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  • 統合失調症と子供 その2

    子供への影響 お久しぶりです。仕事の方が忙しく、なかなか更新が出来ませんでした。 今現在、子供は今年で10歳になるのですが、色々と物事を理解できる年頃になってきました。 今までは気付かなかった、分からなかった事が分かってきます。つまり母親が他所の家庭とは違うという事、親同士が言い合いをしている内容が理解できる歳になってきました。 親同士の喧嘩を見てしまう 私は今現在、これに最も悩まされている。 こちらは喧嘩などするつもりもなければ、子供にその様な姿を見せたくも無い。 しかし妻は違う。周りが見えていないのだ。私が子供の前でそんな姿を見せるなと言っても、一切聞く耳を持たない。 そもそもなぜ喧嘩にな…

  • 統合失調症と子供 その1

    統合失調症の親を持つ子供 親は選べない。 我が娘は母親が統合失調症だ。ついつい最近、娘に病気の事を話した。 私とは立場が違うが、子供の立場ではどう思っているのだろうか。 この話しは、また後日話したいと思う。 遺伝について 統合失調症は、うつ病等の精神疾患と比べると、遺伝率が高いらしい。 親の片方が統合失調症であった場合、子供が統合失調症を発症する確率は10%と言われている。 そもそもなぜ統合失調症を発症するのかと言う原因は、はっきりと分かっていない。原因は不明なのだ。 よくストレスが原因だと書いているのを目にするが、精神疾患のそのほとんどがストレスが原因と書いてある。 もちろんストレスも原因の…

  • 慢性期 その6

    妻がパチンコにハマりだす お久しぶりです。前回の続きから話していきます。 犬を飼いだしてから、自分自信の精神状態が大分安定してきた。 愛犬が生活の中心になったからだろう。しかしこの頃からだろうか。妻がよく遊びに出る様になった。 もちろんそれはこちらからしたら大歓迎だ。遊びに出る事でストレス発散になるのならばと思っていた。 しかし、ハッキリとした確信があるが、妻に友人と呼べる友人は一人しかいなかった。そんなに再々遊ぶ程、向こうも暇ではないだろう。 案の定パチンコに行っていた。どこからそんなお金が出てくるのかと問い詰めた。 しかし笑ってごまかしてくる。しかし当方にはなんとなく当てがあった。 実家で…

  • 新年のご挨拶

    あけましておめでとうございます 一年あっと言う間ですね。 当ブログ開設から一ヶ月程度ですが、PV数が10000アクセスもありました。 どの様な方がご覧になっているのかと思う日々でございます。 同じ境遇の方、ご本人が統合失調症の方、興味本位で見ている方等いらっしゃるかと思います。 もはや当ブログ、私のストレスの吐け口、私の愚痴の肥溜めとなっております。 身の周りの人に言えない分、この私の駄文を読んで下さっているだけで、ストレス発散となっております。 これもひとえに皆様のお陰です。ありがとうございます。 これからもできる限り更新していきたいと思います。 本年もよろしくお願いします。 …

  • 慢性期 その5

    自分自身に限界がくる ついに自分に限界が来てしまった。時期で言えば今からおよそ2年前頃だろうか。 その時の話しをしたいと思う。 この頃の妻の様子 まずは妻の様子から話していきたい。 子供は小学校に入学した。小学生になると、親は役員にならないといけない。在学中に一度は必ずならないといけなかった。運悪くいきなり役員になってしまった。 しかし妻にこなせる訳がない。名義こそ妻のものだったが、役員の仕事は全て私がやっていた。これは役員に限った話しではなく、幼稚園の頃から、学校に関わる事は全て私がやっていた。 無関心なのだ。全てにおいて無関心だった。参観日や運動会もいつも無表情で見ていた。だからいつも私は…

  • 慢性期 その4

    引っ越してから2年 引っ越してから2年間程の間の事を話したいと思う。ただその全てを覚えている訳ではないので、思い付く限り書き記したい。思い出した分はまた後日書きたいと思う。 ギャンブルにハマる この頃からだろうか、たまにパチンコに行くようになった。もちろん容認していた訳ではない。行ったらダメだと何度も言った。 しかしこの頃はそう高い頻度で行っていた訳ではなかった。私の知る限りではの話しだが。 家のお金はずっと妻が管理していた。勿論何度も私が管理すると言ってはいた。とてもじゃないが、お金の管理などできるはずがないと思っていたからだ。 しかしそれを言っても頑なに通帳を渡そうとはしないのだ。通帳の中…

  • 慢性期 その3

    症状が不安定になる 引っ越してからの話しをしていきます。 引っ越す事で妻は以前の仕事を辞める事に。新しい職場を探す事になりました。 すぐに見つかりました。 さてこの頃からだろうか。若干症状が安定しなくなってきた。 ある日は一日中元気だったり、またある日は一日中しんどいと言っていたりした。やる気が出る日と出ない日の差が非常に激しくなっていた。 仕事中にも幻聴が聞こえてくる事も月に何度かあったりもした。そういう日は仕事を早退していた。 しかしこの頃からだろうか、よくアルコールを飲むようになった。薬とアルコールはやはり良くない。アルコールの飲んだ日は気分がズンと落ちる様になっていた。それに加えて嫌味…

  • 慢性期 その2

    働きだして約半年後。 今回は働きだしてから半年経った話しになります。 私の主観だが、若干人間らしさが戻って来たと思う。感情がある程度回復してきたのだ。 最初の頃と比べると多少は笑う様になってきた。家事も多少はする様にはなってきていた。社会に出て、人と触れ合う事が良かったのだろう。 しかしその反面元気になり、よく喋る分、私に対する批判や文句、嫌味を言ってくる回数が増えたのだ。今度は逆に私の口数が減っていた。話す度に嫌味を言われるのだ。妻と話す事が嫌になってきていた。 この頃から家に居る事が苦痛になっていた。かなりストレスが溜まっていたのだ。私はよく遊びに出かける様になった。よくと言っても週に一度…

  • 慢性期 その1

    約3年間慢性期が続く 投薬してから約半年後、陽性症状はほぼ無くなっていた。そこから約3年間慢性期に悩まされる事になる。 働き出してから気づいた事がある。かなり疲れやすいのだ。仕事から帰るとすぐに寝ていた。どこか出掛けたりしても、1時間程したら疲れたと言う。 確かに最初の頃と比べると活発的にはなったが、体力がないのだ。もしかしたら精神的なものなのかもしれない。 どこか行きたい!というから連れて行くも、すぐに疲れたと言われる事に正直うんざりしていた。もちろんそれは病気のせいなのだろうが、毎回のように言われると、やはりしんどいものがある。 仕事も週に一度は休んでいた。たまに朝から体のダルさを訴えてく…

  • 通院初期 その4

    投薬開始から半年。 妻が働きたいと言い出した。 その話しをする前に病気の経過を話したいと思います。前回の記事時点では投薬開始から三ヶ月。寝てばかりの生活から、多少は活動的に。 この頃から子供は幼稚園に行くようになりました。入園式に妻も参加したものの、すぐに気分が悪くなり帰る事に。私だけ参加しました。どうも人が多い場所に行くと調子が悪くなるらしい。緊張してしまうのだろう。 時折幻聴が聞こえる気がすると言っていた。完全に聞こえてくる訳ではないらしい。薬が効いているのだろう。幻覚は一切見えなくなったらしい。陽性症状はかなり収まっていた。 その頃からだろうか、急に、 「家に居ても暇。働きたい。」 そう…

  • 通院初期 その3

    陰性症状が現れ出す 投薬治療を開始してからまず思ったのが、よく寝る。本当によく寝ていました。1日の半分以上は寝ていたと思います。起きている間はずっとぼーっとしていたと思います。 家事も育児も完全にしなくなりました。幸いにも私の実家は家の近くで、私が仕事の間は、母に子供を見てもらう事に。私が仕事から帰ったら私が家事をし、実家でご飯を食べて、子供を連れて帰るという生活を3ヶ月間程続けたと思います。 陰性症状が顕著に現れ出したのです。病院の先生に聞いてみると、寝る事は良い事らしく、寝る事で頭を休めるらしい。 なので何も言わず、ひたすら寝てもらいました。この頃からでしょうか、感情の起伏が無くなり、感情…

  • 統合失調症とはどの様な病気か

    統合失調症とは およそ100人に1人の割合で発症すると言われています。 この病気は、様々な刺激を伝えあう神経のネットワークにトラブルが生じる脳の機能障害による病気です。 現実を正確に判断する能力が低下する 感情や意欲のコントロールができなくなる 適切な対人関係を保つことが困難になる 外からの刺激に迅速かつ正確に対応できなくなる 実際の体験を元に解説していきます。 現実を正確に判断する能力が低下する 妻がよく「ブス」「死ね」等言われていた幻聴。 知らないおじさんがどこに行っても付いてくると言っていた幻覚。 これらの事象を本当に聞こえていたり見えていたりと、現実との区別が付かない様になります。普通…

  • 通院初期 その2

    初めての診察 前回の続きです。 そんな不安を抱える中、病院に行く時間に。車で走らせる事約1時間。着きました病院に。 自分自身精神科に行く事自体初めてで、緊張していたのを覚えています。 こじんまりとした個人病院で、受付の方に問診表を貰いそれに記入していきました。 するとすぐに先生が来てくれ、 「これは恐らく統合失調症ですね。旦那さんが居ると話しにくい事もあると思うので、ご本人さんだけで診察をさせて貰います。」 と言われ、とりあえず私は待機する事に。 待つ事20分程でしょうか、先生に呼ばれ診察室に入りました。 「奥様は統合失調症です。これからは投薬治療をしていきます。」 と言われ、 「薬の副作用は…

  • 通院初期 その1

    ついに病院へ 今回から通院し出した頃の話しをしていきます。 前回の話しはこちら→ 病気発覚前 警察の方に来てもらい、警察の方が帰ってからの話しになります。 警察の方が帰ったのが午前6時頃でしょうか。自分の中で、 こうなってしまったのもお義父さんのせいだ。昨夜来た時に連れて帰ってくれればここまで大ごとにはならなかった。 一睡もしてないし、こんな事があった後なのできっと自分の中で誰かのせいにしたかったのでしょう。すぐにお義父さんに電話をしました。 「自殺しようとして警察の方に来てもらいました。詳しく話したいので今すぐ来て下さい。」 もう返事を聞く前に電話を切りました。10分程でお義父さんが到着。お…

  • 病気発覚前 その7

    もう日常には戻れない 前回の続きです。 この時点で時刻は9時過ぎくらいでしょうか。そうだ、すっかり忘れていた。子供の調子は? あまりにも自分の中で衝撃な出来事だった為子供が高熱で寝込んでいる事を忘れていました。すぐに子供の寝ている寝室へ。(寝室は二階) 幸いにもぐっすりと寝ていました。するとその時玄関を閉じる音が。すぐに玄関の方に行ってみるもすでに妻の姿はなく、車のエンジン音が。 一人でどこかに行ったのです。状況が状況だけにコンビニに行ったとは考えにくい。友達の所に行ったとも思えない。まさか。。。と思い電話をしてみるも出ない。 一応妻の実家にも電話をし、そちらに行ったら連絡をして下さいと伝えた…

  • 病気発覚前 その6

    人生で一番最悪な夜 前回の続きです。 帰宅してみるとそこには実家に行ったはずの妻の姿が。 とりあえず実家に離婚届けを持って行った件を聞いてみるも、かなり怒っている様で全く話しにならない。 これはまずいと思い、とりあえず子供を寝室に連れて行き二人で話せる環境へ。 少し落ち着いて来た所で、話しを聞いてみる事に。 はっきりとは思い出せないのですが、思い出せる限り書きます。 「なんで私の悪口をみんなに教えた?それを毎日毎日外の人達に教えて言わせていたんでしょう?」 「朝起きて家をでるまでずっと言われている。だから外の人から自分の姿が見えない様に家中のカーテンを全て隙間なく閉めた。なのに悪口を言われる。…

  • 病気発覚前 その5

    ついに取り返しのつかない事態に 今回から病院に行く前日の事を書いていきます。恐らく長くなると思うので二回くらいに分けます。 まず当日の状況から振り返っていきます。 11月の終わり頃でしょうか。その日、子供がインフルエンザにかかってしまい、妻が病院に連れて行きました。 しかし帰ってきてからの妻の様子がおかしい。何故か私に対してものすごく怒っているのです。 何をそんなに怒っているのか聞いてみると、驚くことを言い出しました。 「先生に自分の事を話したでしょう?自分の昔の事を知っていた。それに文句も言われた。毎日毎日家の外から悪口を言われているのも、あなたの仕業でしょう。」 あ、こいつもう本当にダメだ…

  • 病気発覚前 その4

    この頃から一気に症状が悪化していく。 この時期が自分が一番辛かった時期だったと思います。 当時起きた出来事を思い出せる限り書いていきたいと思います。 その日妻は一人で買い物に車で出掛けていました。 いつもなら一時間程で帰って来るのに、その日は中々帰ってこず、渋滞でもしているのかなと思い、特に気にせず帰宅するのを待っていました。 二時間程して帰宅し、何かあったのか聞いてみたら、どうも進入禁止の道を通り警察に切符を切られたと。 一見そこだけ聞くとただの笑い話しに聞こえるでしょう。しかしその道は地元民なら全員知っていると言うくらい有名な進入禁止の道。本人もそこは進入禁止という事は知っているはず。 何…

  • 病気発覚前 その3

    狂気の沙汰 今回の話しからかなり内容がおかしくなってきます。嘘偽りない事を先に言っておきます。 ある日仕事が終わって家に帰っていると、我が家の前にパトカーが一台止まっていました。 え?と思ったらパトカーはそのまますぐに発進。急いで家に帰ると泣きながら怒っている妻の姿が。 何があったのか聞いてみると、家が道路に面しているのですが、その道路を挟んで反対側にグラウンド場があって、そこでよくサッカーの練習をしているのですが、そこで練習している高校生達が自分の悪口をずっと言っているから警察を呼んだと言うのです。 まさかそんな訳ないだろうと思い、なんと言われたのか聞いてみると、 「ブス。」 「死ね。」 「…

  • 病気発覚前 その2

    行動と言動が異常 前回の続きです。 この頃から徐々に行動がおかしくなってきました。 まず、カーテンを遮光性の一番高いものに全て買い替えました。 そんな事する必要ないと言っても聞かず、理由を聞いても答えず。 仕方なしに買い替えました。 その一ヶ月後くらいでしょうか、仕事が終わって家に帰ると家中のカーテン全てに隙間がないようにみっちりとガムテープが貼られていました。 何事かと思い本人に聞いてみると、 「外の光が入ってくるのが嫌だ!」 こう答えました。(これは後に嘘だと気付く) 今思えば何故この時気付かなかったのでしょう。まあ嫌なのだろう。と特に気に留めていませんでした。 仕事が終わり家に帰宅すると…

  • 病気発覚前 その1

    病気の前兆 当時私は統合失調症という言葉すら耳にした事がありませんでした。 なんとなく妻がおかしいなと気付いたのは約7年前。 子供もまだ3才でした。 その頃妻は病院に勤務していました。と言っても看護師ではなく、清掃員としてです。 その病院はご年配の方の認知症や精神科を扱っている病院でした。 この頃よく妻が仕事の愚痴を言っていました。 しきりに言っていたのが、 「通りすがりに文句を言われる。」 「みんなに悪口を言われる。」 自分がこれを聞いた時いつもこう返していました、 「そういう病院だし聞き流せば?一々気にすることない。」 きっと多数の方がこう返すでしょう。まさかそれが幻聴だなんて思う方まず居…

  • 初めまして

    はじめに 現在小学三年生の娘、統合失調症の妻と三人で暮らしております。 約6年程前に妻の病気が発覚し、そこから自分の人生が大きく変わりました。 このブログを始めようと思ったきっかけは自分の気持ちを整理するためです。 なので不快な表現等ででくると思います。 しかし自分が感じた事を全てぶつけるにはブログという形が一番良いと思い、思った事、起きた出来事全て記していきたいと思います。

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ハンドル名
おっとっとさん
ブログタイトル
統合失調症の妻と苦悶の日々
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