文教堂グループホールディングス(9978、JQS)はとりあえず延命?
書店チェーンの文教堂は昨年度(2018年8月期)で2.3億円ほどの債務超過に陥っていたため、今期の締めである2019年8月末までに資本超過に持ち込まなければ上場廃止になるところでした。 昨年出された東証からのお達しは2019年8月31日まで、つまり先月末の決算締めの数字を問うているわけです。 6月末に川崎市高津区の溝の口にある本社を売り飛ばして7億円ほど特別利益をひねり出した分でとりあえず今期の債務超過解消はメドが立っていたはずです。しかしそれと同時に事業再生ADRの申請を行いました。事業再生ADRというものの内容は、たいていは銀行への借金棒引きのお願いです。銀行もただでトバれてはメンツが立ち…
2019/09/30 03:26