認知機能リハビリを知ろう! 【神経認知機能リハビリNEAR説明編】
今回は、病院や施設で行われている認知機能をきたえるプログラムがどんなものなのか詳しく説明したいと思います。 これから認知機能リハビリを受けたい、やってみたいとお考えの方は是非ご参考ください。 目次 神経認知機能リハビリの対象は? 具体的にどんなことするの? パソコンセッションってどんな感じ? 言語セッションってどんな感じ? 認知機能リハビリをするとこんな効果があります! 神経認知機能リハビリの対象は? まず、どんな方が対象となっているのか? 簡単に言うと、精神疾患の主な病状が落ち着いた後もなかなか頭の働きが元の状態に戻らないと感じている方が対象です。 たとえば、記憶力が落ちた、長続きできない、集中が続かない、処理が遅くなった、頭が動かないなどの状態を感じている方です。 *神経認知機能についてはこちら→認知機能紹介(神経認知) *認知機能の自己評価はこちら→あなたの認知機能は大丈夫?認知機能を自己評価してみましょう。 NEARに適している条件は次のとおりです。 最近は、認知機能の低下がどの精神疾患にも伴うことがわかってきました。 統合失調症のみでなく、うつ病や躁うつ病、発達障害、認知症(軽度)にも、リハビリによる認知機能の改善が報告されています。 現在、認知機能リハビリをおこなっている施設は、病院、デイケア、就労支援、リワークなどです。 目次に戻る 具体的にどんなことするの? NEARの構成要素は2つ。 パソコンセッションと言語セッションです。 パソコンセッションでは、ゲームソフトを使い、脳のトレーニングをします。 言語セッションでは、パソコンセッションで取り組んだ課題が実生活や認知機能とどう結びついているかを学習します。 1クール3~6か月、一回のセッションは45分から90分ほどです。 週2~3回のペースで行います。 認知機能リハビリに取り組む前に、3か月後、6か月後などのリハビリゴール(目標)を考えましょう。 目標が明確になると、認知機能の改善が抜群によくなります。 目次に戻る パソコンセッションってどんな感じ? パソコンセッションは、パソコンゲームで認知機能をきたえます。 市販されているゲームソフトやインターネットゲームを利用しています。
2019/07/31 21:06