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猫でも分かる心理学 https://menheralist.com

このブログでは主に心理学に関する記事を書いています。最新の研究でわかった衝撃の事実や、日常生活に応用できる心理学の知識まで、幅広い分野を扱っています。他にもブログ運営に役立つ記事や大学生活に関する記事もいくつか書いています。

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2019/07/13

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  • ウィンザー効果の意味と語源は?恋愛や営業に役立つ心理効果

    ウィンザー効果の意味は? 第三者から間接的に情報が伝達したときより信憑性や信頼感が増すという心理効果をウィンザー効果と呼びます。マーケティングの分野においてはクチコミ効果なんて呼ばれたりもしますね。 身近な例でいうとサプリメントの広告ってたいてい使用者の感想が混じりますよね。これは第三者がそのサプリメントを使って良かったと言っている場面を視聴者に見せることで、商品価値の信頼性をアピールするというものです。 確かにそのサプリメントを作っている会社の人にオススメされるより、なんの関係もない第三者にオススメされる方が信頼できますよね。 ウィンザー効果の語源はアーリーンロマネスの小説? どうしてこの心理効果がウィンザー効果と名付けられたのでしょうか?これにはある小説が関係しています。 アーリーン・ロマネスの『伯爵夫人はスパイ』という小説にウィンザー伯爵夫人という人物が登場します。 ウィンザー伯爵夫人は小説の中で『第三者の誉め言葉がどんなときも一番効果があるのよ。忘れないでね。』という台詞を残しています。 これがまさにウィンザー効果の説明であったため、この台詞を言ったウィンザー伯爵夫人からウィンザー効果と名付けられたというわけです。 それにしても小説が心理学用語の由来となるとはなかなか面白いですね。 ウィンザー効果に関する心理学の実験 ウィンザー効果に関する実験としては、ソロモン・アッシュの実験が有名ですね。下の図を見てください。 左の線と同じ長さの線は右の3本のうちどれかわかりますか?明らかに真ん中ですよね。正当率99.9%の問題で普通は間違えません。 ソロモン・アッシュの実験ではこれとまったく同じ問題を被験者の人に出題しました。ただし被験者は7~9人のグループに1人おき、その他はサクラで間違った解答をします。 すると75%もの被験者がサクラに流されて間違った答えを選びました。この結果から他人の意見が人にどれだけ影響するかということが分かりますね。 ウィンザー効果が働く理由と条件 そもそもどうしてウィンザー効果は起こるのでしょうか?これには利害関係が関係しています。

  • メンタリストに資格は必要ない?なり方を解説【2019最新版】

    今回はメンタリストになるために特別な資格が必要なのかどうかについて書いていきます。 メンタリストという職業が世間に知れ渡るようになったのはやはりメンタリストdaigoさんのテレビ出演の影響が大きいと思います。人の心を読む読心術を利用したパフォーマンスや日常で役立つ心理学の知識の紹介などが話題となり一時期テレビで引っ張りだこになりましたね。 最近はテレビではほとんど見なくなりましたが、今は代わりにYouTubeを活躍の場に移しているようです。チャンネル登録者はなんと147万人と大変な人気を誇っています。(ちなみにテレビに出なくなったのはテレビの裏事情を知り嫌になったかららしいです) そんなdaigoさんの活躍を目にして自分もメンタリストになろうと思った人も多いのではないでしょうか? そこで今回はメンタリストのなり方について解説していきます。 メンタリストとは? そもそもメンタリストとはどういう人たちなのでしょうか。多くの人はメンタリストという言葉に心理学を学んでいて、それを活かしてパフォーマンスをする人といったイメージを抱いていると思います。実はこのイメージで大体合っています。 メンタリストは英語のmentalistからきていると考えられますのでmentalistの意味を見てみましょう。mentalistは唯心論者、心理主義者、読心術者、占い師という意味です。日本ではこのうち心理主義者や読心術者という意味で使われていることが多いですね。 ちなみに日本語辞典にはメンタリストという言葉は載っていません。現状はメンタリストを名乗っている人たちが勝手に自分で定義しているという状態です。 例えばメンタリストdaigoさんによるメンタリストの定義は以下の通りです。 心理学に基づく暗示や錯覚などのテクニックを駆使し常識では考えられないようなパフォーマンスをする人 つまりメンタリストというのはまだ定義が曖昧な職業ということになりますね。 メンタリストになるために資格は必要ない

  • バンドワゴン効果の意味と具体例を完全解説【根拠となる論文も紹介】

    この記事ではバンドワゴン効果の意味と名前の由来について解説していきます。 バンドワゴン効果とその原因 バンドワゴン効果とは多数の支持を集めているものは更に多くの支持を集めやすくなるという心理効果です。簡単にいうと、周囲の人間の評判や世の中の流行というものが肯定的な判断材料になるというものです。 アメリカの心理学者ハ―ヴェイ・ライベンシュタインが提唱したもので、群集心理における同調現象の一つです。 このような心理効果が起こる理由としては、みんなと同じ選択をすることで安心感が得られるから、考える手間を省けるからというものがあります。 バンドワゴン効果の名前の由来 次にバンドワゴン効果の名前の由来について見ていきましょう。そもそもバンドワゴンとはなんなんでしょうか。恐らく車を思い浮かべる人が多いと思います。このバンドワゴンというのはパレードやお祭りなどの行列における先頭を走る楽隊車のことを指します。先頭の楽隊車にお祭りの参加者が続いていく様子がバンドワゴン効果に例えられてこの名前が付けられました。 ちなみに時流に乗る、勝ち馬に乗るという意味でバンドワゴンに乗るという言葉もあります。心理学や経済学、政治学、社会学などで使われる用語です。 バンドワゴン効果の具体例 次にバンドワゴン効果の具体例について私たちの生活と馴染み深いものをいくつか紹介していきます。 行列に思わず並んでしまう 街中を歩いているときに行列ができている店を見かけたので思わず自分も並んでしまったという経験はありませんか?並ぶまではいかなくても気になったり美味しそうに見えたりしますよね。 『行列ができている』=『多くの人が評価している』という考えからバンドワゴン効果が働き、実際に食べたことがないのに良い評価をくだしてしまうのです。 みんな使っているという広告に弱い 今はチラシだけではなく電車やネットなど様々なところに広告がありますね。それらを眺めていると『みんなが使っている』等の広告をよく見かけます。これはバンドワゴン効果を利用して見るものに安心感を与えて買ってもらおうという戦略ですね。

  • 認知的不協和とは?恋愛での応用例も紹介

    今回の記事では認知的不協和について解説していきます。 認知的不協和理論とは? 認知的不協和理論とはどういうものなんでしょうか?言葉だけ聞くとすごく難しそうな理論に思えますが、実はけっこうシンプルで皆さんの日常にもよく現れます。 認知的不協和理論とは、自分が正しいと思うこと、あるいは自分の価値観に矛盾が生じた時に感じる不快感を解消するために、自分の考えや行動を変更するというものです。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱されました。 自分の考えや価値観が否定されると人は不快感を覚えますよね。この不快感のことを認知的不協和と呼びます。 人が認知的不協和を感じると、矛盾するどちらか一方を変更することで解消しようとします。またその矛盾が大きなものであるほど、認知的不協和を解消しようとする力が強くなるという性質もあります。 どうでしょうか?名前のわりには簡単、というか当たり前と思った人もいると思います。しかし、これだけだとまだちょっと難しく感じる方やピント来ない人も多いと思いますので、次に認知的不協和理論の具体例を紹介していきます。 認知的不協和の例 認知的不協和の例としてよくあげられるのが喫煙者の例です。当たり前ですが、喫煙者の人は煙草を吸うという行動をとります。 一方で『タバコは肺癌のリスクを○倍高める』『喫煙者は非喫煙者に比べて平均寿命が○年短い』といったタバコが身体に悪いといった事実も勿論知っています。 それにも関わらずタバコを吸うという事は矛盾していますよね。この矛盾こそが先ほど書いた認知的不協和です。 すると認知的不協和理論によりどちらかを変える事で解消しようと考えます。このとき人は自分にとって楽だったり都合が良い方を選択します。 今回のタバコの例だったら、喫煙という自分の行動を変更して禁煙するというのはそう簡単なことではありません。タバコにはニコチンという中毒物質が含まれている事は皆さんも知っていますよね。 この場合はタバコは身体に悪いという事実を別の事実でごまかして、喫煙を正当化しようとします。 例えば『タバコよりも健康に悪いものはたくさんある』『タバコをやめてストレスが溜まる方が身体に悪い』『知り合いに喫煙者で長生きした人がいる』といった事実を言い訳にします。

  • 間欠強化の説明とその例を解説【ギャンブルにハマってしまう理由】

    今回は間欠強化(間歇強化)について解説していきます。 『ツンデレ』という言葉を聞いたことがありますか?ツンデレとは普段はクールですが、好きな人の前だとたまにデレてしまうという性格のこと指します。よく漫画やアニメのヒロインがこのような性格であることが多いです。ではどうしてツンデレというのは人気があるのでしょうか? また、ギャンブルというものは明らかに損をする仕組みになっているのに、なぜ昔から多くの人を熱中させてきました。最近だと国内第三位の製紙メーカーである大王製紙の元会長 井川意高さんがギャンブルにハマり、なんと会社の金を約84億円つぎ込んで解任されたことがニュースになりました。どうしてギャンブルというものはここまで人を惹きつけるのでしょうか? 一見まったく関係のないように見える2つの疑問ですが、実は今回説明する間欠効果がによってどちらも説明できます。それでは本題に入って行きましょう。 間欠強化と連続強化 間欠強化とは、確実に報酬を貰えるとき以上に成功報酬が貰える頻度が少ないほど、もらえたときの快感が大きくなり何度も継続してしまうという人間の特性を表した心理学用語です。 もっと簡単に説明すると、何かを達成したとき毎回報酬を貰うよりランダムの方がモチベーションが上がるよということです。報酬が間を欠いて貰えることから間欠効果という名前になっています。 ちなみに間欠効果の反義語は連続強化と呼ばれます。連続強化とは名前の通り毎回相手に報酬を与えることです。モチベーションを上げるには最初は連続強化、だんだんと間欠強化に切り替えていくというのが良いとされています。 この間欠効果に関する実験があるので見ていきましょう。 スキーナの実験 行動分析学の創始者であるアメリカの心理学者 バラス・フレデリック・スキナー(Burrhus Frederic Skinner)は間欠効果に関して以下のような実験を行いました。 まず装置Aと装置Bの2つの装置を用意します。装置Aはレバーを押すとエサが出てくる、Bはレバーを押すとランダムでエサが出てくるようになっています。スキナーはこの中にマウスを入れて、一定回数レバーが押されるとエサの供給をやめるという実験を行いました。

  • フロー理論とは?例を用いて分かりやすく解説

    今回はフロー理論とはなにか、またフローになる条件について解説していきます。 音楽家が名曲を産み出す瞬間、数学者が革新的な理論を産み出す瞬間、アスリートの競技シーン。一般的に天才といわれる彼らがその能力を発揮するときの集中力は凄まじいものです。その時彼らは一体どのような心理状態になっているのでしょうか。また、それはわたしたち一般人にも再現できるものなのでしょうか? まずは今回紹介するフロー理論とは何かというところから見ていきましょう。 フロー理論とは? まずフロー理論のフローとはなんでしょうか?フローさんが提唱したという意味ではありませんよ。 フローとは『時間が経つのを忘れるくらい何かに集中してのめり込んでいる精神状態』のことを指します。フロー理論の提唱者であるミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihaly)がこう名付けました。チクセントミハイはポジティブ心理学を専門としているアメリカ クレアモント大学の心理学者です。 チクセントミハイはハンガリーの出身でした。当時のハンガリーは第二次世界大戦により荒れ果てて、人々は生きる希望を失っていました。彼はそんな姿を見て『幸せとは何か』『生きるとはどういうことか』と自分に問い続けました。 その答えを探すために彼はアメリカで心理学を学び始めました。そこである実験を行います。芸術家や音楽家、科学者、アスリートなどを対象にして、いつどんな時に幸せと感じるのかをインタビューしました。 各分野の最前線で活躍し続ける彼らは高い技術力や創造力が要求されているにも関わらず、疲れを感じないほど没頭していて永続的な満足感を得ていることを彼は発見します。彼らに共通するこの状態をフローと名付けました。 フロー状態とゾーンとの違い フローについてより詳しく見ていきましょう。フローの状態にある人は非常に集中した状態にあり、普段無意識に行っている自己観察機能の働きが弱くなっています。これにより自意識が薄れてしまい、時間の感覚も正常ではなくなり時が経つのも忘れてしまうようです。 先ほどのフローの説明を受けてゾーンという言葉が浮かんだ人もいるのではないでしょうか。フローとゾーンは実は同じ状態のことを指します。フローは学術的な用語、ゾーンは一般的な名称です。

  • 作業興奮を利用して集中しよう

    作業興奮とは? 作業に取り掛かり始めるとやる気が出るという現象を作業興奮と呼びます。ドイツの精神科医のクレペリンが発見しそう名付けました。 人は手や足を動かしたり頭を使ったりすると、脳の側坐核という部分からドーパミン(快楽物質)が出ることが分かっています。 つまり何もしていない時はやる気が出にくいんですが、作業に取り掛かり始めると側坐核からドーパミンが分泌され集中力が高まります。これが作業興奮のメカニズムです。 作業に集中するコツは少しでもいいのでとりあえず初めてみるということですね。 作業興奮を利用して集中しよう 先ほど集中するコツはとりあえず初めてみると書きましたが、実はこれが一番難しいんですよね。宿題しなくちゃいけないけど机に向かうのも面倒くさい。運動しなきゃいけないけど立つのも億劫だ。本当にやる気が出ないときはこのような状態になってしまうのが現実だと思います。 この最初の一歩を踏み出すコツですが、簡単なことから始めていくというのが効果的です。 例えば勉強をするのが面倒くさいなら、まずは教材を机の上に置くところからイメージしてみましょう。そうすると教材を置くだけならという気持ちになり体が動き始めます。教材を机の上に置いたら今日やるべき内容の場所を開く。そうしたら筆記用具とノートを用意する。こん感じで段階を踏んで行動していくと、スムーズに作業興奮の状態に入れます。 集中を続けるコツは細かく区切ること せっかく作業興奮を利用して集中状態に入れても、すぎに集中力が切れてしまっては元も子もありません。ここでは集中力を保ち続けるコツについて述べていきますが、その前にまずは人間の集中力の限界について見ていきましょう。 そもそも人間は集中が得意な生物ではありません。集中するということは周りの情報をシャットアウトして目の前のものに意識を向け続けるということです。 自然界でこんなことをしていたら危険に気付けず安全を保つことが出来ませんよね。人間をはじめとして動物は集中が続かないように出来ている訳です。 人間の集中力の限界は15〜30分ということが研究で分かっています。東京大学の研究によると人の集中力は15分を境に下がっていくそうです。

  • ヤケ酒は無意味?アルコールは嫌な記憶を強化する

    今回は過剰な飲酒がある記憶を強化してしまうということについて書いていきます。 仕事で重大なミスをして上司に叱られた、何時間もかけて作ったファイルが消えた、恋人に振られた。このように忘れたくなるような辛い経験をすることってありますよね。 そんな時お酒を飲むことで忘れようとする人をよく見かけます。いわゆるヤケ酒というやつですね。僕もよくやります。 しかし最近の研究で、実はこのヤケ酒が嫌な記憶を忘れるどころか、強化してしまうということが判明しました。 というわけで詳しく見ていきましょう! 記憶のメカニズム そもそも私たちの記憶はどのようにして脳に保存されるのでしょうか。その過程は記銘、保持、想起の3つの段階に分けられます。 私たちは何かを記憶する時に、まずはその情報を獲得します。本、新聞、ネット、テレビと獲得手段は様々ですね。これが記銘の段階です。 次に、得た情報を頭の中に留めようとします。これが保持です。 しかし、保持しただけでは人はその情報をいずれ忘れてしまいます。 つまり、長期的に記憶するためには、一回その記憶を不安定な状態にした後、固定し直す必要があります。これが想起です。 想起によって記憶はより長持ちするようになります。アウトプットが大切といわれているのは、この想起が行われるからですね。 お酒が記憶に与える影響 アルコールは記銘を妨害する? ではお酒は私たちの記憶にどのような影響を与えるのか見ていきましょう。 お酒に含まれるアルコールは、私たちの記憶における記銘を妨害することが分かっています。 記銘とはさっき説明しましたが、情報を獲得する段階。記憶における第一ステップです。 お酒をたくさん飲んだ日って途中までしか記憶がないことが多いですよね?その後の記憶があっても、途切れ途切れだったり。 あれはアルコールによって情報の獲得が妨害されているからだったんですね。 アルコールは想起を強化する? アルコールは記銘を邪魔する一方で、想起にも影響を与えることが最近の研究でわかりました。 想起の過程では一回記憶が不安定になった後に、再固定されることで記憶が強化されます。

  • 友達の数と寿命の関係

    今回は友達の数と寿命の関係について書いていきます! 喫煙・飲酒・運動・肥満・孤独 どれも寿命を減らしそうなものばかりですが、この中で人の寿命に一番影響するのは孤独ということが分かっています。 メンタルヘルスも肉体的な健康と同じくらい、あるいはそれ以上に関係しているということですね。 それでは友達の数と寿命の関係について見ていきましょう。 友達が多いと長生きする? 友達が多い人って一般的に長生きするって言われているんですよね。それを裏付ける事実があります。 急性心筋梗塞の治療を受けた人を対象にお見舞いに来てくれる人の数と、6か月以内の死亡率を調べました。 すると、誰もお見舞いに来てくれない患者の70%が亡くなったのに対し、2人以上お見舞いに来てくれた人の死亡率は26%にとどまりました。 つまりお見舞いに来てくれるような仲の良い友達がいる人の方が寿命が長いというわけです。 なぜこのようなことが起こるのでしょうか。 友達と長生きをつなげるもの なぜ友達が多い方が寿命が長いのかという事に関しては、はっきりとは分かっていません。 有力な説は以下の3つです。 1、つながりが多いと出かける機会も増えて、運動不足になりにくい2、複数のコミュニティに属していると、ストレス解消の場も多い3、友達が多いと色々な経験をする機会があるため、生きがいを見つけやすい 確かに友達が多いと、遊びに誘われる機会も多くなりますから、運動量も増えますね。適度な運動は健康に良いため、寿命が長いのも納得です。 友達が多いということは属するコミュニティの数も多くなり、自分の行動の幅も広がります。 今週は釣り好きの友人と海に行こう、来週は友人の孫のピアノの演奏を聴きに行こう、といったようにストレス解消の選択肢も広がります。 友達と寿命に関する面白い事実 男子校出身者は早死にする ハーバード大学のニコラス・クリスタキスの研究によって、男子校出身者は早死にしやすいことが判明しました。 理由に関してはいくつかありますが、そのうちの1つが人とのつながりが単調というものがあります。

  • 心理学における面白い事実6選

    今回は心理学の実験から判明した面白い事実について紹介していこうと思います。 日常生活に応用したり、友達との話のネタにできるものまで色々あるので、ぜひ最後まで読んでいってください。 プラシーボ効果 プラシーボ効果とは偽薬を薬と信じこませて患者に飲ませると、症状が回復したり和らいだりすることを言います。(プラセボ効果や偽薬効果とも呼ばれます。) 俗にいう『思い込みの力』ですね。一見非科学的に思えるこの効果ですが、実は科学的な実験によって裏付けされています。 脳の側坐核という部分に報酬中枢と呼ばれる場所があります。これは欲求が満たされた時や満たされると分かった時に活性化する神経系です。 この報酬中枢を電流で活性化させて、マウスの免疫力の変化を調べる実験を行ったところ、なんとマウスの免疫力が向上したのです。 合わせて読みたい 幸せやストレスは伝染する ストレスを抱えた人と一緒にいるだけで、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが増加することが最新の研究で分かっています。 また、相手が家族や恋人といった親密な関係の人であればあるほど、影響が大きいということも分かっています。 逆にストレスだけでなく、幸せも伝染することが分かっているので、周りを幸せにしたいならまずは自分からという考えも良いかもしれません。 2:6:2の法則 ある集団を観察した時に『優秀:普通:無能』の比率が『2:6:2』になるというものです。イタリアの経済学者パレートが提唱した20:80の法則の派生と言われています。 有名なのが働きアリの法則ですね。100匹のアリを用意したら、20匹は良く働き、60匹は平均的、残りの20匹はサボっているというものです。 これは人間の集団においても当てはまります。 この法則の面白いところは、仮にダメな2割の集団を排除して新しい集団を作ったとしても、また2:6:2に分かれてしまうという点です。 また、上位2割の集団を集めてスーパースター集団を作っても、やっぱりその中で2:6:2に分かれてしまいます。 シミュラクラ現象 シミュラクラ現象とは、3つの丸が逆三角形に配置されていると、人の顔に見えてしまうという現象です。

  • 心理学的観点から見る思い込みの力と応用例

    今回は人の思い込みというものについて、心理学的観点から解説していきます。 悪い意味で使われることの多い思い込みという言葉。似たような意味の偏見という言葉も良いイメージはありませんね。 確かに思い込みというのはその人の視野を狭めてしまう要因にもなります。人がどのような思い込みをしがちなのかという事を知ることは、思い込みを自覚することにつながるので大切です。 また、この思い込みという心理をうまく利用すれば、私たちの生活をより楽しいものに変えることもできます。 ではまずは思い込みの種類から見ていきましょう。 認知バイアスの種類 僕たちって同じ事実でも人によって、また同じ人でも様々な要因によって異なる受け取り方をしますよね。 例えば中学の卒業ということに対しても、『悲しい別れ』と『新たな環境への飛び出し』という異なる受け取り方があります。 これって実は僕たちの思い込みが関係しているんです。このことを認知バイアスと呼びます。 ではこの認知バイアスを引き起こすバイアスの種類を紹介していきます。 決めつけによるバイアス 近所で窃盗事件が起こった場面を想像してください。容疑者は二人。 一人目はシルバーアクセサリーにピアス、金髪といった典型的なチャラ男っぽい見た目の人、二人目は黒髪眼鏡でピシッとした服を着ている人。 おそらく多くの人はまず一人目の方を疑うと思います。警察も一人目から捜査するかもしれません。 これは真面目な格好の人が窃盗をするわけないという決めつけによる認知バイアスですね。 しかし、よくよく考えたら一人目の人は実は誠実な性格で、小心者であることを隠すためにそのような格好をしているかもしれません。 一方で二人目の人は表向きは真面目そうな格好をしてても、内なる悪を心に秘めているかもしれません。 実際犯罪者の見た目はとても爽やかな好青年であるケースも少なくないです。 しかし、私たちは決めつけにより、人にレッテルを貼ってしまいます。そうすると考えることが少なくなり楽だからです。 しかしこのレッテル張りというのは、人を考えることから逃げさせ、視野を狭めてしまうことに繋がります。 思い込みの中でも良くない類のものですね。 感情によるバイアス 感情というものも私たちの認知に影響を与えます。

  • ブロガーさん必見!著作権ある画像の使い方

    今回はブログをやるなら知っておきたい、画像の著作権に対するルールを解説していきます。ブロガーの皆さんはブログに画像を載せたいときに、著作権フリーの画像を使うことが多いと思います。『ぱくたそ』とか『pixabay』とかは有名すぎて、同じ画像を

  • ひいろが最近実践していること

    こんにちはひいろです! 今回は僕が最近実践してみて個人的によかったと思っている習慣を書いてみました。 ・周りのものに対してあまり興味がない・誘惑に負けやすい 上の2つのどちらかに当てはまる人はぜひ読んでみてください あらゆる情報に言語化した感想を作る これは見出しの通り、自分の得たあらゆる情報に言語化した感想を添えるという習慣です。 例えば、朝起きて父親とおはようの挨拶を交わしました。この時得られる情報は、父親の顔や着ている服などの視覚情報。父親の声という聴覚情報です。 今までの僕だったら全く気にせずにスルーする情報ですが、これにあえて感想を抱き言語化します。 『パジャマがボロボロだな〜』『目の下にクマができてるな〜』『声が少し枯れてるな〜』 例えばこんな感想です。 特になかったら『普段通りだな〜』でいいです。 これをすると何がいいのかというと、まず観察力がつきます。観察力がつくと、コミュニケーションの話題作りに役に立ちます。 例えばさっきの例だったら、父親に対して 『お母さんに新しいパジャマ買ってもらったら?』『最近仕事忙しいの?』『声変だけど風邪ひいた?』 みたいな感じで話しかけられますよね。 いやそんなん普通だろと思う人も多いかと思いますが、僕のように生まれつき周りへの興味関心が薄い人間にとっては大きな進歩なんです。 さらに観察力がつくと、他の人が気付かないようなところに気付けるようになるんですね。 どの集団にいても、誰も気付かないようなことを指摘できる人って周りから一目置かれますよね。周りからの自分の評価を上げたいならぜひ。 あとこれをやり始めてから人と話しているときに、パッと返しが出てくるようになりました。 今までは相手の話を聞いたら、一回『あー』とか『ふーん』みたいな相槌を打ったり、笑うことで少し時間を稼いでから返していました。 しかし、最近は相槌しなくてもすぐに返しが思いつくようになりました。相手の話にも感想を抱き言語化する癖がついたおかげだと思います。 1日30分の好奇心タイム 僕は1日に30分だけ新しい情報を得る時間を取るようにしています。新しい情報ってのは何でもいいです。例えば最近だと名古屋出身の人に会う予定があるから、名古屋について調べたりとか。

  • 心理学の歴史における偉人5人

    今回は心理学という学問を作り上げてきた心理学における偉人を紹介していきます。 とりあえず有名な心理学者を5人だけ紹介しますが、これから付け足していきます。 心理学の歴史における偉人 ジークムント・フロイト(Sigmund Freud 1856〜1939) 生い立ち 日本で一番有名な心理学における偉人ではないでしょうか?多くの人が中高の社会でその名前を耳にしたことが多いと思います。 フロイトはオーストリアの毛織物商人の息子として生まれました。 ウィーン大学のブリュッケに生理学、ブレンターノに心理学を学びます。卒業後は精神科医になりますが、その一方でフランスに留学をするなどして心理学の勉強を続けます。 業績 フロイトの性欲を人間の行動原理とする理論に関しては、生前から批判がたえず、彼の実績をどの程度評価するかについては議論が分かれます。 しかし、フロイトが創始した精神分析学という学問は、人間の心の世界を広げるのに大きく貢献したことは間違いありません。 カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung 1875〜1961) 生い立ち ユングはフロイトの弟子であり一番の理解者だったことでも有名です。 スイスのプロテスタント牧師の家に生まれます。バーゼル大学で主に精神医学を学びました。 業績 フロイトの設立した国際精神分析学会の初代会長となります。 最初はフロイトを支持していたユングでしたが、次第に意見の相違が明らかになっていき、袂を分かち分析心理学を創始しました。 H.L.F.ヴォン・ヘルムホルツ(Hermann Ludwig Ferdinand von Helmholtz 1821〜1894) 生い立ち 19世紀を代表するドイツの科学者です。物理学者としても有名ですが、心理学における生理学分野での発展にも大きく寄与しました。 ドイツのポツダムで哲学教師の父親の元に生まれます。日本だとポツダム宣言で有名なポツダムですね。 フリードリヒ・ヴィルヘルム医学学校に入学し、生理学を学びました。 業績 著作には『生理光学ハントブーフ』や『聴感覚論』などがあり、感覚生理学を確立に大きく貢献しました。色彩感覚における3色説や、聴覚における共鳴説を唱えたことでも有名です。

  • 食べるだけで頭が良くなる3つの食べ物

    今回は食べるだけで頭が良くなる代表的なブレインフードを紹介していきます。 私たちの思考力や観察力といった頭の良さに関係している脳の前頭葉という部分は、遺伝によって半分程度決まってしまうことが分かっています。 逆に言えば、頭の良さというのは遺伝によって半分程度しか影響しないため、後天的に鍛えることも可能です。 そのうちの1つの方法が頭が良くなる食べ物を子供のうちに食べさせることです。 というわけで食べるだけで頭が良くなる食材について見て行きましょう! 頭が良くなる食べ物 納豆 まずは我らが茨城県を代表する食べ物、納豆。納豆にはレシチンという物質が多く含まれます。このレシチンは、脳の神経伝達物質であり、私たちの記憶力や集中力を高めてくれます。 レシチンは大豆に多く含まれるので、納豆以外には、豆腐、枝豆などもこれを含んでます。 食べると口がネバネバしてしまうので、歯磨き前の朝食などに食べるのがオススメです。 青魚 サバ、イワシ、アジといった青魚はDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(イコサペンタエン酸)という物質を多く含みます。 DHAとEPAは不飽和脂肪酸で、神経細胞の情報伝達に関わる物質です。これが不足すると、記憶力や学習能力の低下に繋がってしまいます。 どちらも体内では作ることのできない物質なので、青魚は積極的に食事に取り入れましょう。 また、DHAとEPAはどちらも酸化しやすい物質なので、抗酸化作用のある緑黄色野菜や柑橘類と一緒に摂取すると効果的です。 ナッツ ナッツはαリノレン酸という不飽和酸を多く含みます。αリノレン酸は体の中で、先ほど青魚に多く含まれると紹介したDHAやEPAに変換されます。これがナッツが頭に良い食材と言われる理由です。 また、ナッツはビタミン、ミネラル、食物繊維といった、様々な栄養素を豊富に含んでいるので、頭に良い悪い関係なく食べるべき食材です。(ナッツは天然のサプリメントとも呼ばれますね) そのまま食べるのもいいですが、細かく砕くと料理の仕上げにパラパラとかけられるので、いろいろな料理に組み合わせられます。 ナッツを料理に組み合わせる時の注意点として、熱を通すのは避けましょう。熱が通るとナッツに含まれる栄養素が酸化してしまいます。

  • 目の疲れを取る方法【ブロガーさん必見】

    今回は目の疲れを軽減するためにやるべき習慣や目の疲れを取る方法を紹介して行こうと思います。 パソコンやスマートフォンに普及により、私たちがディスプレイを見る時間はどんどん増えています。それに伴い、私たちの目は酷使され、常に目が疲れている状態の人が増加しています。 これをそのままにしておくと、目の痛みや痺れといった目の不調だけではなく、頭痛や肩こりといった全身症状にまで発展する恐れがあります。(いわゆる眼精疲労というやつですね。) まずは私たちの目が疲れるメカニズムから見ていきましょう! 目が疲れるメカニズム ブルーライトとは? 最近ブルーライトという言葉をよく聞きますね。おそらくブルーライトが人間の目には有害ということは知っていても、実際にこれがどういう光なのか知っている人は少ないと思うので、説明します。 ブルーライトとは人間が見える可視光線の中でも最もエネルギーが高いもののことです。可視光線の波長がだいたい400〜780nmで、400nmより小さいと紫外線、780nmより大きい光は赤外線と呼ばれます。 このうちブルーライトというのは380〜500nmの光のことを呼びます。つまり紫外線に一番近い可視光線ということですね。これだけでもブルーライトの浴びすぎは健康に良くないというのがよくわかると思います。 ブルーライトが良くない理由 パソコンやスマートフォンの画面からはブルーライトがたくさん発せられています。ブルーライトは先ほど説明した通りエネルギーが高いため、人の角膜や水晶体で吸収されず、直接網膜に達してしまいます。 ブルーライトが網膜に達すると、その中心にある黄斑にダメージを与えます。黄斑にダメージを受け続けると、高齢者の失明の主な原因である加齢黄斑変性を引き起こす可能性があります。 よく太陽を直接見るなと言われますよね?あれは太陽を直接見ると、紫外線が網膜に直接届いて傷つけてしまうからです。ブルーライトの見過ぎも、紫外線ほど有害ではないにせよ同じ原理です。 ディスプレイを見ると目が疲れる理由 私たちはものを見るときに水晶体がレンズの役割を果たすことでピントを合わせています。この水晶体を調節するのが毛様体筋と呼ばれる目の筋肉です。

  • 増税前に買っておきたいもの【10月から消費税10%】

    今年(2019年)の10月からいよいよ消費税が8パーセントから10パーセントに変わります。 たった2パーセントと思うかもしれませんが、大きな額の買い物だとこの差はけっこう家計に響いてきます。 例えば300万円の車を買うとしたら、消費税は変更前は24万円、変更後は30万円。つまり変更後に買ってしまうと6万円も損することになってしまいます。 今回はそんな消費税変更に前に買っておきたいものについて書いていこうと思います。 消費税変更前に買っておきたいもの 住宅の購入またはリフォーム 高い買い物の代表例、というかほとんどの人にとって人生で一番高い買い物になるのではないでしょうか? 単位としては数千万の額になるため、消費税が2パーセント変わると、何十万単位で総額が変わります。 ここで気をつけて置きたいのは、家の消費税が適応されるタイミングは、家を引き渡された時ということです。つまり、税金が8パーセントのうちに家を購入したいなら、9月30日までに家が完成し、引き渡される必要があります。 住宅の購入だけでなく、リフォームも同様です。リフォーム料金を消費税が安いうちに払っておきたいのなら、工事作業が9月30日までに終わらせる必要があります。 車 家の次に高い買い物といったら車ですね。日本での新車の購入価格の平均は、298万1300円となっており、数百万単位の買い物になります。 こちらで消費税が適応されるタイミングは、自動車を陸運局に登録したタイミングです。9月後半になってくると、車の購入を焦る人たちが続出し、陸運局への登録が予定通りにいかないといった事態も発生しかねません。 また、在庫の少ない車だと、納車が遅れるといったことも考えられるので、車を買い替えたいなら早めに買うに越したことはないです。 注意 車は消費税以外にも税金がかかります。例えば現在は自動車取得税(3%)というものがありますが、これは消費税増税時に環境性能税という別の税金に置きかわります。この環境性能勢というのは車の性能により、0〜3%で変化するので、増税後に買ったほうがお得という場合もありえます。 自動車税に関する詳しい情報は下のサイトをチェック

  • 自己肯定感を高めるには?トレーニング方法を紹介!

    自己肯定感というものを知ってますか? 知ってるよという人も実は間違った解釈をしているかもしれません。 今回はこの自己肯定感というものはどういうものなのか、また自己肯定感を高めるトレーニング方法について紹介して行こうと思います。 自己肯定感とは? 自己肯定感とは簡単に説明すると、自分が自分という存在の価値をどれくらい認めているかという感覚です。 つまり自己肯定感が高い人というのは、どんな自分も『かけがえのない存在』として受け入れているということです。 ここで注意すべき点は自分の価値の判断基準は他人との比較ではないという点です。『他人と比べて自分は有能だから、自分はかけがえのない存在だ』ではなく、ありのままの自分を受け入れて認めるのが自己肯定感です。 ちなみに他人からの評価で自分の価値を認める感覚は自己有用感と呼びます。(自己肯定感と自己有用感を同じものとしてみなす場合もあります。) よく自己肯定と自己受容も混同されるので、それらの違いを下にまとめておきました。 ・自己受容ありのままの自分を受け入れて認めること例えば50点の自分を100点として受け入れること ・自己肯定ありのままの自分を受け入れること例えば50点の自分を50点として受け入れること 自己肯定感が低いことによるデメリット 自己肯定感とは自分という存在の価値をどれだけ認めているかということでした。この自己肯定感が低いとどうなってしまうのでしょうか? 感情が不安定 自己肯定感が低い人は感情が不安定になりがちです。 自己肯定感が低い状態というのは、自分という存在に自分で価値を見出せていない状況です。この状態で自分の価値を決めるのは他人になってしまいます。 そのため他人の評価という不安定な材料によって自分のベースが決められてしまい、それによって感情も不安定になってしまうということです。 マインドコントロールを受けやすい 自己肯定感の低い人はマインドコントロールを受けやすいというデメリットもあります。 そもそもマインドコントロールとは 1、恐怖を与える2、上下関係を意識させる3、無力感(無価値感)を与える4、価値観の刷り込み5、安心を与える という手順で行われます。

  • じゃんけんに勝つための心理学

    あなたはじゃんけんに100%勝つ方法を知ってますか? 僕は知りません。でもじゃんけんの勝率を上げる方法ならいくつかあります。実は人がじゃんけんでそれぞれの手を出す確率は等しくないことが心理学の実験から分かっています。 じゃんけんって運ゲーの割には生きていく上でけっこう重要ですよね。あなたも今までじゃんけんに負けたことで悔しかったり残念な経験をした事があると思います。 そこで今回はじゃんけんで勝率を上げる方法について解説していこうと思います。今回紹介する方法は集団ではなく、1対1でのじゃんけんのみ通用するものです。 1回勝負のじゃんけんで勝つには? いきなり勝負を挑む 心理学によると、グー、チョキ、パーのうちで、最も自然な手の状態はパーということが分かっています。そのため、急にじゃんけんを挑まれると高い確率でパーを出します。 この性質を利用したじゃんけんの戦法で、いきなりじゃんけんを挑むというものがあります。じゃんけんの前に静かな間を作り、自分のペースで唐突にじゃんけんを始めるという戦法です。 そうすると相手はパーを出す確率が高いので、こちらはチョキを出せばいいわけです。 しっかり相手の拳を握らせる 人の筋肉は硬直を嫌うという性質があります。つまり、一回手をグーに握った後は、本能的に違う手を出したくなるということです。 これを利用した戦法は、さっきとは逆でお互いのタイミングを合わせて、相手にグーを握らせてじゃんけんをするというものです。普通のじゃんけんですね笑 この時相手はチョキかパーを出す確率が高いので、こちらはそれに負けない手であるチョキを出せばいいわけです。 結局最初はチョキ安定ということですね。 連続でじゃんけんをしている時の心理 次は3本先取とか3回勝負みたいに連続で何回かじゃんけんをする時に、勝率を上げる方法について解説していきます。 連続でじゃんけんをする時に押さえておきたい心理は、勝者は維持、敗者は変更という考えです。つまり、じゃんけんを1回やった後の次の勝負では、勝者は同じ手を出そうとし、敗者は違う手を出そうとする傾向があるというものです。

  • デザインで役に立つ心理学【視線誘導】

    今回はデザインの仕事に関わる上で絶対に知っておきたいデザイン心理学の法則をいくつか紹介します。 心理学とデザインって関係あるの?って思う人もいるかもしれませんが、人がものをどのように視覚で捉えるかどうか研究するのは知覚心理学っていう分野なんですよ! 合わせて読みたい 今回の記事は特に下のような方にオススメです。 ・自分のデザインの良さを言語化できない・感覚的にデザインしている 専門ではないデザイン初心者の方でもすぐに実践できるような基本的な法則が多いので、ぜひ読んでいってください! デザイナーがデザイン心理学を学ぶ有用性 自分のデザインの説得力が増す あなたがとある企業の依頼でデザインを任されたとしましょう。デザイン案をいくつか作ってプレゼンしなければなりません。あなたはそのデザインの良さを上手く伝えられますか? このときにデザイン心理学の知識があると、自分のデザインのどこが良いのか科学的根拠をもとに説明できるので、説得力が増します。 あなたのデザイナーとしての信頼度が上がるので、デザイン心理学を学ぶことはとっても大切です。 デザインの幅が広がる デザイン心理学を学ぶと、人の注目を集める工夫や、デザインの与える印象について詳しくなります。 当然その知識はデザインの選択肢を増やし、その幅を広げる糧になります。するともちろんデザインの質が向上しますよね。 また、今まで感覚的に始めていたデザインの作業も、『今回はこういう印象を与えたいから大枠はこうする』といったように取っ掛かりやすくなり、作業時間の短縮にも繋がります。 デザインに役立つ5個の心理学 ゲシュタルト崩壊 ゲシュタルト崩壊というのは人間の知覚の現象の一種です。全体性を持った構造から全体性が失われてしまい、個々のパーツが独立してバラバラに見えてしまうという現象。 デザインにおいてこれが起こってしまうと、全体的にまとまらない印象を与えてしまいます。 逆に人があるものを同じグループとして認識するときは、あるパターンがあります。このパターンをデザインに組み合わせられれば、まとまった印象を与えられます。 パターン1 近接

  • 夢と心理の関係性【追いかけられる夢はあなたに何を伝えようとしているのか】

    あなたは今日どんな夢を見ましたか? 人によって様々な答えが帰ってくると思いますが、実は多くの人が共通して見やすいと言われる夢があります。 何かに追われる夢とか自分が落ちている夢ですね。 今回はそんな夢とあなたの心理状態との関係性を解説していこうと思います。 夢のメカニズム 夢を見ている時の状態 そもそも夢とはどのような現象なんでしょうか? 夢を見ている時って必ずみんな寝てますよね。わたしたちの睡眠状態には2種類あります。 レム睡眠とノンレム睡眠です。言葉だけなら聞いたことがある人が多いと思います。 ではそれらが具体的にどうなっている状態かというと、レム睡眠は体が休んでいるけど脳は働いている状態です。いわゆる眠りが浅い時ですね。この時に起きられるととっても目覚めがいいです。 一方でノンレム睡眠は体も脳も休んでいる深い眠りの状態です。私たちは眠っている時に大体90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していると言われています。 私たちが夢を見ているのはこのうちレム睡眠の時です。レム睡眠のたびに夢を見るので、私たちは寝ている間に3〜5つの夢を見ていると言われています。 しかしそのほとんどを私たちは起きると覚えていませんよね。これは私たちが夢を見ている時に、記憶を定着させるための神経伝達物質が出ないことが原因とされています。 夢ってなんなの? では私たちが見ている夢って結局なんなんでしょうか? 東洋大学社会学部社会心理学科教授の松田英子先生は夢を次のように述べています。 ジャンル分けされたライブラリーに貯蔵された記憶を引っ張り出したりまとめたりするんですが、その過程を脳の中で再生しているのが夢なんですよ 私たちは寝てる間に、過去の情報を頭の中で整理しているのは有名ですよね。脳の中にはライブラリーのようなものがあってそこでは記憶をジャンルごとに分類してます。『家族』『小学校時代』『恋愛』といったように。 そして新たな記憶を貯蔵したり、過去の記憶を引っ張り出したりして、このライブラリーに分類する作業の過程が夢なんですね。

  • 【2019年最新版】心理学の種類を14個解説!

    心理学について学びたいと言っても、心理学にはたくさんの種類があって、どれを学べばいいのか分からないって人が多いと思います。 そこで今回は心理学を全部で14種類に分類して解説しました。 どんな分野を扱い、どのように役に立っているのか知りたい方はぜひ読んでみてください。 基礎心理学と応用心理学 心理学は大きく分けると基礎心理学と応用心理学の2つに分けられます。 基礎心理学はその名の通り、心理学という学問を支える基礎を研究する分野です。人間の心理に関する普遍的な法則を探求します。 例えば、人はどうやって物事を記憶しているのか、怒りという感情はどういうものなのかといった問題は、すべての人々に当てはまる普遍的なものですよね。こういったものを研究します。 一方で応用心理学というのは、基礎心理学により判明した法則をわたしたちの実生活に当てはめて、問題解決や生活向上に役立てようというものです。 例えば、鬱病患者の治療法を考えるというのが応用心理学で、これを研究するには人の心理に関する基礎的な知識が必要ですよね。 では次に基礎心理学と応用心理学についてもっと詳しくみていこうと思います。 基礎心理学の種類 認知心理学 認知心理学とは人間の知覚や記憶、理解と学習、問題解決や意識状態について深く研究する心理学です。人間が記憶した情報がどのように頭の中で処理されるのかを主に扱っています。 1960年頃から活発に研究されるようになり、これがコンピューターの発展する時期と重なったため、人間=パソコンというような考え方のもと発展していきました。 認知心理学は現在の心理学の主流になっています。 学習心理学 学習心理学は、人を含む動物が過去の経験によって、どのように行動が変化していくのかを研究していく分野です。 人間には本能的(生得性)な行動と、学習的行動の2つがあります。例えば梅干しをイメージすると口の奥からジュワっと唾液が出てきますよね。あれは過去に梅干しを食べて酸っぱかったという経験をしているから起こる学習的行動です。 学習心理学はこういった学習性行動の原理を探求する心理学です。 日本教授学習心理学会はこちら 行動心理学

  • 嫌われる勇気とは?猫でもわかるアドラー心理学

    幸せになるにはどうすればいいですか? そもそも幸せってなんですか? 人間生きていれば人生に一回はこんなことを考えると思います。この問いに1つの答えを教えてくれる心理学があります。 アドラー心理学です。 そしてそんなアドラー心理学を分かりやすく対談形式で書いたのが、『嫌われる勇気』。なんと200万部を突破した大ベストセラーで、本屋に行ったことのある人なら誰しも一度は目にしたことがあると思います。 今回はそんな嫌われる勇気とは一体どんな内容なのか書いてみました。 この本を買おうか迷っている人はぜひ最後まで読んでみてください。 アドラーってどんな人? アルフレッド・アドラーはオーストリア出身の心理学者です。フロイト、ユングとともに心理学における三大巨頭に数えられるほどの大物。自己啓発の父とも呼ばれますね。 アドラーはもともとフロイトの研究グループのメンバーでしたが、たびたびフロイトと意見が対立したため、そのグループを抜けて、独自の個人心理学を提唱します。 時代の100年先をいった心理学といわれ、なかなか理解してくれない人も多かったようですが、その思想を理解し影響された人物も少なからずいました。 『人を動かす』で有名なデール・カーネギーもその一人です。彼はアドラーのことを一生を費やして人間とその潜在能力を研究した偉大な心理学者と称しています。 ではそんなアドラー心理学について、今回は学んでいきましょう。 アドラー心理学の特徴 原因論と目的論 従来の心理学では、人の行動には過去の出来事が大きく関係しているというのが通説でした。トラウマというやつですね。 例えば家に引きこもってしまうのは、過去に人間関係の失敗などの出来事を経験したから。結婚をしないのは過去に両親の離婚を経験して、結婚に対してネガティブなイメージを持っているからといった感じです。 これを原因論と呼びます。そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、アドラーはこの当たり前と思われていた原因論を否定します。 では私たちの行動を決めるものはなんなのか?それは目的です。 アドラーは私たちの行動はすべてある目的があってそうしていると考えます。過去ではなく未来に目を向けるということですね。

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