とある高校生からの反響

原作（梗概）とイラストは彼女が作り、肉付けを僕が担当するという形式で小説の創作を進めています。年齢差が面白い。彼女は16歳、他方当方は51歳です。はてさて、どんな展開にいたるやら僕たちにも分かりません。とある高校生からの反響

バツイチ生活の憂鬱

バツイチ生活が始まると、最初は戸惑うことばかりだったが、それはそれで刺激的な日常生活を味わうことができた。しかして、事実上2年以上が経過しようとしていると、何でも適当にあしらうというか、一人身の気楽さか正面切って真面目に生活というものに対峙しようとしなくなっている自分を見つける。無論、本人の性格にもよるだろう。しかし今更純粋無垢な人間に回帰できるはずはないのである。高齢化と晩婚化で、単身者はずっと増加傾向が続いているはずだ。えーい、面倒くさい、テキトーにやろう、という思考力を保つ人口は確実に増えている。それに対応して成功したのはコンビニだろうが、ネット社会が解放された現在、独り者とて、わざわざ出かけなければならないところなどあまりなくなってきているのではないか。旅行好きに風景写真だけで満足しろなどといっても無理...バツイチ生活の憂鬱