疫学研究から考える公害被害(水俣そして福島原発)津田敏秀教授(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
尾崎コメントなぜ水俣病裁判事例から学ぼうとしないのか?マスコミは真実の報道という役割放棄をしているのではないか?福島の真の復興を真面目に考える方々にはぜひ,津田敏秀教授(岡山大学大学院環境生命科学研究科)の以下のご意見を読んでいただきたいです。意見趣旨水俣病裁判でも、ようやく疫学研究への理解が進む感がありますが、福島第一原発事故を巡る福島県の県民健康調査、福島県立医大による論文発表などを見ると、疫学的方法論に対する無理解は増幅すらしているように見えます。福島原発事故では放射性ヨウ素が放出されたことは明らかで、甲状腺がんの多発との疫学的因果関係は疑わざるを得ません。しかし、県民健康調査の検討委員会は調査で明らかにもかかわらず、放射線被ばくとの関連は「認められない」と矛盾したことを言っているのです。また、先月...疫学研究から考える公害被害(水俣そして福島原発)津田敏秀教授(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
2023/11/07 15:08