います。 性教育はトイレトレーニングの時から 女の子への性教育は、子どもがトイレの練習をする時期から取り組むことができ、性器の拭き方から教えることができます。拭く順番を、尿の出口⇨膣⇨肛門の順になるように伝えていきます。後ろから前に拭くと、膀胱炎になることもあるそうです。トイレとレーニングの時に膣と言うキーワードが出るので、膣とは何かと子どもから聞かれたら、『赤ちゃんを産むための出口だ…

  • 『子どもと一緒にお風呂』はいつまでにしたら良いか

    みなさんは、何歳まで親とお風呂に入っていましたか? 今回は性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』を読み、いつまでに子供と一緒にお風呂を卒業したら良いかについてを学びました。 生物学的に反応してしまう 子どもの体つきが変わると、大人は子どものことを『子ども』ではなく『異性』として捉えてしまうことがあると本で説明されていました。それは意識していなくても無意識のうち、生物学的な仕組みでそうなってしまう時があるそうです。親から『女(男)の体になっている・・』とドキッとされた時、その視線を感じた子どもは不快感を感じ、親に対して不信感を抱いてしまう場合もあるそうです。 私は子供の頃、母親や同性であ…

  • 【性教育】精通・射精の伝え方はどうしたら良いのか

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。前回は日本の学校での性教育について触れ、性交や避妊方法までは学ぶことができていないと言うことを知り、性教育をする上での利点についてを学んできました。 今回は男の子の性教育について、特に精通についてどのように伝えていったら良いのかについてを学んでいきたいと思います。 淡々と事実を伝えることが大切 以前、子どもから『赤ちゃんはどうやってできるの?』と聞かれた時の返答例についてを学びました。その際に、性教育を実施する上では淡々と事実を伝えることが大切であると学…

  • 性教育の第一歩として分かりやすい『水着ゾーン』の説明

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。前回は日本の学校での性教育について触れ、性交や避妊方法までは学ぶことができていないと言うことを知り、性教育をする上での利点についてを学んできました。 今回は、性教育を実施する上でまずはどんなことを伝えていったら良いのかについてを学んでいきます。これは3歳からの子どもに対して伝えることができ、命の性教育、愛の性教育、防犯の性教育に共通して大切な話になります。 『おうち性教育はじめます』では、水着ゾーンの事をプライベートパーツと呼んでいますが、次のサイトでは…

  • 『赤ちゃんはどうやってできるの?』と聞かれた時の返答例 -性教育を実施する上で気をつけたいこと-

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。前回は日本の学校での性教育について触れ、性交や避妊方法までは学ぶことができていないと言うことを知り、性教育をする上での利点についてを学んできました。 今回は、性教育を実施する上でまずどのようなことに気を付けて行ったらいいのかについてを、具体的なやり取りを通して学んでいきたいと思います。 淡々と事実を伝えることが大切 私が読んだ2冊の本とも、淡々と答えることが大切だと言うことが書かれていました。性についての質問に大人が動揺したり怒ったり、避けたりすると子ど…

  • 性教育を実施するメリットとは?

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。前回は日本の学校での性教育について触れ、性交や避妊方法までは学ぶことができていないと言うことを知りました。家庭で性教育を実施するにあたって、今回は性教育をする上での利点についてを学んでいきたいと思います。 性教育の利点1.自己肯定感が高まる 今回読んだ本には『産まれた当時の話をすることで、自然と愛の言葉が伝わり、子どもは愛情を受け取り、生きる上でのエネルギーにしていく』と説明されています。私も中学時代に母からもらった手紙がありますが、そこには私が産まれた…

  • わが国の性教育の現状について

    今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。私は子どもに関わる仕事をしていながらも、性教育については学んできませんでしたので、これを機にしっかりと学んでいきたいと思います。まずは、日本の性教育の現状についてです。 性教育事情 今の大人は子ども時代、学校では性教育をしっかり学ばずに、友達やネット、漫画や雑誌等から学んだ人が多いのではないかと思います。性についてしっかり教えられてこなかったのですから、伝え方を学ばなければ子ども達に適切に伝えることは難しいと感じました。 今は一昔前よりも、よりたくさんの…

  • 『夫のトリセツ』読了後の変化③ -家事分担への挑戦の続き -

    私はこれまで家事分担について悩んでいました。交際相手と半同棲をしていますが、私が殆どの家事を担っており、彼にお願いしても向き合ってくれない状態が続いていました。このままでは子どもを授かることができた時に更に私の負担が増え、大きなストレスになるのではないかと不安な気持ちになっていました。 そんな背景から黒川伊保子さんの『夫のトリセツ』を手に取りましたが、男性には家事を見える化したり分担をすることが大切であると言うことを学びました。ただ実戦はしてみたものの、その時点では問題点が残っていたため、今回はその続きの話になります。 www.kakkoii-kosodate.info 彼はこれまで約30年、…

  • むずかしい子にやさしい子育てを -読んで学べるADHDのペアレントトレーングからの学びまとめ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 今回は、これまでに本書から学んだことを振り返っていきたいと思います。 子どもの問題行動が多いのは親の〇〇のせい? -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所 子どもの行動を変えるための第1ステップは、行動を分類すること -ペアレントトレーニン…

  • 子どもに制限を与える方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 今回は、子どもの許しがたい行動を制限する方法について学んでいきます。ただし制限するための大前提として、ほめること・無視・協力を引き出すための関りがとても大切になります。それを用いないで制限を設けてしまうと、逆効果になってしまうそうなので注意が必要です。 …

  • 子どもの協力を引き出すための方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 今回は大人が子どもにしてほしい課題や手伝いがある時に、子どもが強力をするように促す方法4つについて学びたいと思います。今回学ぶ方法を用いると、親子の対立が少なくなると言う効果を得ることができます。 協力を引き出す方法①:選択させること 子どもに選択をさせ…

  • きょうだいがいる場合はどのように『ほめる』と『無視』を使っていくのか -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる大人だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える大人にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 これまでに、子どもの行動を変えるためには次のステップが大切であることを学んでいます。 ・第1ステップ:子どもの行動を分類すること ・第2ステップ:子どもにしてほしい行動に対してはほめること ・第3ステップ:子どもにしてほしくない行動に対しては無視(注…

  • ほめることと無視の組み合わせの練習方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる大人だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える大人にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 本書には、子どもの行動を変えるための魔法の方法が示されています。これまでに、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事を学びました。 そして子どもの行動を変えるためには次のステップが大切であることを学…

  • 子どものしてほしくない行動を『無視』するための極意とは? -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 本書には、子どもの行動を変えるための魔法の方法が示されています。これまでに、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事を学びました。 そして子どもの行動を変えるためには次のステップが大切であることを学んで…

  • 子どもを変えるための第3ステップは『無視をすること』 -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 本書には、子どもの行動を変えるための魔法の方法が示されています。これまでに、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事を学びました。そして子どもの行動を変えるための第1ステップとして、子どもの行動を分類す…

  • ほめることの効果とは? -ペアレントトレーニングの本を読んで考える-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には、対象年齢は2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 これまで本書からは、子どもにしてほしい行動に対して肯定的な注目を与える=ほめることが大切だと学びました。今回はそのほめる行為を深堀りして、ほめることでどのような気持ちになることができるかについて考察をしたいと思います。 ※この本では、『その行動に気付い…

  • 子どもの行動を変えるための第2ステップは、ほめること -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には、対象年齢は2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあると考えられます。 本書には、子どもの行動を変えるための方法が示されています。これまでに、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事、子どもの行動を変えるための第1ステップとして、子どもの行動を分類することが大切…

  • 子どもをほめる時のポイントとは? -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本はADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。個人的には子育てだけではなく、職場や部活動などの後輩の教育などにも活用できるのではないかと考えています。 本書には、子どもの行動を変えるための優れた方法が示されています。これまでこのブログでは、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事を知り、子どもの行動を変えるための第1ステップとして、子どもの行動を分類することが大切であるこ…

  • 子どもの行動を変えるための第1ステップは、行動を分類すること -ペアレントトレーニングの本から学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。個人的には子育てだけではなく、職場や部活動などの後輩の教育などにも活用できるのではないかと考えています。 これまで本書からは、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事を学んでいます。今回から具体的にどのようにしていく必要があるのかについて学びたいと思います。 第1ステップは、子どもの行動を分類すること 本書では、第一ステップ…

  • 子どもの問題行動が多いのは親の〇〇のせい? -ペアレントトレーニングから学ぶ-

    今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を学びます。前回は導入として、ペアレントトレーニングはアメリカでは多くの人に使われており、親の行動を変えることにより子どもの好ましくない行動を減らし、好ましい行動を増やしていく方法があることに触れました。今回は、ペアレントトレーニングの核となる考え方について触れていきます。表題の○○には『注目』が入ります。 本を読んでショックを受けました。今まで私が正しいと信じてきた、子どもへの注意や指摘は好ましくない関わりであることが分かったからです。私の中の『常識』が覆されて、本を読んで呆然としてしまいました。 子どもは注目を求めている 子どもだけでは…

  • 『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を学んでいきます

    今回から『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を学んでいきます。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。私は本書を読み、本書は子育てだけではなく、仕事で後輩を教えたりするような場合にも活かすことができるのではないかと感じました。今回は、ペアレントトレーニングとはどのようなものかについてを学んでいきたいと思います。 ペアレントトレーニングとは ペアレントトレーニングは、カリフォルニア大学にある研究所のペアレントトレーニングプログラムから生まれました。本書では、ペアレントトレーニン…

  • 妻が夫へ不満を感じるのは〇〇〇〇のせい -『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』からの学びまとめ-

    今回は、黒川伊保子さんの書かれた『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』の最終回と総括になります。今回は女性脳を例に挙げ、黒川さんが夫婦関係・パートナー関係に悩んでいる人に伝えたい事についてを学んでいきたいと思います。 表題の〇〇〇〇には『生存戦略』が入ります。 生存戦略のために動く感情 黒川さんは、女性が別の異性に目移りするのは『生存戦略』のせいであると説明しています。生存戦略の目的は①できるだけ免疫力が高い(生き残りやすい)相手と結ばれることに加えて、②できるだけたくさんの遺伝子の組み合わせを残すことですから、できるだけたくさんの遺伝子の組み合わせを残すためにも、健全な女性ほどその罠に陥りやすく、…

  • 『夫のトリセツ』読了後の変化② -家事分担への挑戦-

    今回は、黒川伊保子さんの『夫のトリセツ』を参考にしています。以前の記事では、夫が妻の取り組んでいる家事に気付かない理由についてを学びました。 www.kakkoii-kosodate.info 黒川さんは、男性は狩りの時代の名残で遠くのものに意識が集中する脳の仕組みになっているため、近くのこと(妻が家事をしていること)に気付きにくく、また家事の総体が見えていないと言うことを考察していました。 そのため対策としては、家事を分担してしまうか、妻が取り組んでいる家事についてを伝えて理解してもらう事を勧めています。また様々な方のコメントを頂きながらも、私も家のことを彼とどのように取り組んで行ったらいい…

  • 『夫のトリセツ』読了後の変化 -夫(男性パートナー)の秀悦な道具から脱するために-

    今回は、黒川伊保子さんの『夫のトリセツ』を参考にしています。以前本書からは、『なぜ夫は、妻を自分の母親や手足のように扱うことがあるのか』についてを学びました。 www.kakkoii-kosodate.info 男性は身体拡張感覚が強いことを踏まえ、よく動いてくれる妻を秀悦な道具として捉えてしまう可能性がある事を学びました。私も彼のために先に先にと動く傾向があったため、『良い彼女』をやめて極力動かないようにと心がけました。今回はその挑戦についての一部始終です。 秀悦な道具から脱する取り組みは、彼にとってもストレス 今回このやり取りを通して、彼は『今までは簡単に動いてくれたのに、動いてくれない』…

  • 旦那が共感してくれない理由は子ども時代の〇〇〇〇も影響していた -黒川伊保子さんの『トリセツ』から学ぶ-

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間ですれ違いや対立があり悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のヒントが見つかるかもしれません。 共感してほしい妻は、問題解決思考の夫に対して不満を抱く時があるのではないかと思います。しかし、その問題解決思考の夫に育てているのは、実はその母親が原因なのではないかと言う黒川さんの考察について学びました。 表題の〇〇〇〇には、『母の関り』が入ります。 対話術とレディーファーストを教えるのは母親の役割 以前の記事では、『古代からの生存戦略を考慮すると、女性は共感することが重要であり、男性は速やかに問題解決をする…

  • なぜ夫は、妻を自分の母親や手下のように扱うことがあるのか

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間ですれ違いや対立があり悩んでいる方は、本書を読むと何か解決のヒントが見つかるかもしれません。 今回は、なぜ夫が妻に指図し、自分の母親や手下のように扱うことがあるのかについて学んでいきます。私の交際相手も自分でお茶を入れればいいのに、私に『お茶』と言ってくることが謎で仕方なかったのですが、黒川さんの考察に触れてその理由が良く理解できました。 男性は身体拡張感覚が強い 黒川さんは、男性脳は身体拡張感覚が強いと言います。小さな男の子がミニカーを見つめながら『ブーブー』と走らせ続けたり働く車に夢中なのも身体拡…

  • 妻(女性)は、なぜ何気ないことで連絡をしてくるのか

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間ですれ違いや対立があり悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のヒントが見つかるかもしれません。 今回は、なぜ妻は何でもない用事でメールをしてくるのかと言う謎に迫りたいと思います。 女性脳はいつも相手を想うことが愛の行動だと信じている 黒川さんは、『女性は誰よりも自分が優先されることで、自分と自分の子どもの生存可能性が確実にアップする』と説明し、だから女性は、いつもどんな時も想ってもらう(相手を想う)ことを愛の行動だと信じていると黒川さんは考察しています。 以前私が交際相手に連絡をしても数日既読にならなか…

  • 『トリセツ』著者の黒川伊保子さんが離婚の危機から脱した時の話 -夫から言われた一言が危機を乗り越えるきっかけとなった-

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間のすれ違いや衝突で悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のヒントがあるかもしれません。 今回は、黒川さんが離婚の危機に至った時の話からの学びについてまとめています。 夫は定番が好き 『古代から狩りをしてきた男性は、遠くに焦点が合うように脳と眼球を制御している』と黒川さんは考察しています。時速350キロを超えるバイクのレーサーは、キャビンの中の物の配置にミリ単位でこだわるそうです。また毎回同じ所作でコースに出ていき、スーツの歪みを直す順番もいつも一緒だと言います。昔大工さんが家を出るとき、敷居をまたぐ脚…

  • 妻が忙しく家事育児をしている時、なぜ夫は平気で携帯を触るのか -黒川伊保子さんのトリセツから学ぶ-

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間のすれ違いや衝突で悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のヒントがあるかもしれません。 今回は、夫婦が抱える家事問題について学んでいきます。 夫は家事の総体が分からない+家事が見えていない 著者の黒川さんは、夫がしている家事上位のゴミ出しは1つの工程だけで、夫が考える以上の工程があることを説明しています。 たとえば、「夫がしている家事」の上位にくるゴミ捨て。この場合のゴミ捨ては、ゴミの入った袋をゴミ置き場に移動させることを指す。しかし実際にゴミがゴミ袋に収まり、移動可能な状態になり、次の新しいゴミ袋が…

  • 男性と女性がコミュニケーションに求めるものとは? -黒川さんのトリセツから学ぶ-

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間のすれ違いや衝突で悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のためのヒントがあるかもしれません。 今回は、男性女性それぞれがコミュニケーションに求めものについてを学んでいきます。 会話・共感が好きな女性 黒川さんの本からは、女性は昔から共感をすることで生存可能性を上げてきたことを学びました。集落での生活では、子育ての知識を共有し、他人の体験談をとっさの知恵に変えて、子育ての多種多様な問題に対応してきました。女性は会話をする度に体験データが蓄積し、感情の見出しがついていて、ある感情が起こった時にその感情の見…

  • 妻(女性)は何故ネガティブなことに反応して過去の事を蒸し返すのか

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦間、パートナー間ですれ違いがあり、悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のためのヒントがあるかもしれません。 今回は、なぜ妻はネガティブなことに神経質で過去のことを蒸し返すのかについて学んでいきます。私は職場の人が、奥さんから『子どもが産まれた時に何も助けてくれなかった』と言い続けられていると聞いたことがあります。なぜ妻がほんの小さな一言に反応し、引きずるかの謎について学び考察していきます。 子育てを担う女性の思考パターン 女性にとって、危険を伴うネガティブなこと(怖い、辛い、ひどい)を記憶することは、常に新しい子…

  • 男性脳と女性脳の違いは〇〇〇〇の違いが原因 -黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』から学ぶ

    今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦間、パートナー間ですれ違いがあり、悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のためのヒントがあるかもしれません。今回は、男性と女性の思考パターンの違いは、歴史を考えると理解できる、と言う話です。 表題の『男性脳と女性脳の違いは〇〇〇〇の違いが原因』の〇の部分には、『生存戦略』が入ります。 男性脳と女性脳(思考パターン)の違い 黒川さんは、自著で『男性脳と女性脳には違いがある』と表現しています。脳の違い(つまり思考パターンの違い)は、何百世代も昔から継承されてきた男女の生存戦略の違いから引き起こされていると説明されていま…

  • 黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』を読んでいきます

    これから、黒川伊保子さんの本『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ 』についてを学んでいきます。読みたいと思うようになったのは、今交際している人とこれからも良い関係性でやっていけるかと不安になっているからです。 夫婦共に悩む家事の分担や夫婦関係についての謎を考察 黒川伊保子さんはコンピューターメーカーでAI(人工知能)開発に携わり、脳とことばの研究をされていました。また1991年に全国の原子力発電所で稼働した、“世界初”と言われた日本語対話型コンピューターを開発しています。黒川さんは、膨大な量の『言葉』に触れる中で、男女の『とっさに使う脳神経回路』の違いに気付いたそうです。そしてその違いをもとに、多…

  • 交際相手の洗濯物の扱い方にユーモアを感じた話

    日常生活の中でユーモア溢れる言動 今回のようなユーモア溢れる行動を間近で見ていると、私が悩んでいることや、(彼について)不満があることも吹っ切れてしまうような気持ちを抱きました。一緒に生活をしていても、私がいる時は自ら進んで洗濯物を回すところは殆ど見たことがないです。家事を積極的にやるわけではなく、私が悶々とすることもあるにも関らず、子どものように洗濯物を投げている姿を見て、『この人の良いところはこう言うユーモアのあるところなんだろうな・・』と思いました。 イチかバチかかもしれませんが、家の空気が悪いと感じている人は、こう言うことをやってみたら空気が軽くなるかもしれません。 むすび 彼のユーモ…

  • 甥っ子に物をねだった時の返答が想像以上だった話

    甥っ子は3歳にして、自分も相手も大切にする機転が利く返答をすることができるんだと感服しました。私がもし物を欲しがられたら、『1つくらいだったらあげてもいいかな・・』と渡してしまうかもしれないです。 甥っ子は普段家族や他者とのやり取りの中で、自分も相手も大切にすると言う、お互いを大切にしあう関係性を学んでいるのではないかと思いました。 私も日常生活の中で、どちらかが譲るのではなくお互いがハッピーになれるような返答や関わりを考えていきたいと思いました。 むすび 今回は、機転の利いた甥っ子の対応についてを触れました。甥っ子達とは会う機会が少ないですが、心身共に健康に育っている甥っ子達を見て、愛おしさ…

  • 岡田尊司さんの『愛着障害の克服』から学んだことのまとめ

    今回は、岡田尊司さんの書かれた『愛着障害の克服』から学んだことのまとめになります。この本では、次のようなことが紹介されています。 ・愛着に問題を抱えるとどのような影響があるのか ・子どもが問題行動を起こした時に医学モデルではなく愛着モデルの視点で考える必要性がある ・愛着の発見の歴史 ・愛着形成のポイントと好ましくない関わり ・愛着タイプと愛着形成のためのポイント ・愛着障害の克服のためにできること 愛着モデルと愛着形成のためのポイント 愛着が発見された歴史 愛着の4つのタイプ 愛着障害克服のために、自分でどんな対処ができるか むすび 参考にさせていただいた本 過去の愛着関係の記事 愛着モデル…

  • 愛着障害の克服のために -自分でどんな対処ができるか-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。愛着は、人が生きていく上で、子どもを育てる上で必要不可欠なものです。 これまでに、愛着のために重要な安全基地となる方法や、愛着のタイプについてを学んできましたが、岡田さんの著書の内容は今回が最後になります。 今回は、愛着障害を克服するために、自分でどんな対処ができるのかについてを中心に紹介します。 愛着障害の克服のためには安全基地の存在が不可欠 愛着障害とは、親の愛情に恵まれなかった人に起きた、愛着の傷に起因する問題です。そのため愛着の課題を克服するためには、安全基地となる存在が必要不可欠だと著者の…

  • 愛着のパターン -無秩序型についてを学ぶ-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。人が生きていく上で、子どもを育てる上で愛着は必要不可欠なものです。 これまでに、愛着のパターンである安定型、回避型、抵抗/両価型についてを学んできました。そして今回が最後の『無秩序型』になります。 『無秩序型』の愛着 無秩序型は、虐待を受けている子に典型のパターンを示します。 無秩序型が将来に引き起こすリスクは、ADHD(注意欠陥多動性障害)や情緒、行動面の障害、境界性パーソナリティ障害や様々な精神疾患です。 愛着対象の親に恐怖を感じているので、常に危機感を持って生活をすることになります。身の危険に…

  • 愛着のパターン -抵抗/両価型について学ぶ-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。人が生きていく上で、子どもを育てる上で愛着は必要不可欠なものです。 これまでに、愛着の4つの型のうちの安定型、回避型の愛着パターンについてを学んできました。今回は『抵抗/両価型』についてを学んでいきたいと思います。 『抵抗/両価型』の愛着の特徴 ストレンジシチュエーションテスト(1歳児の母の不在と再会のテスト)では、抵抗/両価型愛着の子どもは母がいなくなると過剰に不安がり、母が戻ると遊びには戻ろうとせずに母がいなくなったことに腹を立てたり、またいなくなるのではないかと不安がります。 その子どもの母親…

  • 愛着のパターン -回避型について学ぶ-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。人が生きていく上で、子どもを育てる上で愛着は必要不可欠なものです。 前回から愛着のパターンについて触れていますが、今回は回避型について学んでいきます。 『回避型』の愛着の特徴 回避型の愛着パターンの形成の背景として、親の『拒否と無関心』、『過保護と過干渉』が挙げられます。両方とも本人の感情は汲み取らず、本人が求めることは拒否する共通点があります。 安定して愛着を形成することができれば情緒は安定し、感情と向き合って対処することができますが、回避型の場合は感情と向き合うことを親が拒否してきたので、感情に…

  • 愛着のパターン -安定型について学ぶ-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。愛着は、人が生きていく上で、子どもを育てる上で必要不可欠なものです。 今回から4回に分けて、愛着のパターンについてを学んでいきます。愛着について興味を持たれた方は、是非本書を読んでみてください。今回は、日本で最も多いと言われている『安定型』の愛着についてです。 『安定型』の愛着 安定型愛着は他の愛着パターンの方に比べて生きやすい人生を送ります。乳幼児の段階から、泣けば助けてくれ、授乳をしてくれる存在に育てられることで、自分の欲求やペースに従い生活ができ、その状況を与えてくれる存在に安心や信頼感を持ち…

  • ある母親の挑戦 -子どもの安全基地となるための奮闘-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。 これまでの話は、小学校教諭が、学校でも家庭でも子どもの問題行動に悩んでいおり、職場のスクールカウンセラーに相談したところ、『愛着』の視点が大切だと言う助言をもらいました。そして愛着形成の鍵である安全基地になるためのポイントを学びました。 ・愛着形成のために大切な『安全基地』となるポイントとは? - すごい人研究所 ・安全基地になりにくいタイプとは? -愛着形成のために- - すごい人研究所 今回は相談者の母が、安全基地となるために大切なポイントを踏まえた上で、子どもとの関わりを改善していった話にな…

  • 安全基地になりにくいタイプとは? -愛着形成のために-

    今回参考にしている本は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。 これまでの話は、小学校教諭が学校でも家庭でも子どもの問題行動に悩んでいおり、職場のスクールカウンセラーに相談したところ、『愛着』の視点が大切だと言う助言をもらいました。前回は愛着形成の鍵である安全基地になるポイントを知りましたが、今回はその逆で、安全基地になりにくいタイプについてを学んでいきたいと思います。 安全基地になりにくいタイプ 安全基地になりにくいタイプは、本人を押しのけて、自分が主役になってしまうタイプです。その人が自分の思い通りになればいい子、思いに反すれば悪い子と、自分の思いに叶うか…

  • 愛着形成のために大切な『安全基地』となるポイントとは?

    今回は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』を参考にしています。 これまでの話は、主人公の小学校教諭が、学校でも家庭でも子どもの問題行動に悩んでいおり、職場のスクールカウンセラーに相談したところ、『愛着』の視点が大切だと言う助言をもらいました。そして前回までは、愛着研究の歴史を学びました。 ジョン・ボウルビィの研究 -『愛着』の発見- - すごい人研究所 エインズワースの研究 -愛着の形成のために重要な条件とは- - すごい人研究所 今回からは、愛着形成のたに大切な『安全基地』となるポイントについて学んでいきます。 安全基地となるポイント 安全基地となるためのポイ…

  • エインズワースの研究 -愛着の形成のために重要な条件とは-

    今回は精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』を参考にしています。愛着とは、人が生きていく上で、子どもを育てる上で必要不可欠なものです。 前回は、ジョン・ボウルビィによる愛着の発見についてを学びました。今回は、ジョン・ボウルビィの共同研究者エインズワースによる研究内容についてを学びます。エインズワースは、どのような条件が安定した愛着を形成させるのかを研究し、愛着の質を測定するテストを開発した人です。 愛着形成のために大切なのは『応答性』 エインズワースは、家族を継続的に注意深く観察することにより、安定した愛着の形成のためには母親(愛着対象)の応答性が大切であることを発…

  • ジョン・ボウルビィの研究 -『愛着』の発見-

    今回は精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』を参考にしています。愛着は、人が生きていく上で、子どもを育てる上で必要不可欠なものです。 今回と次回で愛着の発見の歴史についてを触れ、なぜ愛着が大切なのかを学んでいきたいと思います。 安心感の拠り所『愛着対象(安全基地)』が、探索活動を活発にする 子どもは、安心安全を感じることができる養育者(愛着対象、安全基地)がいてくれるおかげで、不安や危険を感じたに守ってもらえると思うことができます。 いつでも守ってもらうことができると言う安心感が、探索活動を活発にさせます。探索活動とは、例えば見たことのないものに近づいて触ってみたり…

  • 子どもの問題行動に困っている時に考えたい『愛着』 -医学モデルと愛着モデルの視点-

    参考図書は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』です。人が生きていく上で、子どもを育てる上で愛着は必要不可欠なものです。 前回は、主人公の小学校教諭が、学校でも家庭でも子どもの問題行動に悩んでいると言う話に触れました。自身の子どもには抜毛癖や素行障害などの症状があるため、医者に連れて行った方が良いのではないかと悩んでおり、職場のスクールカウンセラーに相談していました。今回はその続きの話になります。 愛着については、次回以降で詳しく取り扱いたいと思います。 医学モデルと愛着モデル 生活に支障を来すような何らかの症状がある時には、病院に連れて行くことがあります。すると…

  • 岡田尊司さんの本『愛着障害の克服』から愛着についてを学んでいきます

    今回から愛着・愛着障害について学びます。参考図書は、精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんの著書『愛着障害の克服』です。 愛着は人が生きていく上で、また他者と関わり人を育む上で大切なものです。『愛着障害』と聞くと自分は問題がないと思う方が多いかもしれませんが、私はこの本を読み自身の愛着のパターンが分かったり、問題を抱える人たちの背景について知ることができ、自分が担当している子どもの特徴や接し方を学ぶことができました。 今回は導入の話です。これからの物語の主人公は、小学校教諭であり母親でもある女性です。 この後、スクールカウンセラーとの会話により、周平くんの問題行動の原因が明らかになってきます。…

  • 否定の指示はわかりにくい?

    否定は分かりにくい 手を挙げるゲームをした時、否定をされると理解に時間がかかることが分かりました。大人でさえもこんなに分かりにくいのだから、子どもに理解する力が十分に養われていない場合は余計に分かりにくいのかもしれないと感じました。 否定されることへの影響 行動の否定は、その人の行動を指摘しているだけですが、時には自分まで否定されたような感覚になります。注意をされすぎることで、否定のストレスが重なり両者の関係性も悪くなってしまうことがあることが考えられます。そのため注意の回数を減らして、極力促しに留めることが、関係性の維持のためにも大切なことではないかと感じます。 むすび これまで私は他者に要…

  • 神戸連続児童殺傷事件 -事件概要から事件までの経緯まとめ-

    今回は、1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件について、事件概要から事件までの経緯についてまとめていきます。 事件は1997年におこりました。小学生の男女5人が襲われ、2名の児童が亡くなる悲惨な事件でしたが、犯人は当時14歳の少年Aでした(以下Aと称します)。 www.kakkoii-kosodate.info Aから見た子ども時代は、祖母の存在が大きかったことが記されていました。親には叱られる状況の中で、祖母だけは、ありのままのAを受け入れてくれる存在でした。 www.kakkoii-kosodate.info しかし祖母を失ったショックから、Aは死について疑問が湧くようになり、虫が死ぬ様子…

  • 非行に走った少年A

    1997年に神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。その事件の犯人は、当時14歳であった少年『A』でした。Aは子どもの頃、祖母に全てを受け入れられ、愛されている事を感じていました。一方、母はAを理想の息子に仕立てようと厳しく躾けていました。そして唯一の心の拠り所であった祖母の死という絶望に直面し、そこから虫や動物を殺すようになり、連続児童殺傷事件へと繋がりました。 今回は、Aが小学校を卒業した辺りから非行が顕在化されるようになった話について触れていきます。参考にしているのは、Aの両親が執筆した『「少年A」この子を生んで…

  • 幼い頃から弟達をいじめていた少年A

    1997年に神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。その事件の犯人は、当時14歳であった少年『A』でした。Aは子どもの頃、祖母に全てを受け入れられ、愛されている事を感じていました。しかし祖母の死という絶望に直面し、そこから虫や動物を殺すようになり、連続児童殺傷事件へと繋がりました。 Aには年の近い弟がいましたが、今回はその兄弟関係などについてを触れたいと思います。参考にしているのは、Aの両親が執筆した『「少年A」この子を生んで‥‥‥』と、矢幡洋さんの執筆した『少年Aの深層心理』と、児童精神科医の佐々木正美さんの『続 子…

  • 少年Aの子ども時代 の考察-臨床心理士 矢幡洋さんの考察を基に考える-

    1997年に神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。その事件の犯人は、当時14歳であった少年『A』でした。Aは子どもの頃、祖母に全てを受け入れられ、愛されている事を感じていました。しかし祖母の死という絶望に直面し、そこから虫や動物を殺すようになりましたが、エスカレートして連続児童殺傷事件へと繋がりました。 今回は、Aが子ども時代どのような環境で育っていたのか、臨床心理士の矢幡洋さんの解説を参考に考えていきたいです。読んだ本は、Aの両親が執筆した『「少年A」この子を生んで‥‥‥』と、矢幡洋さんの執筆した『少年Aの深層心理…

  • 親の少年Aへの関りはどのようなものだったのか -親の視点から考察する-

    1997年に神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。その事件の犯人は、当時14歳であった少年『A』でした。Aは子どもの頃、祖母に全てを受け入れられ、愛されている事を感じていました。しかし祖母の死という絶望に直面し、そこから虫や動物を殺すようになり、連続児童殺傷事件へと繋がりました。 今回は、Aが子ども時代どのような環境で育っていたのか、親の視点で触れていきたいと思います。参考にしているのは、Aの両親が執筆した『「少年A」この子を生んで‥‥‥』と言う本です。 母にとって、体罰は当たり前のことだった 母の手記からは、『お尻…

  • 祖母を失った少年A -死と性欲の連結-

    1997年に神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。その事件の犯人は、当時14歳であった少年『A』でした。Aは子どもの頃、祖母に全てを受け入れられ、愛されている事を感じていました。今回は、Aの人生が大きく変わったきっかけについて触れていきます。参考にしているのは、『絶歌』と『少年Aの深層心理』と言う本です。 『死』と『性的興奮』の結合 臨床心理士の矢幡洋さんは、自著の中で、フロイトの説を言及し、『性欲の発達段階で、何に性欲が向けられるかは、思春期にどんな体験をするかという偶然によってほとんど決定されてしまう』と説明して…

  • 少年Aから見た子ども時代はどのようなものだったのか

    20年以上前に、神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により、山下彩花さんと土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。その犯人は、当時14歳の少年『A』でした。今回は、Aから見た子ども時代はどのようなものだったのかについて触れたいと思います。 愛されていると感じていたA Aは、祖母の愛情を感じ、満たされていたことが想像できます。そしてAにとって祖母は愛着の対象であり、祖母の存在によりAは生きる土台を形成していたのではないかと感じます。愛着については、次の記事で学んでいます。 www.kakkoii-kosodate.info 人は、愛され大切にされる経験で満たされてこそ、同じよう…

  • 神戸連続児童殺傷事件 -犯人は少年だった-

    20年以上前に、神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により、山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。 これからこのブログでは、この事件についての3冊の本を読み、このような残酷な事件が起きないようにするためには何が必要だったのかについてを学び考えていきたいと思います。今回は、事件の概要についてを触れていきます。 今回読もうと決めた1冊目の本は、元少年Aが執筆した『絶歌』と言う本です。元少年Aは少年院を退院後に様々な仕事に就き多くの人と関わる中で、失いたくない大切な人と出逢ったり、生きたいと思うようになりました。少年院退院後は、ひたすら声を押し殺して生きてきました…

  • 鈴木祐さんの『超ストレス解消法』から学んだことまとめ

    今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』の総まとめになります。 鈴木祐さんの本からは、ストレス対策の超基本として『自分のストレスに気付くこと』と言う事を学びました。これを学んでからは、体と一緒で、自分の心の状態にも意識を向けるようになりました。 www.kakkoii-kosodate.info 長期的ストレスに対処するための3つの柱 本書では、長期的ストレスの原因である3つに焦点を当て、その対策についてを学んでいきました。長期的ストレスとなる思考や生活習慣は癖になっているので、その癖をどのように変えていくかが鍵となると感じました。 www.kakkoii-kosodate.info www.…

  • ストレス対処の味方『コーピングレパートリー』 -ストレスに対処できると言う認識-

    今回は鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。 今回は、ストレスに対処するための『コーピングレパートリー』についてを学んでいきます。 コーピングの語源は対処すると言う意味です。コーピングについては、ガネしゃんさんのブログで初めて知りました。 www.yumepolly.com なぜコーピングレパートリーが良いのか ストレスの対処方法を列挙することがなぜ良…

  • 科学的に即効性の高さが認められた3つのストレス解消法

    今回は鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。 今回は、科学的に即効性の高さが認められた3つのストレス解消法についてを学んでいきます。 即効性のあるストレス解消法1:呼吸 呼吸法の大切さは、以前自律神経を整えるためのコツとして学びました。ゆっくり呼吸することで自律神経が整い、結果としてリラックスすることができ、ストレスが軽減することに繋がります。 www…

  • 慢性的ストレスの一因『栄養のアンバランス』とは?

    今回は鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。 今回は、慢性的ストレスの一因である『栄養のアンバランス』についてを学んでいきます。 食事がメンタルに影響する 私は今まで、感情のコントロールのために食事が重要であることは知らなかったのですが、鈴木さんの著書を読み、質の良い食事を摂ることの重要性を感じました。 本書で取り上げられていた地中海式の食事には、次の…

  • 慢性的ストレスの一因である『受容のアンバランス』とは?

    今回は鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。 今回は、慢性的ストレスの一因である『受容のアンバランス』についてを学んでいきます。 受容のアンバランスとは 本書で説明されている『受容』とは、自分の不安や緊張感をありのまま受け入れることと説明されています。受容することが難しい人は、自分の感情を受け入れることができずに抑えつけてしまいます。抑えつけることによ…

  • ネガティブな経験を書き出すことの効果とは? -エクスプレッシブ・ライティングについて学ぶ-

    今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。 今回は、ネガティブな経験を紙などに書き出すことの効果についてを学んでいきます。 エクスプレッシブ・ライティングとは エクスプレッシブ・ライティングとは、自分が体験したネガティブな経験について、その時に抱いた感情や思考を包み隠さず書き記すことです。エクスプレッシブ・ライティングを実施した研究によると、被験者…

  • 思考のアンバランスは〇の癖のようなもの

    今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。 今回は、思考のアンバランスが与える影響や対策についてを学んでいきたいと思います。 思考のアンバランスは、脳の癖のようなもの 思考のアンバランスとは、専門用語では『認知の歪み』と言います。以前の記事でそれについて紹介しています。 www.kakkoii-kosodate.info 今回悩みを抱えていた舞さん…

  • 無敵のメンタルを手に入れるための超基本の対策とは?

    今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。本書は、たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が紹介されていると言うことになるのだと思います。 鈴木さんは、『この本の最終ゴールは、心がどんなダメージを受けてもすぐに立ち直れる無敵のメンタルを手に入れること』と説明されていますが、1400円+税の値段で、無敵のメンタルを手に入れられるのであれば、これは熟読し実践するしかないと思いました。今回から数回に分けて、私が特に気になった内容を紹介していきますが…

  • ストレスやマイナス感情を上手く使う方法

    今回は、ストレスやマイナス感情を上手く使う方法について感じた事についてまとめています。 ストレスやマイナス感情は、自分が悲鳴をあげている時 人はストレスを感じると、何かしらの反応が出ます。例えば怒りの感情が表に出てしまったりそのことで頭がいっぱいになったり。我慢をし続けると心身共に不調を来たします。人は我慢をし続けることは難しく、いずれ心も身体を壊すものだと感じています。 しかしその状況の時、自分の本当の声に耳を傾けることができれば、ストレスの原因と向き合うことができます。 私は過去に過度の負担で体調を壊した時があったのですが、その時に改めて自身の働き方を見つめてみたり、職場の先輩に相談するこ…

  • 就活時代、焦っていた私に大切な価値観を教えてくれた友達の話

    今回の話は、私が大学生の時の就活をしていた時の話です。周りの就活の様子を聞いて焦っていた時に、ある友達から言われた言葉が今でも印象に残っています。 この友達は自分の研究課題についても、どんな価値があって、この研究が進めば食品業界にどのように応用ができるのかについてをスラスラと話すことができました。周りが何がすごいかと言うことよりも、自分自身が何を大切にしているのかに焦点を当てる姿勢は、大学時代の私にとって印象的でした。 人は、人と比べる生き物 以前の記事で、人は人と比べる特徴がある事を学びました。私達がもともと人と比べてしまう特徴を持っているものですから、他人と比べたり、世の中の人達が良いと言…

  • 物事の視点を変えるユーモアあふれた会話

    交際相手は蚊に吸われたと言い続けて何のことか教えてくれなかったのですが、彼が何を言っているのか分かった時はとても愉快な気持ちになりました。なぞなぞが分かった時のような感覚にもなりました。以前ユーモアセンスとは『ものの見方』のこと、と言う事を学びましたが、まさにそれを感じさせてくれる発言でした。www.kakkoii-kosodate.info ものの見方を変えることができると、悲しかったり辛い出来事も楽しい気持ちに変えてくれて、気持ちが軽くなります。 私はいつも物事をネガティブに考えてしまい、マイナスな感情に囚われ過ぎてしまいますが、彼は大変なことも笑い話のように話します。また言葉遊びも得意で…

  • 4匹目のクッキーモンスター購入物語

    4匹目のクッキーモンスター(以下くっきーちゃん)が欲しくなった私と交際相手は、とうとうメルカリで買う決意をしました。今回は、4匹目のくっきーちゃんが届いた時の話です。 2匹目のくっきーちゃんを購入した時は、臭いやべたつきに困りましたが、ワイドハイターや石鹸で洗う対処法を取得しました。以後3匹目、4匹目の時も同じように洗って対処しました。洗う時は最後に柔軟剤で仕上げをするので、届いた時よりもずっとふわふわした感触になります。ぬいぐるみに紙などの水に弱いものが入っていなければ、『洗濯可能』と言う表示がなくてもなんとか洗えるのではないかと思います。 くっきーちゃんが4匹いるとどうなるのか 同じくっき…

  • 4匹目のクッキーモンスターを購入したくなった話 -ユニクロのクッキーモンスターに癒される生活-

    ユニクロで販売されていたクッキーモンスターのぬいぐるみが大好きなのですが、今回は新たにくっきーちゃんを迎え入れたくなった話です。 彼の光るネーミングセンスが羨ましいです。ちなみに2匹目はカゲモン、3匹目はハッピーモンスターと言う名前です。3匹目のくっきーちゃん購入に関しては、次の記事で紹介しています。 www.kakkoii-kosodate.info 心を癒してくれるものに囲まれる生活 くっきーちゃん達のように、いてくれるだけで心が癒されるものに囲まれると、生活が豊かになります。ぬいぐるみだけではなくて、他にもお気に入りの物が増えてそれに囲まれる生活になったら、もっと満たされた心地になるだろ…

  • 余裕のない毎日を送っていた私に、友人がくれた一言

    今回は、大学時代に友人から言われた、心に残る一言についてです。 『何もしないをする』とは、プーさんのアニメでも、映画『プーと大人になった僕』でも取り上げられたメッセージで、映画では、『何もしないことが、最高の何かに繋がる』と言うメッセージを残しているそうです。 私は友人から『何もしないをする』と言う言葉を聞いてから、いつも、何かに一生懸命な姿勢でなくてもいいんだと気付くことができ、何かある度に、この言葉を思い出して楽な気持ちになります。 私達は物心ついたことから、色々な価値観に触れてきました。頑張ることや、続けることが素晴らしいとか、成功すると幸せになるとか、そんな言葉たちに触れて、『ダラダラ…

  • 福祉関係の視点から学ぶ、『自己決定の自立』

    私は今福祉系の資格の勉強をしているのですが、そこで学んだ、子育てにも仕事にも活かせるような視点についてを紹介したいと思います。 福祉分野の『自立』の定義 福祉の分野では『自立』を大別すると次の3つに定義されています。(『福祉社会事典』における立岩真也氏の定義参照)①「職業自立」・「経済的自立」 ②「身辺自立」・「日常生活動作の自立」 ③「自己決定権の行使としての自立(自己決定としての自立)」 「自己決定する自立」 ①と②は、生活と仕事を自立させると言うことですが、③の自己決定の自立があることが印象的でした。この力を養うことができれば、自分がどんな仕事をしていきたいか、どんな友達と付き合うか、お…

  • 成果をあげるためには『悩んでいるヒマがあったら行動しよう』 -ひろゆきさんの『無敵の独学術』より-

    今回は、ひろゆきさんの著作『無敵の独学術』を参考にしています。仕事でも趣味でも成果をあげるために必要なことについてを学んでいきます。 行動量を増やすことでチャンスが増える 作詞家の阿久悠さんは、作詞家として活動を始めてから43年間で5000曲以上を作られました。1年で約1か月あたり約10曲も作っていた計算になります。作る量や、作詞と向き合う時間が多ければ、その事を考える時間も多くなり、それだけ技術も磨き上げられると言うことだと思います。 以前このブログでは、引っ込み思案だった知人が、とにかく行動することで自分を大きく変えた話に触れましたが、阿久さんの仕事魂は、まさにこのことと同じだと思いました…

  • 価値観の違いで腹を立てた時の対処法

    今回は、ひろゆきさんの書かれた『ラクしてうまくいく生き方』から、値観の違いにストレスを感じた時に、どのような対応ができるかと言うことについてを学びました。 価値観の合わない人に怒ること ひろゆきさんは自著の中で『価値観に正解も不正解もないのに、「自分の都合に合わせて行動しろ」なんて自分勝手』と表現しています。この言葉に触れて、私が今まで感情的になったり他人にあれこれ言っていたのは、価値観の押し付けであることや、傲慢さを感じました。 以前、怒ることとは、他人を操作するための道具であることを学びましたが、これと似たものがあると思いました。 www.kakkoii-kosodate.info 価値観…

  • 目標を達成するためには、先に〇〇を決めると効率が上がる -ひろゆきさんの本から学んだこと-

    今回は、ひろゆきさんの書かれた『無敵の独学術』と『ラクしてうまくいく生き方』を参考にしています。ひろゆきさんは自著で、目標達成のためにも、ラクするためにも、『先に目的を決める』ことが大切だと伝えています。 最初に目的をはっきりさせる ひろゆきさんは自著の中で、『何かに取り組むときには先に目的を決めましょう』と伝えています。目的をはっきりと決めなければ、目的に沿った行動が難しくなり、時間ばかりを浪費してしまうためです。 ガネしゃんさんは、8月から社労士の資格取得のため勉強に取り組んでいます。ガネしゃんさんは勉強開始初期に試験までの計画を立て、最初の段階から試験を意識して練習問題に取り組んでいます…

  • ひろゆきさんが中学時代に経験した残念な話 -仕事で評価されるためには何が必用か-

    今回は、ひろゆきさんの動画を参考にしています。 今回は、職場で中々評価されなくて辛いと思っている人に役に立つ情報だと思います。 大人、上司は思っている程ちゃんと見てくれていない ひろゆきさんの経験から、『頑張ったら大人はちゃんと見てくれている』と言う理想は叶わない事を感じました。そして、ルールのように決められた方法でアピールしないと評価されないことも学びました。雇われて働く上では、評価されることが大切になってくると思うので、『やっていますよ』と言うアピールをする必要があるんだと強く感じました。 先回りで仕事を進めると感謝されない ひろゆきさんは、先回りして仕事をすると何となく仕事が消えただけだ…

  • 力を伸ばすための最強の感情とは -ひろゆきさんの『無敵の独学術』から学ぶ-

    今回は、ひろゆきさんの『無敵の独学術』と言う本を参考にしています。今回は、力を伸ばすために大切な感情についてを学んでいきたいと思います。 力を伸ばすための最強の感情は『好き』 ひろゆきさんは、努力は『好き』には勝てないと言います。その理由は、好きだから苦にならないと言う意味だと思います。好きだから何時間でも苦もなく取り組める。好きだから知識のアップデートに努力が要らない。先日紹介した交際相手の行動も、好きだからこそできることだと思います。 『好き』と言う感情があれば、それに関することのハードルがかなり低くなります。逆に、特に好きではないとあらゆることのハードルが高くなり、いちいちエネルギーが要…

  • 高校時代に発見した究極の睡眠対策法

    みなさんは眠い時、どんな対策法を使っていますか?今回は私は高校生の時、テスト期間中に発見した究極だと思う対策についてを紹介したいです。 眠い時は一瞬寝るだけでも効果がある時がある 勉強や仕事の期限が迫っていて寝ることができない時は、一瞬でもいいから眠る+起きる時にびっくりすると言う手法を取り入れればスッキリすることがわかりました。 とは言え睡眠は大切・・ ショートスリーパーだけれども心身に影響がないのであれば構わないと思いますが、慢性的な睡眠不足は様々なリスクがあります。例えば、感情のコントロールが難しくなる、自律神経が乱れて不調の原因に繋がる、認知症のリスクが上がると言うことです。 睡眠不足…

  • 成功している人に対してひろゆきさんが考えていることとは

    今回は、ひろゆきさんの『無敵の独学術』と言う本を参考にしています。今回は、成功している人の話を聞いた時のお勧めな考え方についてを学んでいきます。 成功話はおトク情報 私は他人の成功話を聞くと、その人に対して嫉妬心を抱く場合があります。しかしそれに対してひろゆきさんは、『「おトクな情報」をみすみす見逃していると言う意味でも残念な人たち』と表現しています。反対に、成功している人を見れば見るほど、成功の秘訣や性格などのおトクな情報がどんどん貯まっていくため、生きやすくなるとも言います。 ひろゆきさんが2ちゃんねるを作った背景 ひろゆきさんは、米国留学中に『あめぞう』と言う掲示板を利用していたのですが…

  • やる気が出ない時の対処法 -ひろゆきさんから学ぶ-

    今回は、ひろゆきさんの『無敵の独学術』と言う本を参考にしています。今回は、やる気が出なくて頑張れない時に参考になる考え方について学んでいきます。 人は『今取り組んでいることを継続させたい』と言う性質がある 『今取り組んでいることを継続させたい』と言う考え方は分かる気がします。私は余暇の時間は、読書やブログ制作に取り組みたいと思っているのですが、テレビや動画を見てしまうと読書やブログが億劫に感じます。 しかし、例えば30分だけブログに取り組もうと思ってタイマーをセットして作業を始め、30分経過すると、動画を観たいと言う気持ちよりも『もう少し作業を続けたい』と言う気持ちの方が強くなります。 新しい…

  • 水筒にミルクティーを入れて仕事に行くと言う憧れが叶った話

    今回は私の交際相手と水筒の話です。 水筒を持ち帰った彼は、職場でミルクティーを飲むことができたと喜んでいました。美味しかったからまたミルクティーを持っていきたいとのことです。 楽しみを抱きながら過ごす 先日の記事では、交際相手が車を契約してから楽しい日々を送っていることを紹介しました。 www.kakkoii-kosodate.info 車が届くのが楽しみで、毎日のように車関係の動画を観ています。昨日は、彼がCMの動画を流してぬいぐるみ達を踊らせていました。 車にもミルクティーにも共通していることは、憧れていることが叶えることができている未来の自分を想像して、それを楽しみにしていることです。 …

  • 人の機嫌は雨のようなもの -ひろゆきさんの動画から学ぶ-

    ひろゆきさんの動画配信では、視聴者の質問に答えることもしているのですが、その質問の中で、職場の上司の不機嫌さに悩んでいる方に対してのコメントがありました。 コントロールできるものとできないもの 以前アドラー心理学の『課題の分離』についてを学びましたが、ひろゆきさんの言っていることはこれに近いのではないかなと思います。 www.kakkoii-kosodate.info 自分がコントロールできることと、できないことを理解して、コントロールできないことは関与しないと言う考え方です。 ひろゆきさんは、他人の感情は雨のようなものだと言いますが、確かに自分がどんなに他人のストレスを減らす方法を考えても、…

  • 母性とは〇〇〇〇〇をすること

    今回は、児童精神科医である佐々木正美さんの『続 子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。佐々木さんは、子育てを担う大人たちがどんなことに気を付けていったらよいのかや、どんな関りをすることによって、子どもは心身共に健康に育つことができるのかを教えてくれます。 このブログでは、これまで2回にわたり母性と父性について学んできました。 www.kakkoii-kosodate.info www.kakkoii-kosodate.info 社会性を身に付けさせるための父性的な関りの前に、母性的な関わりをする必要があることを知りました。母性的な関わりとは、子どものことを肯定し、大切に思い、子どもが…

  • 児童精神科医 佐々木正美さんがカウンセリングの時に心がけていたこととは

    今回は、児童精神科医である佐々木正美さんの『続 子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。佐々木さんは、子育てを担う大人たちが、どんなことに気を付けていったらよいのかや、どんな関りをすることによって、子どもは心身共に健康に育つことができるのかを教えてくれます。 このブログでは、以前母性的な関りと父性的な関りについてを学びました。社会的な力、マナーやルールを教える父性的な関りを教えるためには、子どもが心から大切にされたと感じる母性的な関りが重要であることを学びました。 今回は、児童精神科医である佐々木さんが、カウンセリングに来た子どもと、どのように話をしていたかについて触れたいと思います。…

  • 子育てに必要な母性的・父性的な関りとは

    今回は、児童精神科医である佐々木正美さんの『続 子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。佐々木さんは、子育てを担う大人たちがどんなことに気を付けていったらよいのかや、どんな関りをすることによって、子どもは心身共に健康に育つことができるのかを教えてくれます。 今回は、子どもの精神的・社会的成長にとって大切な母性的な関りと父性的な関わりについてを学んでいきたいと思います。 母性的な関りが先に必要な理由 大人が母性的な関りをすること、例えばその子どもの事を本当に大切に想ったり良いところを見つけてくれたりすることで、子どもはその大人のそばにいることが安らぎとなり、くつろぎとすることができます。…

  • 子育てで短所ばかり気になってしまうのはなぜか

    今回は、児童精神科医である佐々木正美さんの『続 子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。佐々木さんは、子育てを担う大人たちが、どんなことに気を付けていったらよいのかや、どんな関りをすることによって、子どもは心身共に健康に育つことができるのかを教えてくれます。 今回は、子育て中に、子どもの短所ばかりが気になってしまうことがあるのはなぜかと言うことについてを学びたいと思います。 他人の短所が気になるのは、私達の生活が豊かであることが一因 佐々木さんは、自著の中で外罰的・他罰的な思考の背景についてを紹介しています。本で取り上げられていたのは、社会心理学者、文化人類学者の我妻洋さんの発言につい…

  • 子どもが他人に迷惑をかけた時はどのように関わったら良いのか

    今回は、児童精神科医である佐々木正美さんの『続 子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。佐々木さんは、子育てを担う大人たちが、どんなことに気を付けていったらよいのかや、どんな関りをすることによって、子どもは心身共に健康に育つことができるのかを教えてくれます。 今回は、子どもが他人に迷惑をかけた時や子どもの不始末を親はどのように対応したら良いかについてです。 佐々木さんのお母様の対応を見てとても驚いたことは、いたずらをして帰ってきた佐々木さんに対してお母様が怒らなかったことです。佐々木さんと一緒に不始末を謝りに行くお母様からは、親が子どもに怒らないでも親がしっかりと一緒に不始末に対応すれ…

  • 子どもの心を満たすためには、物ではなく〇〇を与えることが大切

    今回は、児童精神科医である佐々木正美さんの『続 子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。佐々木さんの本では、子育てを担う大人たちが、どのような関りをすることによって、子ども達が心身共に健康に育つことができるのかを教えてくれます。 今回は、子どもの心を満たすためには、物ではなく何を与える必要があるのかについて学びます。 心が満たされれば望まなくなる 児童精神科医の佐々木正美さんは、自著の中で次のように言います。 子どもが望んだことを満たしてあげることについての質問ですが、それは満たしてあげればいいんですよ。子どもは、自分でできないからそうしてほしいというのではなく、気持ちを満たしてほしい…

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