西武グループの歴史②堤清二とセゾングループ
セゾングループ ●堤清二(1927〜2013) 堤康次郎の次男、「バタフライエフェクト」の主役の一人です。 非道な父親に反発して、東大入学後共産党に入党。繊細な感性を持ち詩人、小説家として活躍。 結局28歳の時に西武百貨店へ入社。1964年、36歳の時に父堤康次郎が死去。一般には清二が後継者と思われていたが、実際に西武グループを引き継いだのは7歳下の異母弟堤義明氏でした。 堤康次郎の7回忌を機に堤清二は百貨店などの流通部門を堤義明氏から譲り受け分離独立します。これがのちの「セゾングループ」となります。 池袋の西武百貨店をアパレルショップを中核に据えた店舗に変え、「ブランド服ブーム」を巻き起こし…
2025/03/18 00:00