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サンクチュアリ通信BLOG・平和戦略 https://heiwasennryaku.hatenablog.com/

世界平和戦略、日本の国家戦略から、宗教、歴史、政治など、さまざまな分野を幅広くあつかうBLOGです。 分かりやすく、面白い、解説に努めます。

世界平和戦略研究会
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2019/04/24

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  • Оsaka・G20と反グローバリズム世界革命

    大阪G20は反グローバリズム国家群が主導する 4月に、反グローバリズムに立つスコット・モリソン首相が 総選挙で勝利したオーストラリアの国旗を掲げました。 永田正治(Masaharu Nagata) ● グローバリズム体制は凋落期を迎えた G20は、香港で「逃亡犯条例」の改正に反対する大規模デモが行われている最中に行われます。20カ国首脳のなかで最も居心地の悪い人物は中国の周近平主席でしょう。反対に、最も、意気揚々とした気持ちで日本に来るのは、外交で成果を上げているアメリカのトランプ大統領でしょう。 米・中は激しい貿易戦争を繰り広げ、中国経済は急速に弱体化し、周主席は、香港問題と貿易問題という重…

  • 秀吉の朝鮮侵攻の発案は「西洋弱肉強食の国際政治」から

    西洋国際政治は日本にとっては危険思想だった 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-12》 永田正治(Masaharu Nagata) ●ズバリ!他国侵攻は、信長が、西洋弱肉強食の国際政治から学んだ フロイスは、信長と何度も会い長時間談話し、世界の情報を伝えました。しかし、フロイスが著した『日本史』には情報の具体的内容についてほとんど書かれていません。彼は、信長の死の翌年から『日本史』を書き始めましたが、執筆中にキリシタンをめぐる情勢は激変し、読み手が誰であれ、書くと都合が悪い内容が多くなりました。とくに、暴君であった信長と宣教師の「蜜月関係」の詳細は、もっとも書けない部分だっ…

  • 中天に輝くキリシタンの栄光・信長はここまでキリスト教を優遇した !

    信長は天皇が求めても献上しなかった安土城屏風絵を宣教師に与えた 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-11》 永田正治(Masaharu Nagata) ●キリスト教宣教師を貴族と同等に扱った「馬揃え」 村重謀反の翌年、イエズス会の巡察師アレクサンドル・ヴァリニャーノが来日しました。彼はイタリア貴族出身、長身、端正な顔立ちで、すぐれた見識を兼ねそなえた傑物でした。東洋での宣教活動をとり仕切る大きな権限をもち、日本教会の規律を定め、宣教地区を五畿内、豊後、下(豊後以外の九州地域)の3地域に分けました。また有馬に神学校セミナリヨ、府内に聖職者を育成するコレジョ、臼杵に修練院を設立…

  • 日本史の一大奇観・なぜか、信長の異常なキリスト教保護

    魔王信長、宣教師フロイスの勇気に感動す 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-10》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●信長・フロイス、二条城での会見 永禄12年(1569)の4月3日、今度は、信長が会見を申し出、場所は二条城の建設現場を指定しました。信長は、堀の橋の上でフロイスを待ち、橋の板に腰を下ろして談話を始めました。 信長はフロイスの年齢、ポルトガルとインドから来てどれほどになるのか、どのくらいの期間勉強したか、親族はポルトガルでフロイスと再会したいと願っているか、ヨーロッパやインドから毎年書簡を受け取るか、また、どれくらいの道のりなのか、そして日本に…

  • 戦国キリスト教・激動ヨーロッパから激戦日本に

    ザビエル来訪は躍動する戦国脱亜時代を拓いた 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-9》 永田正治 (Masaharu Nagata) われらは唯一のデウス、唯一の信仰、唯一の洗礼、唯一のカトリック教会を唱道する。日本には十三の宗派があり、そのほとんどすべてが礼拝と尊崇とにおいて一致しない。 (『フロイスの日本覚書』松田毅一・E.ヨリッセン 中央公論社) * * * ●中国からヨーロッパへ、先進知識の供給源が大転換 戦国時代の末期、日本にやって来たカトリックの宣教師は、ローマ教皇の意をうけ、キリスト教を布教するため海外にのり出したイエズス会の司祭たちでした。彼らを支援したのは、…

  • 「原版エクソシスト」の真実・ホラーは宗教か?

    エクソシストは愛の勝利の物語 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●ホラーの本質と「エクソシスト」 人は「怖いもの見たさ」という心理があります。とくに若者には強く、ホラー映画や恐いテレビ番組などはたいへんな人気があります。ホラーは、霊的存在である悪魔や呪いがテーマとなるものですから、明らかに宗教的です。その背景は、過去に人が人に対して犯した恐ろしい行為です。 これは、宗教はつよく意識します。罪や業と規定し、解決しなければ人は救われません。しかし、悪魔、呪い、怨念などは、本来あってはならないものとして、必要以上に表にあらわしません。むしろ反対のものである、神や仏、賛美、許しなどを強調…

  • 聖徳太子コンプレックスと仏教史の黒子・蘇我馬子

    日本人は宗教奨励を聖徳太子のような偉大な指導者の役割と誤解している 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-8》 永田正治 (Masaharu Nagata) 遠く天竺から三韓に至るまで、教に従い尊敬されています。それ故百済王の臣明は、つつしんで侍臣の怒利斯致契を遣わして朝に伝え、国中に流通させ、わが流れは東に伝わらんと仏がのべられたことを、果たそうと思うのです。 (百済聖明王の国書) (『全現代語訳日本書紀』欽明天皇条 宇治谷孟 講談社) * * * ●仏教受容をめぐる大戦争 朝鮮三国の例を踏まえながら、日本の仏教受容過程をかんがえます。日本の仏教伝来は、新羅より11年遅れた…

  • 韓国と日本・仏教伝来の根本的ちがい

    韓国の仏教受容は中華帝国の影響のもとに成された 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-7》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●仏教、東アジアへ 仏教は紀元前3世紀の中ごろ、マウリヤ朝のアショカ王に保護されインド全域に広がり、海を渡りセイロン島まで伝わりました。マウリヤ朝滅亡後には迫害期や停滞期もありましたが、2世紀にクシャン朝のカニシカ王に保護され、ガンダーラ美術を生みだすような全盛期を迎えました。仏教はインドのふたつの帝国に受容され、帝国領と周辺に伝わったのです。 西域(中央アジア)から中国への伝播は、数百年をかけインドや西域の僧、仏教を学び経典をもち帰るた…

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