6B4Gシングルアンプのカソードバイパスコンデンサー その後
先日再エッチング処理をした古い3種類の電解コンデンサーですが、その使用の可否の結論は、今一つはっきりしませんでした。以下がその経緯です。再エッチング(100V印加)開始後、漏れ電流については、ぐんぐん減り、10時間後には、どのコンデンサーも1μA以下となりました。これはイケると思い、とりあえず容量を測定してみたのですが、ニチコンゴールドを除き、やっぱり少し容量が少なくなっているように感じました。上記画像中の赤い丸シールに書かれている数字が容量(μF)の測定値です。残念ながら、ミューズとブラックゲートの容量が公称値よりマイナスしているようです。これをどう考えるかです。もともと電解コンデンサーの容量偏差は±20%ですから、製造直後から、マイナス側にある可能性もありますので、この容量の測定結果をもって、劣化と考えるの...6B4Gシングルアンプのカソードバイパスコンデンサーその後
2021/01/24 14:04