ALSの人工呼吸器装着について考えること
こんにちは。 ALS(筋委縮性側索硬化症)の人工呼吸器装着について、日々考えていることをちょっと書き下ろしたいと思います。 ALSは運動ニューロンの変性により全身の骨格筋の筋力低下が急速に進行する病気で、一般的には3~5年で呼吸不全のために死亡してしまいます。 そのため、発症早期から人工呼吸器の装着をどうするかについて決断を患者本人も家族も迫られます。 ただ人工呼吸器をつけてからも症状は進行し、最悪の場合はTLS(閉じ込め症候群)となってしまい目も動かせず開眼することもできず、一切の表出をすることもできない状態となってしまう可能性もあります。 そのような中で人工呼吸器の決断をすることはとても困…
2022/12/31 11:28