罪人カンダタとは
お馴染みの小説、『蜘蛛の糸』に出てくるカンダタとは、 わたしを含め全人類に当てはまる、それが罪人カンダタの役柄ではなかろうか。 この娑婆は家族以外は皆んな敵。他人を蹴落として自分が生き残る。 誰かが美味しい思いをし、不味い部分は弱きものへ。 満足に食べれない人へ当てつけするかの行為、いじめ。 強い者がルールを作り弱い者を虐げる。連鎖反応でさらには無力な罪のない動物や赤子にまで被害は及び 自分は手を汚さずに人の弱みにつけこんだり、高見の見物気取り。 口八丁で逃がれては英雄きどり、法の目を逃がれてはこれまた英雄気取り。 どこかにいるんだな。(俺かもしれない) 憐んで情けを施せば虎に化けものの怪の如…
2021/02/15 21:42