【クラシック音楽】ラ・フォル・ジュルネ2019 神尾真由子 チャイコフスキーVn協奏曲
ラ・フォル・ジュルネ最後の記事となります。自分はバイオリニスト神尾真由子さんには大変な思い入れがあります。今から十数年前、彼女が14歳の時、武蔵野文化会館というところで初めて彼女のヴァイオリンを聴きました。当時の彼女は、とんでもない才能を持ったヴァイオリンを弾く少女がいるということで知る人ぞ知る存在でして、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲第1楽章が終わった時の思わず会場から漏れた、おおっとも、ああっともつかない、どよめきは今も忘れられません。一言で言うならば、その時の彼女の演奏は、ひとつの音符とて聴き漏らしてしまうのが惜しいと思うほど魅力に満ちたもので、決して聴き漏らすまいと、今振り返って…
2019/05/23 22:14